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ターチ・トリップ 1994年

映画
09 /30 2024
ターチ・トリップ

  1994年 
  監督:大木裕之

  allcinema ターチ・トリップ
  IMDb Tarch Trip

大木監督の1994年の作品。明確なストーリーはなくセリフもない。地方都市で暮らす若者の日常が淡々とつづられているようでもあるし、誰かが撮ったビデオをそのまま公開したかのような不思議な映画だった。

出てくるのは高知県の町や村、部屋の中から見える周りの建物、街並み、駅、そして風景の中にいる男の子たち、まるで写真を撮ったかのようなイメージ映像が続いていく。

そして、暑い夏の日に若い男がアパートの部屋の中を裸でうろついたりしている場面もあるし、裸で畳の上に寝そべってマスターベーションをしている場面もあった。それが特別なことではなく、映画の演出のような感じでもなく、まるで日常をただ見ているかのような感じになるのが、この映画のすごいところかな。こんな感じで自然に見せちゃっていいのかと思うようだった。もちろん大人の珍だけれども、刺激をしているので、しっかり立ち上がっていた。さすがに射精の場面までは映画にはなかったと思う。

この作品を以前「おちんちん映画リスト」で紹介したのは、2度目に発売されたVHSが無修正だったということ。ついに日本もマスターベーションしている場面を映画で無修正で見せちゃっていい時代になったんだとびっくりしたね。

昔は、海外で作られた映画は、日本に入ってきたときに局部が映っていた場合、性的な描写がなくても真っ白に消されて何も見えなかった時代が長かった。日本の映画においては、最初から性器などは見せるはずもなかった。それが洋画については性的な意図がなければ無修正でいいという流れがでてきて、少しずつヘア無修正版のようなビデオやDVDが出てきたのだ。そんな時代の流れに乗って、ターチ・トリップも無修正版が発売されたのだろう。

この当時、TSUTAYAでレンタルすれば、誰でもこの映画を見ることができたことになる。しかしその後、これはダメだよという声があがったのだろうか。DVDが発売されたときは、再び局部は修正されることになってしまった。何を見せてよいのか、何を見せてはいけないのかは、その時代の人々の感覚や考え方によっても変わってくるのだろう。当時のVHSはさすがに今では手に入らないだろう。

十三人の刺客 2010年

映画
09 /29 2024
十三人の刺客
  2010年

  監督:三池崇史
  出演:役所広司、山田孝之、伊勢谷友介

  allcinema 十三人の刺客
  IMDb Jûsan-nin no shi

1963年に公開された映画を、三池監督によりリメイクされた作品。将軍の弟という立場で鬼畜行為を繰り返す松平斉韶を打ち倒すため、十三人の男たちが立ち上がる。

その決戦の場所に選んだのは美濃の小さな村。たった13人で300人の大名行列を迎え撃つので、罠をしかけて準備をする。

珍場面は松平の軍勢が村に入ってすぐの場面だった。周囲を見ると村の様子が何かおかしい。素っ裸の男の子が珍をつまんだ状態で立っているのが見える。5才くらいかな。この子は画面に映ったままおしっこを始めていた。全身が見えるくらいなので、大写しではないが、おしっこはちゃんと出してみせているのがわかる。

このあと、この子も含めて村人は茂みの中に隠れてしまう。そうして熾烈な戦いが開始されている。

日本映画では、川遊びやお風呂で珍出しをする子が多いから、この映画のようにおしっこの場面でしかも前からおしっこを実際にやっている姿を映像で見せるのは少ないと思う。そういえば、三池監督の映画って、IZOや探偵物語のように、珍出しの男の子がキャスティングされたりすることがあるよね。

SEXUELE VOORLICHTING 1991年 【再掲】

ビデオ作品
09 /28 2024
SEXUELE VOORLICHTING

  1991年 ベルギー ビデオ作品

  Puberty: Sexual Education for Boys and Girls

  監督:ロナルド・デロンジュ

  IMDb Sexuele voorlichting

映像で確認をするのであれば、性教育の教材が一番わかりやすいと思う。以前はDVDも発売されており入手できていたのだけれども、最近はほとんどみかけなくなった。

この教材は、まさに性と性器を教えるものだ。赤ちゃんから成人男女まで性について見せながら説明をしているね。特に思春期前の男女(兄妹)がメインで展開していく。

最初の方では、まず赤ちゃんのおむつを替える場面だね。ここで男女の違いを比較して見せることからはじまっている。このくらいなら日本の性教育ビデオでも映像化できそうだけどね。

次はメインとなる兄妹が自分の体を使っていろいろと説明を行っていく。ちょうどビデオ教育の対象となる年齢だろう。兄は立ち姿で、妹は座って股を開いた状態で性器の確認をしているね。

兄は自分で包皮を剥いて亀頭の前や後ろまで念入りに見せている。また珍を持ち上げて玉袋の様子もしっかりと見せている。そして勃起の説明では、斜め上にそりあがった状態になっている。そのときは皮は下がって亀頭が露出していた。

この説明をするために、友達たちの珍も見せている。別の子は包皮を引っ張ってみたけど剥けないし、また別の子は割礼されているということだ。皮が剥ける子も、剥けない子も、割礼の子も、みんな勃起させてみせている。珍の大きさや包皮が剥けるかどうかの違いは問題ではなく、いずれも正常だということを説明していた。多様性に配慮した説明となっていた。

成長については、成長段階が異なる男女の性器の映像があるし、女性はさらに胸の変化の映像もあった。

性器のケアについては、兄妹が一緒にお風呂に入って、実際に性器を洗って見せるという場面が作られていた。

そして男子については、夢精の問題をとりあげなければならないだろう。兄が目覚めたときにパジャマが濡れていたという場面を設定してあった。目覚めた兄は珍を出して確認したあと、マスターベーションで続きをやると言う場面となっていた。

その夢精についても、いわゆる性的夢に伴うものである。それは兄がガールフレンドと裸で一緒にいる場面を説明している。そして兄はマスターベーションの最中も、ガールフレンドと裸でお互いの体を触るイメージを膨らませている。その兄の性的夢や空想の世界も映像になっていた。それが終わると、勃起から緩んだ珍とお腹の上に液体が乗っている場面。射精の場面はなかったが、兄の顔の表情でそれらしいことはわかる。この液体が本物かどうかは、よくわからない。

最後は、成人の男女が交わる場面になっていく。それから避妊具の使用方法なども説明されており、必要な情報は映像で見せられているように思う。成人の場面を考えたら、思春期前の子供が空想しながらマスターベーションするのは、かわいいものだという感じなのかな。

いずれもしても、言葉だけで想像させるようなことはしていない。実写で見せて明確に説明すれば、誰がみてもわかるということだろうね。

これが作られたのは1991年の話、今はこのDVDも世の中には出回ってない。最近の性教育の動画というのは、こういう同年代のモデルを登場させることなく、むしろ大人のモデルを全裸にしてステージに立たせ、じっくり性器を観察するものが多くなっている。思春期前のモデルを登場させて性器を見せて教育するという発想は、今の時代ではないのだろう。

男!あばれはっちゃく 1980~1982年

TV番組
09 /27 2024
男!あばれはっちゃく

  テレビ朝日系列 1980年~1982年
  allcinema 男!あばれはっちゃく


1980年3月から1982年3月まではっちゃくシリーズの第2弾として放送された。5年生で東京に引っ越しをするところが第1話で、6年生で卒業するのが最終話。2年間も子役、栗又厚が主人公として活躍した。これは10才~12才の期間、リアルに小学校卒業まで、長太郎の看板を背負って人生を送ったことになるよね。

ドラマを見ると、長太郎をはじめ子供たちの半ズボンがピチピチ。ズボンの丈はゼロに近く、足を開くと股のところからはブリーフが見えるというのが常だった。今の子供たちはこういう半ズボンはあまり穿かないだろうね。長太郎は元気なキャラクターで、最初の頃の目力がすごかった。始まった頃はあどけなさの残る顔つきだったのに、2年も経過すると凛々しい顔になったし、声変わりをしてすっかり別の人になったなと思う。さすがに半ズボンの年代じゃない感じだ。子役を使ったドラマで2年も継続するのは、かなり無理があるなと思った。

元気な子なので、上半身裸の場面などはたくさんあった。そればかりか、素っ裸にされたことも何度もある。その脱ぎっぷりの良さもなかなかのものだと思う。そこで、まずは珍は見えないけれども、裸にされてしまった場面を紹介しよう。

