笑林小子 II 之新烏龍院 1994年
映画
笑林小子 II 之新烏龍院
1994年 台湾・香港
Shaolin Popey II: Messy Temple
Xiao lin xiao zi II: Xin wu long yuan
監督:チュー・イェンピン(朱延平)
出演:ハオ・シャオウェン(郝劭文) シー・シャオロン(釋小龍)
IMDb Xiao lin xiao zi II: Xin wu long yuan
ハオ・シャオウェンが台湾映画で活躍していたのは、1990年代。4才のときに笑林小子(旋風小子)に出演して、その演技力が高く評価された。このときに一緒に出演したのがシー・シャオロン。シー・シャオロンは本格的なカンフーをこなすアクション子役だ。一方で、ハオ・シャオウェンはコメディ子役で元気に走り回っている。こういう対照的な2人だが、シー・シャオロンは2才年上だった。
2人のデビュー作が好評だったのだろう。すぐに2作目が作られている。それが今回紹介する笑林小子 II 之新烏龍院だ。2人は小坊主の役だが、アクション子役とコメディ子役という設定は変わらない。本来、このシリーズはアイドルによる学園ものと子役のカンフーが組み合わさったような映画だけれども、子役の存在感が大きくなっていった感じがある。
この映画で、コメディ子役のハオ・シャオウェンには、面白いセリフ、変顔芸などの演技にに加えて、裸芸・尻芸・珍芸が加わることになったのだ。まず、来来キョンシーズの伝説の場面の再現をしている。すなわち「珍で魚を捕る」だ。裸で水に入ると大きな魚が珍の周りを泳いでいる映像がある。これほんとうに魚にかわいい珍を食べられるんじゃないかというような感じ。そして突然泣き出すという展開。何があったんだと思ったら、カニに珍を挟まれた姿で水から出てきた。そしてその珍の状態をアップで見せる徹底ぶり。
他にも妖怪と戦うために、おしっこを要求され、再び珍出しをすることになった。ズボンを脱がされ珍出し、ン・マンタに珍を指でツンとされ、おしっこ放出の実演。おしっこは笠に集めて、妖怪にぶっかけるのだ。カンフー映画ではあるあるだけど、童子尿が武器になるからだね。しかし、童子尿をかけるのに失敗して、もう一回おしっこをしろとズボンを脱がされたけど、珍を絞ってもおしっこがすぐにでるはずはないよね。
4才ぐらいだとドラマでちょっと珍出しというのはあるけれども、この映画ではちょっと見えるということではない、珍出しをしながらも堂々とパワフルに演技をする天才子役の姿にみんな注目したに違いない。これに対して、共演のシー・シャオロンの方は、おっぱいを飲んでエネルギーをチャージするなどの、子供っぽい表現があったのもの、珍出しは一切要求されていない。ここで役割が違うことがわかる。
今の感覚では珍出しはあまりよくないように思うかもしれないが、考えてみてほしい。おちんちんは子孫繁栄の象徴だから、昔から縁起がよいものと考えられていたはずだ。そして中華文化としてみると、太っていることは裕福の象徴だから縁起がいいと考えられている。さらに面白い演技ができるということで、ハオ・シャオウェンは見る人に幸せを感じさせる存在になったわけだ。
この映画のあとも人気子役のハオ・シャオウェンが出演する映画は年に4本・5本も作られていくことになるが、多くの映画の中で珍出しはお約束事のように行われるようになった。裸になるし、珍をアップで見せるし、おしっこも見せるし、主役級でありながら珍に関する演技ならば何でも面白くやって見せる子役となったわけだ。9才で珍出し子役から普通の子役に戻るまで、珍芸を通てで人々を幸せにしたということになる。その珍出し子役のキャラクターが固まったのが、この笑林小子 II 之新烏龍院だ。
https://www.youtube.com/watch?v=GO8ww6_KLNA
1994年 台湾・香港
Shaolin Popey II: Messy Temple
Xiao lin xiao zi II: Xin wu long yuan
監督:チュー・イェンピン(朱延平)
出演:ハオ・シャオウェン(郝劭文) シー・シャオロン(釋小龍)
IMDb Xiao lin xiao zi II: Xin wu long yuan
ハオ・シャオウェンが台湾映画で活躍していたのは、1990年代。4才のときに笑林小子(旋風小子)に出演して、その演技力が高く評価された。このときに一緒に出演したのがシー・シャオロン。シー・シャオロンは本格的なカンフーをこなすアクション子役だ。一方で、ハオ・シャオウェンはコメディ子役で元気に走り回っている。こういう対照的な2人だが、シー・シャオロンは2才年上だった。
2人のデビュー作が好評だったのだろう。すぐに2作目が作られている。それが今回紹介する笑林小子 II 之新烏龍院だ。2人は小坊主の役だが、アクション子役とコメディ子役という設定は変わらない。本来、このシリーズはアイドルによる学園ものと子役のカンフーが組み合わさったような映画だけれども、子役の存在感が大きくなっていった感じがある。
この映画で、コメディ子役のハオ・シャオウェンには、面白いセリフ、変顔芸などの演技にに加えて、裸芸・尻芸・珍芸が加わることになったのだ。まず、来来キョンシーズの伝説の場面の再現をしている。すなわち「珍で魚を捕る」だ。裸で水に入ると大きな魚が珍の周りを泳いでいる映像がある。これほんとうに魚にかわいい珍を食べられるんじゃないかというような感じ。そして突然泣き出すという展開。何があったんだと思ったら、カニに珍を挟まれた姿で水から出てきた。そしてその珍の状態をアップで見せる徹底ぶり。
他にも妖怪と戦うために、おしっこを要求され、再び珍出しをすることになった。ズボンを脱がされ珍出し、ン・マンタに珍を指でツンとされ、おしっこ放出の実演。おしっこは笠に集めて、妖怪にぶっかけるのだ。カンフー映画ではあるあるだけど、童子尿が武器になるからだね。しかし、童子尿をかけるのに失敗して、もう一回おしっこをしろとズボンを脱がされたけど、珍を絞ってもおしっこがすぐにでるはずはないよね。
4才ぐらいだとドラマでちょっと珍出しというのはあるけれども、この映画ではちょっと見えるということではない、珍出しをしながらも堂々とパワフルに演技をする天才子役の姿にみんな注目したに違いない。これに対して、共演のシー・シャオロンの方は、おっぱいを飲んでエネルギーをチャージするなどの、子供っぽい表現があったのもの、珍出しは一切要求されていない。ここで役割が違うことがわかる。
今の感覚では珍出しはあまりよくないように思うかもしれないが、考えてみてほしい。おちんちんは子孫繁栄の象徴だから、昔から縁起がよいものと考えられていたはずだ。そして中華文化としてみると、太っていることは裕福の象徴だから縁起がいいと考えられている。さらに面白い演技ができるということで、ハオ・シャオウェンは見る人に幸せを感じさせる存在になったわけだ。
この映画のあとも人気子役のハオ・シャオウェンが出演する映画は年に4本・5本も作られていくことになるが、多くの映画の中で珍出しはお約束事のように行われるようになった。裸になるし、珍をアップで見せるし、おしっこも見せるし、主役級でありながら珍に関する演技ならば何でも面白くやって見せる子役となったわけだ。9才で珍出し子役から普通の子役に戻るまで、珍芸を通てで人々を幸せにしたということになる。その珍出し子役のキャラクターが固まったのが、この笑林小子 II 之新烏龍院だ。
https://www.youtube.com/watch?v=GO8ww6_KLNA
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