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ねむの木の詩 1974年

映画
05 /20 2023
「ねむの木の詩」は1974年に公開されたドキュメンタリー映画だ。

舞台となったのは静岡県にあるねむの木学園。宮城まり子が肢体不自由児を支援するために運営する私立の養護学校だ。障害がある子どもたちの抱える問題や支援のあり方を知ってもらう意図もあったと思うが、宮城まり子自身が自ら製作に携わっている。

  allcinema ねむの木の詩

  IMDb Nemuno-ki no uta 

子供たちは養護学校に寝泊まりしているわけだから、子供たちの生活、遊び、治療など、あらゆる場面を映し出している。

学園での生活の中にはお風呂もあるけれども、当然カメラはお風呂に入る子供たちを紹介している。そこでは複数の子のおちんちんが確認できる。

引き続きトイレの場面もあった。夜中に尿意を感じで目を覚ました男の子の場面だ。まずパンツを脱がされてからトイレに連れていかれるのだが、暗がりの中でおちんちんにスポットをあてて、ちゃんと見えるように撮影されていた。また外に出かけた場面においては、男の子が立ちションをする場面などもあり。これは少し遠くからの撮影だが、これらはすべて男の子にとっての日常なんだと思う。映画にするというときに、今の時代感覚とは異なるかもしれないけれども、当時として、この映画をみて違和感を感じる人はいなかったのではないだろうか。

しかし、映画の中でひとつだけ、これはどうなんだろうと思う場面があった。男の子が素っ裸になって草原の中を走るというものだった。男の子が外で裸でいる理由はない。お風呂やトイレという日常ではないので、創作された動画ということになるのだろう。裸の男の子が草原の中にいるというのは、まるで天使のようなイメージと考えられたのだろうか。それも、じっくり見せるため、スローで表現されている。プルプルと揺れるおちんちんを見せるための演出だったのだろうと思う。DVDのジャケットに裸の子が書かれているが、それはこの場面を表現したものだろう。

創作であるとしても、このような表現ができたし、普通に見ることができた時代だった。そのような表現がかわいいと評価もされたのだろう。今であれば、作るのは難しいと思われるが、一度映画として公開されたものは、今でもDVDなどのメディアで見ることができる。これが映画の力だと言えるかもしれないね。

台湾テレビドラマ 「濟公」(1995年)

TV番組
05 /04 2023
このブログでも過去いろいろなリンクを紹介してきたけれども
時代の流れもあって、すでに無効になっているものが多くなっている。

その中でも継続して動画が公開されているものもある。
今回は台湾のテレビドラマ「濟公」(1995年)を再掲しておきたいと思う。

濟公は宋時代の僧侶で、中国でよく信仰されていると聞く。

濟公をモデルにしたドラマや映画もいろいろと作られているが
有名なところでは、チャウ・シンチーの
「マッド・モンク 魔界ドラゴンファイター」(1993)も濟公がモデルだ。
この映画では1時間過ぎたあたりに珍場面あり、
少年二人が立小便をしているところ、夜でかすみがかかって
見えにくいがそれとなるわかるような感じがする。

今回紹介するのは、台湾で作られたドラマ「濟公」(1995)の方。
濟公を主人公にした歴史ものだが、妖怪などがでてくるファンタジー系の
どたばたコメディという感じ。

ドラマの方は第201集から怒打狗奴才のシリーズになるのだが
その前の第200集から太った男の子がキャストに加わっている。
蕭承志と名のる子供は後に剃髪して悟禪と名を改めることになる。

第204集、導師に連れられてお寺にやってきてすぐ
お風呂に入れてあげなさいということになり、大きな風呂桶が準備される。

お風呂に入るならば普通は裸になるところだが
ふんどしのような腰布を前に垂らした姿だったので違和感があった。
このあと主要なキャストになる子役を、裸にさせられないという判断だろうか。

しかし見ていると、腰布はめくれて、ちらちらと見えているような感じになる。
導師が居眠りをはじめると、少しいたずらをしようと風呂桶から出てくる。
導師と追いかけっこをするあたりでは、前の布はほとんど役に立っていない。
体を拭いているときは、その前の布もなくなり、腰ヒモが巻いてあるだけ。
前を隠しているようにして、結局は堂々と見せて演技をするという形だった。

台湾映画で、おデブちゃんが丸出しの姿で走り回るなんていうのは、
ハオ・シャオウェンの得意分野だったよね。
このドラマが放送された1995年当時だと、ハオシャオウェンは学童前の年齢で
「チャイナ・ドラゴン」に出演して、ボディペインティングで街中を歩いたり
裸でハイハイ競争をしていた頃。

蕭承志役を演じた張晉魁は、体格も年齢もハオシャオウェンを上回っている。
それを懐かしいテレビドラマとして公式ページから今でも視聴できるからいいね。

URLは以下。

  濟公 第204集 怒打狗奴才

映画一路

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