第3話 ドジな兄貴さ㋪作戦
 川で流されているお兄さんを助けに行く場面。自分でボートを出して勇敢に漕いでいく。なかなかのアクション場面だ。お兄さんを助けるところまではばっちりだけれども、自分がボートから川に落ちてしまった。そのあとは銭湯。風呂から上がってくるところ、しっかりタオルで前を隠している。

第13話 決斗!ジジババ㋪作戦
 冒頭の寸劇、高飛び込みの挑戦する場面。プールの中に飛び込んだら、水着が水に浮いているではないか。
 はしごを昇ってくるところは素っ裸。日焼けしてないお尻が印象的。珍は見えない。

第21話 踊れ!黒潮㋪作戦
 この回は裸ではないけれども、ブリーフ姿になっていたので、とりあげておく。場所は和歌山、食べ物が必要ということで魚をとっている場面だ。男子たちはブリーフ姿で海に入り、女の子たちは岩場で様子をみている。

第22話 探せ!海賊の宝 
 和歌山紀伊勝浦の洞窟温泉でのロケ。最後のオチで温泉でジャンプ。しっかりタオルで隠している。この回は、お兄さんとお父さんも別の時間でお風呂に入っているが、兄もきわどい感じで前をタオルで隠している。一方お父さんも尻丸だしで映っていた。

第31話 走れ!ジャジャ馬㋪作戦
 教育実習生のお宅で、池に落ちてお風呂に入れてもらう場面。先生のお母さんに体をあらってもらっている。堂々と裸を見せているのはいいのだけれども、前はタオルでしっかり隠している。

第72話 怒れ!桜島㋪作戦
 桜島旅行の一回目、お兄さんとお風呂で翌日の決斗について話をする場面。お兄さんはタオルを腰に巻いている。長太郎はお尻を見せながら兄に近づき、話が終わったあとは正面をカメラに見せながら戻ってくるが、しっかりタオルで前を隠している。

第91話 晴れ姿!土俵入り㋪作戦
 相撲部屋から逃げた谷川という力士のまわしを長太郎が相撲部屋に返しにいった場面。体重を聞かれて63キロと答えると、いいからだしているとばかりに強制着替えとなった。力士たちは長太郎を抱えあげ、半ズボンを脱がしたところまで映して、このあと長太郎はまわし姿になっていた。
 
このように、長太郎役の栗又厚は、何度も裸にさせられているが、ドラマでは股間を隠したり、タオルでしっかり押さえて間違っても大事なものが見えないようにしていたと思う。しかし、一回だけ前を隠せなくて、これは見えちゃったなというのが次の場面だ。

第48話 デコボコ母ちゃん㋪作戦

お母さんがいつも訪問散髪にいっているおじいさんがいるのだけれども、その日はお母さんが行かなかったので、おじいさんが怒ってしまった。そこで長太郎とあきら君がおじいさんのところに行っておじいさんの家のお掃除をしたり、お手伝いをした。するとおじいさんから、「頭をシャンプーしてくれ」という要望があった。たまたま敬老の日のサービスデイだと知っていた長太郎は、おじいさんを銭湯に連れていくことを思いつく。

銭湯では、長太郎とあきら君が、おじいさんの頭からお湯をかけたりするし、長太郎はおじいさんの背中を洗ってあげることにした。昔の銭湯は中ほどの洗い場は鏡やシャワーがついておらず、低いカランがあるだけ。おじいさんと長太郎を斜め前から遮るものなく撮影ができる。長太郎は腰にタオルを巻き、両手でおじいさんの背中を洗うのだけれども、中腰になると、タオルがめくれあがり隠せない状態になってしまう。長太郎ががんばっておじいさんの背中をこすっているときに、少しだけ珍がテレビに映った。

いつもはしっかりタオルや手で隠していたわけだけど、この回は両手で背中を流す動作があるので、わざわざ腰にタオルを巻いていたんだよね。しかし隠したつもりだったけどタオルがめくれてしまうのは防げなかったということだろう。当然ここで見せる意図はないはずだ。一瞬のことだし、映っちゃったけど子役だから気にせず放送したのだろう。

2年で100回以上の放送があり、その間に全裸・半裸の姿もいろいろあったけれども、珍出しはおそらくこの1回だけだと思う。

コミッサール (1967)

映画
09 /26 2024
コミッサール

  旧ソ連映画 1967年
  Komissar
  The Commissar
  КОМИССАР

  監督:アレクサンドル・アスコリドフ
  出演:ノンナ・モルジュコーワ

  allcinema コミッサール
  IMDb Komissar

この映画はロシア十月革命後のウクライナが舞台となっている。革命後も、革命軍、反革命軍が争ってソ連は内戦状態にあった。主人公はクラウディアという女性で、革命軍の忠実な兵士であり、コミッサール(政治委員)であった。男に引けをとらない彼女であったが、将校の子を妊娠したことから物語が展開する。クラウディアは貧しいユダヤ人の家にかくまわれて、男の子を出産することになる。映画は、主人公が革命戦士の立場と、子供の母の立場の間で葛藤する心を描いていく。

映画で、ユダヤ人の立場がなかなか微妙だとわかる。革命軍とは友好的な関係をつくるが、反革命軍が優勢になると、ユダヤ人狩を始めるのではないかと心配をしている。クラウディアを預かるユダヤ人家族は陽気なお父さんと、6人の子供を育てるお母さんというにぎやかな家庭となっており、クラウディアの心に母性を呼び覚まさせる環境を与えている。

前半に、ユダヤ人家族の描写がいくつか出てくる。朝起きる子供たちを見ると、パンツ穿いてないようだ。お尻丸出しだし、特に女の子は、一瞬だけれども前の大事な部分が見える。

それから、少しあとには家の外にタライをおいて、お母さんが子供たちに水浴びをさせる場面がある。男の子2人と女の子1が元気にはしゃいでいる様子が描かれている。そこを通りかかるのは武器を運んでいる兵士。馬車が通りすぎるときに、子供たちは立ち姿になるけれども、通りすぎる馬車越しに2人の男の子と1人の女の子の下半身が大写しで見えている。ユダヤ人は赤ちゃんの時に割礼を受けるので、小さな男の子であっても包皮はない。ここでクローズアップしてわざわざ子供の亀頭を見せるのは、ユダヤ人であることを強調したものだろう。

このあとも、ユダヤ人家庭の子育ての中では、男の子のズボンをぬがして、水でお尻を洗う場面もある。ここはお尻の間から珍の裏側が見える状態だった。

子供たちのこのような状況は大家族ではありがちな描写だろうと思うが、子供たちの遊びの中に、考えさせられるものもあった。兄弟同士で革命ごっこのようなものをしている場面があった。武器をもった兄弟たちが姉妹の一人を追いかけ、服を無理やり破り、ネックレスを引きちぎり、ヒモで縛り上げてリンチに発展していく。平等な世界をつくるという理想を掲げて革命を行っていても、子供たちのこのような様子を見ると考えさせられる。

この映画は1967年に十月革命の50周年にあわせて作られたようだが、当時のソ連では上映禁止となり、長く日の目を見ることはなかった。その後ソ連では1988年に上映されることになった。革命と家族愛との葛藤を示す映画のテーマを考えると、ソ連で上映ができなかったのもわかる気がする。日本では1990年が初公開。その後日本では、DVDも発売されているようだ。

https://www.youtube.com/watch?v=RoJIhadFY1Q

フォレスト:ふたりの森  【再掲】 

映画
09 /25 2024
フォレスト:ふたりの森

  タイ映画 2016年 (日本国内劇場未公開 配信のみ)

  The Forest
  ป่า
  
  監督:ポール・スパリアー
  出演:ワナサ・ウィンタウォン、タナポル・カムクンカム、アサニー・スワン

  allcinema フォレストふたりの森
  IMDb The Forest

イギリスの監督がタイの田舎の村で撮影した映画で、ジャンルとしては、ファンタジーとかホラーになるだろう。日本では唯一Netflixで配信され見ることができたのだけれども、初めて見たときには、正直びっくりした。子役を完全に裸にして堂々と撮影していたのだが、2016年当時では、そういう表現がかなり難しい時代になっていたからだ。主人公ジャを演じているのは小5の女の子で、その相手役の少年は小6。

主人公のジャは口のきけない女の子で、小学校ではひどくいじめられていた。そこに僧侶をやめて小学校の教師になったプリーチャ先生が赴任してくる。先生はいじめられている主人公のことを気に掛けるようになる。

最初の珍場面は、主人公が森に入って湖のほとりにいるとき、森の主だという全裸の少年が現れる。この少年が野生児なのかゴーストなのか、この時点では不明だが、不思議なことに口のきけない主人公がこの少年とは普通に話ができてしまったということ。おちんちん丸出しの男子なんて相手にしないと主人公は話をしている。

次の珍場面は、少年は村で短パンを盗む場面だ。少年は主人公と友達になりたいと思ったのだろう。この後、主人公の前に現れるときは短パン着用の姿になっていた。口のきけない主人公は学校でいじめられているので、森の中に安息を見出すようになっていく。こうして二人の心は惹かれあっていく。

主人公が森の少年に心を惹かれていくのと並行して、大人の情事も進行していく。プリーチャ先生はたまたま女先生がシャワーから出てきた場面を目撃するなんてこともあり、女先生の映像はヘアもしっかり映っていた。そして嵐の晩には二人は関係を持つにいたる。

そして主人公と森の少年も、露出度が高くなっていく。裸で滝で水遊びをしたりしている場面があったが、さすがに女の子の前は映像で見えないようにしていた。主人公については、他にもお風呂の場面があったが、上半身しか見えないように撮影されていた。

そして一番問題となる珍場面が終盤にある(かなりネタバレ)。森に放火され、二人は森で命を失い、ゴーストになった。正確に言うと火事で亡くなったのは、森で暮らす主人公とそのお父さん。森の少年は最初からゴーストで、以前湖で溺れて死んだ主人公の兄だ。プリーチャ先生は教え子を救えなかったことを悔いて仏前で祈るが、そのあと森にやってきて、ゴーストの二人を発見する。そうして夕日の方向に二人を送り出すという流れ。仏教的に考えると、二人の魂を西方浄土へ旅立たせることで成仏させるという意味だと思われる。

先生がゴーストの二人を発見したときは、二人は裸で添い寝していた。もちろん性的な描写じゃないのだけれども、見ていてどっきりするような描写が続く。先生に連れられて岩の上を歩いていく場面は、横から前から映されている。男女とも大事な部分が丸見えなんだけれどもど、映画として作られているので、当時のNetflix配信でも特段の修正はされていなかった。

面白かったのは映画の序盤と終盤で、子役の体の成長が感じ取れることだ。最初の出会いの場面では、少年の珍は前に立ち上がった状態だったが、このときはまだ子供らしい珍に見えた。最後の旅立ちの場面の珍も立ち上がった状態だったが、最初の頃の珍とは形が違う。より太く長くなった感じがあるし、玉袋もしっかりと垂れ下がって大人のそれに近くなったようだ。最初の撮影から多少時間が経ってから撮られたものだろう。歩いているとプルプルと揺れるのがわかるような勃起映像だ。最後の場面は主人公の女子も裸だから、やっぱ意識して硬くなるのコントロールできなかったのだろうか。

主役をした二人や、小学校の子供たちは、撮影をした小学校や近くの小学校からオーディションで選ばれた子供たちらしい。2016年当時でこのような映画がよく作れたなと思うし、それを公開できているということも珍しいだろう、まさに珍映画だ。ちなみに、映画全体としては、裸の描写以外にも、少年が大人を襲ってはらわたをえぐりだすとか、少年がいじめっ子の少女を斧で惨殺するなどの過激描写もある。おそらく年齢制限がついたのではないかと思う。

https://watch.plex.tv/watch/movie/the-forest-2016-2?uri=provider%3A%2F%2Ftv.plex.provider.vod%2Flibrary%2Fmetadata%2F5d776c25ad5437001f7b5384

巨人と玩具 1954年

映画
09 /24 2024
巨人と玩具

  1954年

  監督:増村安造 
  出演:川口浩 野添ひとみ 高松英郎

  allcinema 巨人と玩具
  IMDb Kyojin to gangu

開高健の小説が原作となっている。物語はお菓子メーカーが宣伝合戦を繰り広げるというもので、広告やキャンペーン合戦がエスカレートしていくのを風刺した映画になっている。キャラメルを売る会社が三社あって、これで競争をするというのも、今からは想像できない設定かもしれない。宇宙服を着てキャンペーンとかやっているしね。

珍場面は、女優が写真を撮られている場面の中にあった。銭湯の中にしゃがんでいる男の子3人がいて、頭からお湯をかけている場面だ。お湯をかけたら男の子は立ち上がってくる。動きがあるので見えにくいが、正面に見える男の子は長さのある珍が映っていた。ちょっとした場面だ。

Eu Me Lembro  2005年

映画
09 /23 2024
Eu Me Lembro

  2005年 ブラジル映画
  
  I Remember

  監督:エドガード・ナヴァロ

  IMDb Eu Me Lembro

少年が登場する映画で、多くの子が経験するけれども、映像で表現しにくいものにマスターベーションがある。ふとんの中でもぞもぞしているとか、お尻を見せて手を動かしている、飛び出した液体だけを見せるなど、少年がマスターベーションをしたことを示す表現方法はあるけれども、珍を見せるのはかなり難しい。そういう意味では、Eu Me Lembroは異色の映画だと言える。

映画は主人公ギーガの回想シーンが繰り広げられていくが、少年時代に家の中でいろいろなものを見たり、また自分が体験したりしたことを、あからさまに映像にしているのだ。

問題場面の一つは、ギーガが7歳のときの目撃場面。13歳の兄のベッドに家政婦がいた。家政婦は胸を露出しているし、兄の珍をお口で刺激してあげている。兄はとても気持ちよさそうにしているのだ。この場面、皮のむけてない兄の珍を家政婦が手で引っ張り出すところが大写しで表現されている。

そしてさらに問題場面がでてくるのは、ギーガが11歳になってから。やはり少年として性に関心が高まってくるからだ。学校の図書館で性について書いてある本を友達と読んで予習をする。そして家に帰るとエロ漫画を開き、服を着たままズボンのチャックを開け珍を右手で覆っている。このあたりは部屋の上からの遠景。それからは右手は動き続けている。カメラはもっと近くに寄って少年の表情を見せる。左手は漫画をめくる。動き続けている右手のアップから少年の顔までアップで映し、少年が限界という場面で体をベッドに投げ出して手を離すと、勃起した珍が現れる。アップの映像は途中でカットを入れてないので、本当に自分で刺激して勃起させて手を離すまでカメラの前でやっているし、絶頂感の表情の演技までさせたことになる。

もっとよく見えるようにとさらにカメラは主人公の真上からもう一度珍の状態を確認している。珍は皮が被ったままで100%勃起状態。毛はまだ生えていない。液体らしきものも出ていない。最後にピクリと珍が動くところまで映像になっている。

この回想場面の直後、シャワーを浴びる少年の場面になる。前の動画は服を着たままの少年の行動の一部始終を見せるものだったので、ズボンから出ている珍しか見えなかった。こちらはシャワー中なので、珍や玉を含む体の状態が見られる。こちらも勃起状態が大写しになるが、珍を手で握ってこすっているので、全体は見えていない。

13歳の兄の方は自分でやっているのではなく、されるままにしていればよいが、11歳の主人公の方は自分でやって見せるというのが中心となるので、頑張って演技しましたということになるのだろう。

  https://vk.com/video-176526271_456241105



プールで遊ぶ子供たち

文化・習俗
09 /22 2024
コメントでいただいたYouTube動画を紹介します。

ネパールの村のプールですね。山の斜面に水をためる場所ですね。泥ですごく濁っているけれども、子供たちは素っ裸で楽しそうにしています。こういう動画、最近はあまり見なくなりました。これも消されるかもしれないですね。

 https://www.youtube.com/watch?v=Cizs_qBotzs&list=WL&index=264

Erziehung zum Ungehorsam 1969年

TV番組
09 /21 2024
Erziehung zum Ungehorsam
  
  1969年 NDR(北ドイツ放送)

  IMDb Erziehung zum Ungehorsam

西ドイツ時代のキンダーラーデン「自主管理型保育施設」を紹介するテレビのドキュメンタリー映画。左翼学生たちが自主的に子供を預かる保育所を設置して運営したのがはじまりらしい。ある面、自由な風潮でやっているということなんだろうけど、ドキュメンタリーをみると、むしろ退廃的じゃないのかなと思うところもある。都市では子供を預けるところが足りなかったのかもしれないが、当時の人たちはこのドキュメンタリーをみてどのように思っていたのだろうか。

開始後13分あたり、子供たちがアイスを食べながら街を歩いている場面。見ていると男の子2人くらいはフルチンだった。保育所がそういう方針というのは仕方ないけれども、周囲の街の人は、子供に服を着させなさいと注意しないのだろうか。

17分頃の食事の場面も裸の子がいるね。椅子を渡るように移動している子は女の子だけど、この子も丸見え。子供だからまあいいかってことか。今の感覚とは違うのだろうね。

引き続き子供たちが遊んでいる場面に変わる。寝ている男の子をおもちゃにしているのだけれども、先生と女の子たちが、男の子のお腹や胸に絵の具か口紅のような染料をつけて遊んでいる。されるままの男の子のパンツをずりおろして、珍を丸出しにした。見るとびんびんに勃起している。その珍を女の子たちがつまんだり、染料をつけたりして遊ぶんだよね。もちろん女の子が手を話すと珍がピンと跳ね上がっている。起きた男の子がズボンを穿こうとしたら、それをじゃまして、まだ女の子たちは珍を触って遊ぼうとする。

これが当時の自由な保育だと言われたら、そうなのかなと思わなくもない。日本でも、園児を裸にしてシャワーを浴びせたり、裸でプールに入れたりすることがあっただろうし、お風呂も園児だと混浴が普通。それはおかしいからやめてほしいとクレームをつけるようになったのは、わりと最近になってからのことだからね。

映画に出ている子たちは今では60歳近くになったと思うけれども、どのように成長したのだろう。

  https://tube.switch.ch/videos/GzvzdY1I5O

水曜スペシャル 探検隊シリーズ

TV番組
09 /20 2024
水曜スペシャル 探検シリーズ

  テレビ朝日系列 

1976年~1986年頃までテレビ朝日系列で放送されたバラエティ番組。特に川口探検隊シリーズは人気があった。探検隊として南方のジャングルに踏み入ったり、文明との接触の少ない人々の取材など積極的に行っていた。

2002年以降は、藤岡弘探検隊が放送されており、今回はその一例について紹介しよう。

藤岡弘、探検隊シリーズ第4弾!エチオピア奥地3000キロ 
幻の白ナイル源流地帯!古代裸族に人類の原点を見た!! (2004年1月2日放送)

これは正月の放送だった。探検隊はエチオピアのオモ地域に探検・取材に行っている。エジプトの文明にかかわる痕跡を、このナイル流域で見つけられるかという趣旨で探検をしたようだ。

いくつかの村を訪ねているが、ムルシ族の村では女性たちは唇にリップケースをはめた姿で出ているし、男たちはスティックファイトをやっている場面が撮られている。このスティックファイトはほとんどの参加者が全裸なんだけど、大人については下半身を修正しているようだ。子供の方は2002年時点でも無修正だった。村にいてカメラに映っている子供がいるが、珍は見えていた。特にボディペイントを見せる場面においては、子供の全身を見せていた。足元から頭までカメラを動かしながら大きく見せるので、珍もしっかりと観察できた。印象は子供たちでもかなり長いという感じだった。

ハマー族の村では、ブルジャンプの場面を取材していた。牛を並べて背中を走って渡る儀式だ。儀式をする男性はこれも伝統的に全裸ということになっているので、裸で牛の背中を走っていたが、お尻は見えても股間は修正という表現だった。実はこの儀式に、日本から行った大和隊員もチャレンジしていた。全裸でやることになるけれども、当然のこと修正をされていた。

2002年当時の修正判断は、大人は珍が見えているところは全部修正、それ以外のお尻などは別に問題なし、子供は珍が見えても全然平気ということなんだろう。もしこれが1970年に放送されたものならば、スティックファイトやブルジャンプなどの儀式ををしている人たちは、修正などされるはずがなく、前がぶらぶらした状態で放送されただろう。ただし、隊員が全裸で儀式に参加する必要があったとしたら、その場面だけは修正されたに違いない。昔のテレビの感覚は、日頃裸で生活している人は珍が見えるのは問題なしという基準だったから、現地の人は裸でもOKで、日本人の裸はNGという判断になるからだ。


略奪の大地 1988年

映画
09 /19 2024
略奪の大地 

  1988年 ブルガリア映画

  TIME OF VIOLENCE
  VREME NA NASILIE
 
  監督:リュドミル・スタイコフ

  allcinema 略奪の大地
  IMDb Vreme na nasilie

オスマントルコ支配下のブルガリア。17世紀当時の東欧における宗教対立と虐殺をテーマにした映画。

主人公のカライブラヒムは、イニチェリ騎兵軍の将軍として、生まれたブルガリアの村に戻ってくる。彼の使命は、トルコの命令により、キリスト教徒をイスラム教徒に改宗させることである。ブルガリアの人たちは多くがキリスト教徒であったが、命令に従わないものは、拷問・虐殺という手段がとられていく。1988年は東欧の民主化が進んだ時代でもあり、宗教弾圧や虐殺の歴史を扱った映画として、当時は多くの人の心をつかんだとされている。

映画の序盤はカライブラヒム将軍が馬に乗って村を目指す場面となっているが、いろいろな映像が頭の中をかけめぐる様子が描かれている。トルコはキリスト教徒の子弟を集めてイスラム改宗させ、イニチェリの戦士に育て上げる政策をとっていた。カライブヒムも子供の頃にトルコに連行され、改宗させられた体験を持っている。複雑な気持ちが沸いていたに違いない。

珍場面は、この10才の頃の回想場面の中にあった。二人で川で遊んでいる場面だった。二人とも珍が見えているけれども、そこに現れた女性とのやりとりのときに、カライブラヒムの珍がクローズアップして映されている。皮の被った珍だけれども、ここは割礼を受けていないキリスト教徒の子供であるということを強調する意味で大きく見せる必要があったとうかがえる。

この映画、昔はビデオレンタルで視聴していたが、今はDVDもある。以前は映画のソフトを探すのが本当に大変で、ブルガリアでこの映画がビデオ化されたときに、販売会社から取り寄せたことがあったことを思い出す。

  https://www.youtube.com/watch?v=n5LPdV-V3xM

ザ・クロコダイル ~人食いワニ襲来~ 2012年

映画
09 /18 2024
ザ・クロコダイル ~人食いワニ襲来~

  2012年中国映画 日本国内未公開(テレビ放映)

  MILLION DOLLAR CROCODILE
  百萬巨鰐

  監督:リン・リーシェン

  allcinema ザ・クロコダイル ~人食いワニ襲来~
  IMDb Bai wan ju e


こちらもご紹介いただきましたので、本文で再掲いたします。

中国発の巨大モンスター映画「ザ・クロコダイル ~人喰いワニ襲来」。10メートル級の巨大ワニが人を襲うという恐怖映画。すごいスピードで動くワニの様子など、CGもよくできている。映像の質があがってきていると思った。

セリフを見ていると、鰐のことを「鱼:ユィ」と表現しているけど中国では広い意味でワニも含めて魚と読ぶのかな?

この映画、動物パニック映画ではあるのだけれども、ワニをかわいがっていたワニ園のご主人とワニ好きの少年「小星」という登場人物がいい味を出している。一方で小星の父親は警官として、ワニと戦う立場であり、ドラマとしても十分成立している。レストランの主人はラム・シューが演じているが、ワニに食べられてしまう残念な役だった。

中国の田舎ではよく見る通り、子供たちは水遊びをする。小星は、お父さんから水泳は禁止されていたのだけれども、数名の友達がきて、泳ぎに行こうを誘ってくる。小星はお父さんの言いつけを破って一緒に出かける。

友達たちは、誘いにきた時点ですでに何人かは上半身裸だし、走っている子の一人は半ケツ状態という、いい感じのゆるさだった。そしてダム湖に着くと、子供たちはダムの上を走ったり湖に飛び込んだりしている。みんな裸なので、飛び込む前の子は当然丸見えなんだけど、中でも一番じっくり見せたのは、小星だった。ダムの上を走ってきて、カメラの正面でちょっと躊躇したあとで飛び込んでくるが、その間、小星はずっとぶらぶらさせていた。

映画は登場人物の動きやワニの動きの場面に飛んでいくので、子供たちの水泳の場面はその後何回かに分割されている。後の場面では、ワニ目線で、子供たちの泳ぎを水中から見せたり。

小星はさらに家に戻ってからも裸だった、ワニを通報に来た女性が来たので桶で前を隠すようなしぐさもしていた。ここで今さら隠しても、映画としてはダム湖ではっきり見せていたんだけどな。人前で隠すという演技であって、映画で珍を見せることとは別の話だけど。

この映画、恐怖映画、ドラマ、あるいはコメディ、どこに主眼を置くかはっきりしない感じも否めないけど、それなりに楽しめると思う。

日本では、テレビで放送されたので知った人もいるかもしれないけれども、テレビでは修正して放送されたらしい。映画としては修正をする意図はないだろうけど、テレビの番組にされるときに修正がかかることがあるようだ。テレビやネットでの表現が厳しくなるのは、時代の流れだね。

プライムビデオの配信も今はされてないようだ。オリジナルに近いものを見るならば、DVDになるのだろうか。

  https://www.youtube.com/watch?v=99-nsC86vO4

Good Luck 恋結びの里 2012年

映画
09 /17 2024
Good Luck 恋結びの里

  2012年
  監督:瀬木直貴
  出演:山本正成、足立梨花

  allcinema Good Luck 恋結びの里
  IMDb Koi kizuna no sato

映画のご紹介情報もいただきましたので、本文に掲載いたします。一部過去の記事の再掲。

地方発の映画は、比較的おおらかで、思い切った場面が入っていたりする。三重県の温泉町を中心に展開される「Good Luck~恋結びの里」は美しい自然と、地域の文化を感じながら、ストーリーに入っていける映画だ。

小学校6年生の少年平野修が主人公で、どうやらテーマは恋物語。修はおとなしい性格の男子で、好きな女子がいるけど告白できずにいた。一方好きな相手の女子はサッカー少年とラブラブ。彼女が修のことなんて、相手にするはずもない。

実際に結婚の話が展開していくのは修の姉の方だ。男女の恋愛の姿をうまく恋結びの神社とつなげているように思った。そしてその姿を見て、主人公も告白しようと思うのだ。

映画では主人公の修以外にも、4人組男子が登場するが、地元から選ばれた子たちらしい。前半で、修と4人組が温泉に寄って帰る場面が設定されている。このとき、5人は一気に服を脱ぎ捨てて、温泉に向かってダッシュする。そして温泉の中に飛び込むという元気な場面設定だ。このとき、パンツを脱ぐのに遅れをとったデブちゃんは、ランニングシャツを脱がないまま、温泉に走った。

大股開きで飛び込む子もいれば、シャツを着たまま飛び込む子もいるが、これはどっちもマナー違反だよね。そのあと、温泉の中でふざけた子供たちは、こっぴどく叱られることになる。

12歳前後の成長期の子たちだから、素早い動作の中で飛び出すとしても、それなりのなサイズだとわかる。この当時でも、このくらいの年齢の子の珍場面はほとんどなくなっているから、思い切った場面だったかもしれない。

そして主人公については、映画の終盤でもう一度入浴場面がある。このときは、温泉の中で立ち上がってカメラに向かって近づいてくる感じ。大事な部分は水面ぎりぎりの位置になるが、波の加減で見えたり見えなかったりする。

女の子のことで頭の中がいっぱいの、少しませた主人公。体の成長具合を映画で観察してみるのも面白いだろう。

この映画が話題になったあと、DVDも増版されたけれども、現状で配信などでは見つからなかった。

パパは、出張中! 1985年

映画
09 /16 2024
パパは、出張中!

  ユーゴスラビア 1985年

  OTAC NA SLUZBENOM PUTU
  WHEN FATHER WAS AWAY ON BUSINESS

  監督:エミール・クストリッツァ
  出演:モレノ・デバルトリ

  allcinema パパは、出張中!
  IMDb Otac na sluzbenom putu

背景は、共産政権のユーゴスラビア。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の人々がそこでは暮らしていただろうし、共産政権下で疑心暗鬼になるような社会的風潮もあっただろう。まさに主人公マリクのお父さんは密告により連行されてしまうのだけれども、それをお母さんはパパは出張中だと言って子供たちに説明をしていた。

割礼の場面を見せる映画としては、非常に有名だ。割礼を行うのは、ユダヤ人だけではない。広くイスラム圏の国々でも割礼は行われている。ユダヤ人の場合は、旧約聖書の約束があって生まれて8日目に行うとされているが、イスラムの人たちの場合は、少年期に割礼を行うことが多いようだ。そのため、映画で少年が出てきて割礼を受ける場面があるとしたら、イスラム教徒の話となる。

割礼の日、兄ちゃんと主人公マリクが一緒に受けることになる。散髪屋が家にやってきて、兄とマリクは覚悟を決める。主人公はおちんちんを出して立った姿で後ろから支えられる。友達や家族が見守る中、作業は手際よく進められる。散髪屋が割礼器具を使っておちんちんを挟み込んだところまで見せている。あとは器具に添ってナイフをあてると、絞り出された皮をスパッと切り落とされるだけだ。これは映画なので、皮が切られたり、血が流れる場面はないのだが、カメラは切られる直前のおちんちんのアップを映してそのままカットを入れずに顔まで映しているので、皮が切られる前のおちんちんは間違いなく本人のものだ。

一家が引越したのち、女の子とのお風呂の場面が描かれている。この対面場面は、お互いの性器を見る場面となっている。大事な部分はお湯の中だけれども、カメラはそれぞれをのぞき込むようにアップで映している。この場面では、マリクのおちんちんには皮がついておらず、亀頭がしっかり露出していた。それを見ている女の子に自分のおちんちんが人と違うことを説明している。「僕は割礼をしたから中身が見えている」と。そして「友達(マリクの割礼場面を見ていた少年)は中身が見えない」と付け加えた。マリクはイスラム教徒だが、女の子やマリクの友達はキリスト教徒で、おちんちんに皮があるのが普通と思って暮らしている人なんだろう。

主人公は映画では6才の想定だけれども、演じるモレノ・デバルトリは映画公開当時9~10才の年齢となるね。皮が切られる前も、皮が切られた後も、いずれもおちんちんをしっかりアップで見せてから、カットをせずに顔を見せるという方法がとられている。ということは、本人は実際に割礼を受けており、割礼の前に前半の撮影が行われ、割礼の後に後半の撮影が行われたことになる。割礼を受けることを前提に映画の出演したということになるよね。皮が剥けて成長していく男の子を思わせるような、映画だね。

日本では1986年の劇場公開とVHSビデオ、DVDも出されたことがある。

  https://www.youtube.com/watch?v=5L5HNtEc0KY

A Heap of Trouble 【再掲】 

映画
09 /15 2024
A Heap of Trouble

  2011年 イギリス 短編映画 日本未公開
  監督:スティーブ・サリバン

  IMDb A Heap of Trouble

「A Heap of Trouble」は、約4分ほどのショートフィルムだ。サリバン監督は、イギリスでテレビの仕事を経験し、こうした自主映画の作製に取り掛かり、自ら発信を行っている。

閑静な住宅地、一本道にはカーブとゆるやかな傾斜がある。交通量の少ない道なので、子供たちはサッカーをしたり、大人たちは井戸端会議をしたり。アイスクリームの移動販売車が音楽を流しながらやってきて、子供たちが集まっていく。そんな平和な住宅地に行進曲の歌が聞こえてくる。その歌はどんどんと近づいてくる。人々は不思議な歌に警戒をしはじめる。そしてついに、その音源が目の前にあらわれる。

そこにあわられるのは、フリチンで歌いながら行進するおじさんたちだ。町は一瞬にして恐怖に襲われ、人々はパニック状態になる。これがもし一人の裸の男がひょっこり現れたというのであれば、怪しい奴だとみんなで取り押さえるだろう。しかし横一列に道を占有し、大声で歌いながら9人もの男が戦車のように行進してきたら、圧倒的だ。彼らがどこからやってきて、何の目的で裸で行進しているのかなんて考えている余裕もない。人々はなすすべがなく、逃げ惑う。なのに、大人の男は行進に加わりたいという衝動に駆られる。まるでウィルスが伝染するかのように描かれている。

それにしても、このギャップは何ともいえないものがある。実際に行進している人たちは、その辺に居そうな普通のおじさんたちなのに、それが裸で堂々としている。行進する姿は、背中や、お尻や、男性器や、足などの各パーツが強調され、何ものをも寄せ付けない強さが伝わってくる。日頃の生活の中で、男というものは、子供をやさしく抱きかかえるお父さんや、子供たちにアイスを売る店主などの役割を演じているわけだ。一方で、全身を太陽の下にさらけ出して力強く行進することは、日頃は表にできない男性性を表現していると言ってもよいのではないか。そしてこの不思議な行進を目撃する男たちは、自分の内に秘めた男性性の目覚めを呼び起こすことになるのだろう。

スティーブ・サリバン氏の公式ページで映画が視聴できる。この映画をみて、万が一全裸になって外に飛び出したいという衝動に駆られても、責任はもてないので、ご了承いただきたい。
  
  スティーブ・サリバン公式ページ

  A Heap of Trouble

緑のハインリヒ Der grüne Heinrich

映画
09 /14 2024
緑のハインリヒ Der grüne Heinrich

  1993年 スイス映画 日本未公開

  Der grüne Heinrich
  Henry's Romance
  
  監督:トーマス・ケーファー
  
  IMDb Der grüne Heinrich

映画の紹介をいただきましたので、本編記事にしました。

原作は、ゴットフリート・ケラーによる同名の長編小説で、1894年~1895年に発刊されている。小説には自伝的な内容が含まれている。主人公ハインリヒは、幼いころに父親を亡くし、母親から甘やかされて育ったようだ。映画化は1993年で、スイス、フランス、ドイツの共同制作。

ハインリヒは友達と3人で劇場に見学にいく場面がある。そこで、ハインリヒはサルの役をもらって、着ぐるみに着替えて、劇の練習をしているのだけれども、先に帰った男の子がハインリヒの服と靴を持ち去ってしまう。そのあと、女優と夜を明かして、家に帰るのだけれども服がないので、サルの着ぐるみの姿で帰っていった。そんな姿だから、くさむらの中で猟銃で狙われるし、とうとう着ぐるみを脱いで素っ裸で走って帰るしかなかった。

珍場面としては、最初に着ぐるみに着替えるときに裸になるので、珍が見えている。その後、翌朝になって猟銃で狙われたあとは裸の場面だけれども、石畳の街の中を多くの市民が行き交う中で、裸で走らないといけない。珍は半立ちみたいな状態でブラブラと揺れている。裸の子が走っているから、街の人からは注目される。服を盗んだ友達は、ハインリヒの恥ずかしい姿をみて大笑い。洗濯ものを盗もうとしたり・・なんとかしようと必死になっていた。そこにお母さんが現れて、助けてもらうという話。

ここまでは羞恥場面として描かれているが、引き続き、珍の見せ場が続いていた。主人公を連れ帰ったお母さんは、主人公をお風呂に入れる。カメラはお風呂の場面を前から、お母さんのスポンジを持つ手を追いかけるように体を大きく映しており、成長してふっくらとしたした珍がはっきりと見えている。さらにスポンジで珍をやさしくこすっている場面もあり、プルプル揺れるのが見えていた。

これ自体は性的な描写というわけじゃないけれども、なんとも珍を強調して見せようとする意図が感じられる。母親に甘えているという面では小説の内容とも通じるものがあるとは思うが、あくまで映画にしたときの話題作りではないかとさえ思われるような場面だ。主人公の少年時代を演じるアンドレアス・シュミットは11歳くらいだろう。

紹介いただいたURL https://m.vk.com/video-47480397_166559565

親子ジグ・ザグ 1987年

TV番組
09 /13 2024
親子ジグ・ザグ

  1987年 TBS系列
  出演:長渕剛、安田成美、伊嵜充則 
  親子ジグザグ

  テレビドラマデータベース 親子ジグ・ザグ
  allcinema 親子ジグ・ザグ

長渕剛の主演連続テレビドラマの第4作目。このドラマでは、食堂を運営する主人公下別府勇次(長渕剛)のにところに、博多に住む勇次の母親の元から、勇(伊嵜充則)という子が食堂にやってくる。勇次は知らなかったようだが、この子は勇次の子で、産んだ相手の女性はすでに亡くなっており、この子を育てないといけないといけないらしい。食堂の2階での同棲に子どもが加わって、ドタバタ劇になっていく。

第6回 1987年05月15日放送 この子はお前の子供たい

この回は、勇が食堂に現れて、勇次の子だということがわかる回だ。ドラマの最後のところで、勇がおねしょをするという場面があった。それに気が付いた勇次が、布団をはがすと、パンツを脱いで、下半身お尻丸出しの勇が布団から離れて座り込んでしまう。頭にきた勇次はシーツを勇の頭にかけて、座ったまま持ち上げて、おしっこをさせる格好でベランダに出す。部屋の中にいるときは、必死に珍を手で隠していたが、持ち上げられたときは自分で隠せず、ベランダの外からその股が映されている。珍もそうだし、玉は裏側も見えるような恰好だった。

第8回 1987年05月29日放送 オヤジはねむいヨ!

7回、8回とおねしょの話題は続く、8回では夜トイレに行くように言われて、布団の前でおしっこしようとしたり、トイレに連れていかれておしっこする姿が前方から撮られている、障害物があるが、珍が見えているようにも思う。おねしょをするので、学校でもいじめられていたけれども、この回ではいじめを跳ね返し、おねしょも克服する。

勇役の伊嵜充則は、10才でこのドラマに出演し、最初は言葉をほとんど話さない暗い顔の子を演じているが、天才子役と称賛されるような演技を見せつつ、珍出しもやり切った感じだった。

ROBBY 1968年

映画
09 /12 2024
ROBBY

  1968年 アメリカ映画

  監督:ラルフ・C・ブルームケ
  出演:ウォーレン・ラウム、リプ・シアニ

  IMDb ROBBY(1968)

コメントで動画の紹介いただきましたので、本編記事として掲載いたします。

少年ロビーが親からはぐれて船で南の孤島に流れつくというところから物語が始まる。1719年の小説『ロビンソン・クルーソー』を現代風にアレンジしたもので、出演者を子供にして作られている。

無人島のようだけれども、島で暮らす黒人少年(フライデー)と出会う。食べ物をくれたり、川でおぼれそうになったところを助けてもらい、友達になるけれども、フライデーは素っ裸だったからね。言葉は通じないし、最初は疑問に思っただろうけど、一緒に海で遊ぶとときは、ロビーもパンツを脱いで一緒に遊んでいた。全身が見えるのは遠景が多いけれども、裸で遊ぶところはたっぷりと時間をとって見せてくれている。このあとも、海で遊ぶ場面や魚ととったりする場面は、裸の描写が続く。2人の珍は当然見えているが、多くの場合は遠景で、ところどころ近くで見えるという感じだった。

一方で、ロビーは自分のシャツを破いて、ロビーのパンツ(腰巻)を作ってあげたりもしていた。なので陸で遊ぶときはパンツあり、海で遊ぶときは全裸というのが基本スタイルだった。

金髪の少年ロビー役は、10才のウォーレン・ラウム、島にいた黒人少年役は、9才のリプ・シアニ。二人とも裸でいるのが見慣れてくるようだ。よく見ると映画の後半になると、白人のウォーレン・ラウムもいい感じで日焼けしてきて、リアル感がでてきているよね。アメリカ映画も。当時は性的な意図のない子供の裸は、表現ができたのだろう.。

初めてみたのは輸入版のDVDだったと思うけど、今は動画で見られるのですね。

  https://www.youtube.com/watch?v=UGqN53dSD1g

少年兵三毛(サンマオ)大活躍

映画
09 /11 2024
少年兵三毛(サンマオ)大活躍 

  1992年 中国映画

  三毛从军记
  三毛従軍記
  SAN MAO JOINS THE ARMY

  監督:ャン・チェンヤー
  出演:チア・リン

  allcnema 少年兵三毛(サンマオ)大活躍
  IMDb San mao cong jun ji
  百度百科 三毛从军记

頭に毛が三本しかない孤児三毛(サンマオ)シリーズの一つ、三毛従軍記をもとに作成された映画。この映画では、三毛は生活のために軍隊に入って活動をする。映画は児童映画の賞をとったりしているけれども、抗日に子供が立ち上がるというのは、教育的によいということだろう。

映画は、コメディ色が強くて、ドタバタ劇の描写が多い。敵を前に草むらに隠れているとき、パンツの中にカニが入ってきて叫んで敵にバレてしまうみたいな下ネタもあり。

司令官とその家族のお世話をする場面もある。司令官は、豪華なごちそうを食べるのに、三毛は空腹で倒れてしまう。また、わがままな奥さんのお世話で三毛は走り回る。性格の悪い司令官の息子がうんこをしたあとで、そのお尻を拭いてあげるのも三毛の仕事だったりする。

さて、この映画における珍場面は、池で水浴びをする場面だろう。三毛シリーズ全体としてみれば、三毛は幼くてかわいそうな主人公で、小学生のイメージなんだけど、この作品だけは、かなり違和感がある。実際に三毛を演じる、チア・リンは映画公開時に15才。撮影が14才で行われているとしても、中学2年~3年となる。他の三毛とはかなりイメージが違うなと感じる。

穴の開いたヘルメットを使ってシャワーのようにしている。シャワーの後ろ姿では、股の下に垂れ下がっているものが見えている。シャワー中に日本軍の砲撃を受けて、あわてて逃げようとする場面だが、股間はタオルで隠そうとしても、長い珍がちらちら見えている。世話役の兵士が走ってきて、裸の三毛をかかえあげようとするときは、体が大きくて持ち上がらない、もたついている間も、ぶらぶらしている。そして、そのあとは、二人で走って逃げる場面だけど、斜め前とか正面から全身が見えている。

どう見てもかなりのサイズで、子供の珍には見えないけれども、毛はあまり見えてないようだ。ひょっとしてあそこの毛は、頭の毛を剃るときに一緒に処理されちゃったかもしれないね。結構恥ずかしさも感じる年代だと思うけど、よく裸で出演したなと思う。そしてそれが優良な児童映画として、子供たちにぜひみてほしい映画として推奨されているから、なかなかだと思う。

  https://www.youtube.com/watch?v=Re01icEFBlY



落葉樹 1986年

映画
09 /10 2024
落葉樹

  1986年 モノクロフィルム
  脚本・監督:新藤兼人

  allcinema 落葉樹
  IMDb Rakuyôju

この前にも乙羽信子の出演作品を紹介したが、今顔も乙羽信子が母親役をやっている。小説家になった主人公が8歳の頃を振り返る。主人公のいる場所は蓼科の雪の中だが、子供時代の思い出は広島で、海水浴などの場面が出てくるが、そのほとんどが母親と過ごした場面だ。大きな屋敷に住んでおり、裕福な少年時代を過ごしたが、借金のために家が凋落していく。新藤監督の自伝的な内容だとされている。

夏場の描写では主人公のふんどし姿なども出てくるが、なんといってもお風呂の場面だろう。石の風呂がある昔の家だね。まずは母親と一緒に湯舟に浸かっている。そして体を洗ってもらうのだけれども、母親の正面に立ってされるまま、体を洗ってもらううちに、珍が硬くなっていくのだろうね。すっかり半立ち状態になっている。そして、母親が珍にキスをするというもの。それも、しっかりと口をつけているのがわかる。お母さんは子供の珍が基本的に好きなんだろうね。

この場面の前半だけれども、お風呂の場面の回想がもう一回入る。先ほどの場面がもう一回出てくるのだけれども、今度はもっと近くで、しかもスローで見せるという徹底ぶり。半立ちの珍がプルンプルン揺れるのが鮮明にわかるような見せ方。フィルムがモノクロなので、多少リアル感は下げられているものの、このお風呂でのエピソードは2度も見せるという徹底ぶり。どうしても見せたかった場面だったのかもしれない。

演じる子役は山中一希で、撮影当時9歳くらい。撮影のときは、恥ずかしいような、くすぐったいような感じだったに違いない。1986年当時でモノクロにしたのは、回想場面が中心だからかな。

秋立ちぬ 1960年

映画
09 /09 2024
秋立ちぬ

  1960年公開 モノクロフィルム

  監督:成瀬巳喜男
  出演:大沢健三郎  乙羽信子

  allcinema 秋立ちぬ
  IMDb Aki tachinu

少年が、長野から東京に引っ越してきて、都会で慣れない暮らしをするという映画。脚本は笠原良三だが、主人公は監督自身の少年時代が反映されていると言われている。主人公秀男は小学校6年生で、父が亡くなったあと、母と二人で東京に引っ越してきて、八百屋のおじさんのところに身を寄せる。

珍場面は前半の銭湯の場面だ。お母さんと一緒に銭湯にやってきた場面。お母さんと一緒に風呂に入るかと聞かれて、男湯に入るというセリフがあった。昭和の当時、小学校6年生でも女湯に入っていい感覚だったのかな。ひょっとして毛が生えるまではOKだったのだろうか。

銭湯の中は、昔ながらの広告などもあって、それらしい雰囲気だ。奥の湯舟があった、両側の壁と中央に洗い場が設置されているが、当時の銭湯はまだ頭をあらうシャワーはついてないことがこの映像でもわかる。

男湯では先に4人の男の子たちがいた。お湯の中で泳ぐ真似をして、オリンピックごっこをしているようだ。見知らぬ少年が入ってきたので、主人公秀男に声をかけるが、長野の上田から来た田舎ものと馬鹿にして、水鉄砲で水をかけたりしている。昔は、銭湯でこんなことして遊んでいたのかな。そこで、主人公の秀男は負けずとやり返したので、ケンカになる。

主人公が湯舟に入る場面は、股の下から珍と玉が見えている。その後はカメラは脱衣場からお風呂の奥の壁横幅全体が見えるくらいのアングルで子供たちのケンカの場面をとっている。主人公秀男は体をこちら側に開き、対戦相手は体を奥に向かって開いているので、よく見えるのは秀男の方。それでもケンカ中はみんな動くので、遠いけれども全員の珍が見えることになる。

主役の大沢健三郎は1947年生まれということだから、13歳のときの映画となるね。この当時、子役としてかなりの活動をして前後の出演作品もいろいろとあるようだ。

映画はDVDも発売されたし、配信でも視聴できる。

テレビ文学館161回 聞こえる光 1984年韓国

TV番組
09 /08 2024
テレビ文学館

161回 聞こえる光 1984年韓国

  들리는 빛
  1984年12月08日放送

  原作:金成創(김준성)

主人公のマー・ジンスは突然耳が聞こえなくなる体験をする。しかし検査をしても何も異常がない。光のお音が聞こえるという話と、ジンスが妻と性的関係を持とうとしないという事実があり、精神的な問題が影響しているのではないかということで、ジンスの過去を確認することになる。

その過去の振り返りの場面が終盤にあるのだけれども、少年時代の性的体験が語られている。

主人公の少年時代。ある日家に帰ってくるとはじめて会う叔母がいた。転んだところをケアしてくれたので、ぞっこん叔母にほれ込んでしまった。家事をしている叔母のお尻を追いかけ、デレデレと抱き着いたりもした。無邪気な子供の悪ふざけのようでもあるけれども、それを見たお母さんからは厳しく罰を与えられる。韓国の子供は、ふくらはぎを鞭で打たれるのだね。

きびしい親の対応と、やさしい叔母の対応は対象的だ。傷だらけのふくらはぎを叔母が優しく介抱してくれるので、また甘えてしまう。よく見ていると、叔母のおっぱいを手で触ってもみもみしているではないか。それでも叔母は怒らずやさしくしてくれる。

そして次は、自分から求めて叔母にお風呂に入れてもらう場面だ。庭で裸になって体を洗ってもらっているのだけれども、おちんちんのところは念入りにこすっているんだよね。おちんちんへの刺激が耐えられなくなって、走り出してしまった。このあたり、こすっている場面はお尻側しか見せてないし、逃げるときも股間をしっかり押さえているので珍は見えないんだよね。

そのあと、叔母はいなくなったのだろう。少年ジンスは一人になって股間を押さえ、叔母との体験を振り返っている。うっとりとしている顔が印象的。気持ちよかった体験を思い出しているね。叔母と一緒に布団に入っておっぱいをもみもみしている場面もあるし、叔母からおちんちんをこすってもらった場面もある。毛が生える前の男の子が入ってはいけない世界に入ってしまった感じだろう。お風呂の場面で先ほどは背面だったが、この振り返り場面は正面から撮られていて、おちんちんを刺激されているのがわかる。その場面も、手で隠れていてほとんど見えないけれども、一コマだけ一瞬珍が見える程度だった。

子供にを相手にした情事なので、さすがに見せるのは難しかったのだろうね。

  KBSアーカイブ [TV문학관] 161화 들리는 빛 | (1984/12/08)

マウトハウゼンの写真家 2018年

映画
09 /07 2024
マウトハウゼンの写真家

  2018年 スペイン映画
  El fotógrafo de Mauthausen
  THE PHOTOGRAPHER OF MAUTHAUSEN

  allcinema マウトハウゼンの写真家
  IMDb El fotógrafo de Mauthausen

囚人としてマウントハウゼン収容所に収監されたスペイン人の写真家が、写真のネガが廃棄される前に盗み出すという実話に基づいた映画。

今回ご紹介いただきました以下の説明をご参照ください。

ホロコーストを題材としていて、マウトハウゼン強制収容所にいた写真家の囚人が主人公で、マウトハウゼン強制収容所で行われていた残虐な行いの写真をなんとか隠滅される前に持ち出すストーリーでした。

ホロコースト映画においてしばしばある囚人が全裸にされるシーンがこの映画にもあり、序盤や前半にて全裸の囚人達が屋外で並ばされて写真を撮影される場面があります。

手で隠してはいますがわずかに映ることもあるほか、2回目の撮影シーンの後裸のままトラックに乗せられる場面では手で隠しておらずら何人かの珍が映ります。

なお、日本では劇場公開されていませんが、Netflixで視聴できます。

大好き五つ子 PART1 1999年TBS

TV番組
09 /06 2024
大好き!五つ子 

  1999年 TBS系列「愛の劇場」

  出演:森尾由美、新井康弘

TBS愛の劇場で放送されたファミリードラマ。1999年から2009年までの間に11作の連載がされた人気番組だった。ちょうど夏休みの期間に放送が行われており、親子で見られるというのも人気の理由と思われる。最後の11作目は愛の劇場の最終番組でもあったようだ。

このうち、第1作(1999年8月2日 - 9月10日)は珍場面が盛り込まれていた。

  テレビドラマデータベース 大好き!五つ子

大好き!五つ子 第1回 五つ子デビュー 1999年8月2日放送

ドラマがはじまって、起床の場面、いきなり剛のおねしょの話題、自分から正直に言えなくて叱られている。パンツ脱がされて風呂場に連れていかれる。裸で体をタオルで拭かれているけど、もちろん珍は見えている。不名誉な場面だが、最初に珍出しをして視聴者をつかむ目的だったのかもしれない。

大好き!五つ子 第8回 おんなの見栄 1999年8月11日放送

五つ子がテレビを見ているときに、パパとお風呂うに入ろうということになる。すると、男子はリビングで服を脱ぎ始めたり、パンツだけおろしたりした格好でお風呂ばに走っていく。男子は3人いるけど、結局のところ全員珍出しということなんだね。

お風呂ではお父さんと子供たちが会話をする場面があるね。美穂はお風呂に来なかった。紀香は湯舟の中で首から上しか見えてない。一方で男の子は湯舟の外。剛は座っており、拓哉と慎吾は立って会話をしている。立っている2人は石鹸が体についているので、少し隠れてはいるけれども、珍は見えている。女子は男子の珍を見ることができるので得しているね。

大好き!五つ子 第9回 ホームアローン 1999年8月12日放送

子供部屋の中の会話、遠足に行くのを楽しみにしている場面。池があるということを言って、慎吾が裸になって泳ぐ真似をし始める。カメラの前で正面で映しているとろこでパンツを脱いでいるので珍が丸見え。泳ぐフリをしながらいったり来たりで、前も後ろもよく見えている。お父さんが子供部屋に入ってきたので、裸のままベッドに飛び込んだ。

大好き!五つ子 第10回 リーダーの条件 1999年8月13日放送

この回は拓哉が逆上がりができなくて、頑張って練習をする話だ。お風呂の場面があるが、まず先に風呂からあがる慎吾と剛がリビングにきて裸で走り回っている。珍出しは2回連続だった。
そして父と拓哉はの場面、拓哉は父の背中を流しながら、鉄棒の練習をしていることを話しをする。向かい合った場面は、拓哉の横からの姿だけれども、珍がよく見えている。横からなので半立ちくらいの角度に見えている。

第一回でいきなりおねしょの話題からはじまって、珍出し確定の3人だけれども、それも小学校1年の時の話。毎年夏休みに放送されるということは、5つ子も級があがっていく。同じ子役が1年生から6年生まで演じているが、2作目以降は同じような表現はされなかった。6作目くらいで温泉にいったときがあるが、お風呂でお尻がちょっと見えるという程度だった。この間に、世の中が変化したということになるのだろう。

コメントいただきましたので、追記いたします。

現在、U-NEXTで「大好き!五つ子」を配信していますが、動画は修正されていたとのことです。「来来!キョンシーズ」のときもそうでしたが、テレビ番組では配信の段階で修正される場合もあるようです。U-NEXTで視聴された方、申し訳ありませんでした。

夜のたわむれ 1966年

映画
09 /05 2024
夜のたわむれ 

  1966年 スウェーデン映画 白黒フィルム
  Nattlek
  Night Games 
  監督:マイ・ゼッタリング

  allcinema 夜のたわむれ
  IMDb Nattlek

主人公のヤンが婚約者を連れて、生まれ育った屋敷に久しぶりに戻ってくる。子供時代の体験がヤンの精神的なものに強く影響しており、夫婦としての出発ができないで苦しんでいるようだ。それは特に母親との関係にあった。

屋敷の中を動きながら、12歳の回想シーンがよみがえっていく。ヤンは上流家庭で育ったようだ。その屋敷の中には楽団の人たちがたくさんいるけれども、彼らは下品で退廃的。お尻に譜面を書いたり、エッチな映画を作ったりしている。母親の不思議な趣味と言うべきか、変な環境だったとわかる。

ヤンは母親へのあこがれのような気持ちから性的な好奇心へとつながっていく。母親のスカートの中に潜り込んで足を触ってみたり、落ちていた布を拾ってベッドの中でにおいをかいだり。化粧をして女性になってみたり。それに対して、母親は思春期の少年への対応がうまくいってない。

ヤンのトラウマになっている場面の描写が珍場面だ。風呂からあがったヤンを母親はベッドの上に放り投げ、体中をくすぐったりしてスキンシップをしている。日頃から母親に性的関心を抱いている少年は、興奮して硬くなっても仕方ないよね。そして母親はヤンの勃起した姿を見て、成長したら女の子にもてるとか、素敵なおちんちんとか、ほめている。その後シャツを着せて、布団をかけからも、またキス攻撃。本を読んで聞かせてあげるときも、布団の上から勃起した部分をさわって確かめているくらい、挑発の連続。

硬くなった珍を布団の中で自ら擦り始めたら、母親に見つかった。それまでの対応が急に変わって母親は激怒している。そして、布団をはぎとって、見ている前でマスターベーションを続けてみろと怒鳴っていた。そして裸のまま放置。

それまでは、勃起したのもうれしそうに眺めてほめていたし、母親自身もそれをさわって刺激していたのにね。さんざん挑発しておいて、マスターベーションは許さないということなんだろうか。母親の方がちょっと身勝手な感じがする

この映画が日本で公開されたときは、布団をはがされて勃起した珍が見えるというのは削除されていたそうだ。いくら12歳でも性的な場面として判断されたのかもしれないね。

https://ok.ru/video/4948142000846

野生のトピー 1978年

映画
09 /04 2024
野生のトピー 1978年
 
  南アフリカ映画 1974年 日本では劇場未公開(テレビ放送のみ)
  The Spots on My Leopard
  Catch me a Dream
  Vang Vir My 'n Droom

  監督:ティム・スプリング

  allcinema 野生のトピー
  IMDb The Spots on My Leopard

テレビで紹介されただけなので、日本ではほとんど知られてないと思う。南アフリカの映画で、豹を保護してペットとした少年が出てくる、この豹はサーカスに連れていかれてしまうが、それを取り戻して野生に戻すというお話。

映画の冒頭は豹が海にいる場面。そこに主人公のロビーが裸で現れて、海で一緒に遊んでいる。裸だから当然見えそうなのだけれども、背面が多い。正面の場面もあるのだけれども、映画の配給会社の名前やクレジットの文字がちょうどいい具合に珍の場面を隠している。文字の間で、ちょっとだけ珍が見えている感じになっていた。

そのあともしばらく海の場面だけれども、横から見えるところで珍が見えるところがあるが、わりと立派なサイズのように思われる。主人公ロビーを演じるのはマーク・ホプレー12歳。あまり露骨には見せられないということで、こういう見せ方になったのかもしれないと思った。

  https://ok.ru/video/2953588837030

  

土曜スペシャル がんばれ太平洋 新しい旅立ち! 1980年

TV番組
09 /03 2024
土曜スペシャル がんばれ太平洋 新しい旅立ち! 三つ子15年の成長記録 ―1歳~中学校卒業―

  日本テレビ系列 1980年6月21日放送

長年取材を行ってきた三つ子の成長記録についてのドキュメンタリー。三つ子の成長記録はそのつど放送されてきたが、1980年時点ではもう中学3年生、それぞれ旅立っていく段階で総集編とも言うべき段階で番組として放送された。

青木家において昭和39年8月28日に三つ子が誕生した。この三つ子の1歳の頃から取材が続いている。3人は太平洋の文字ととって、恵太、雄平、洋治と名付けられた。長男が先に生まれており、三つ子は次男、三男、四男と男の子ばかりの家庭。幼稚園の場面や、千葉への引っ越し、浜辺で野球をやったり、早朝マラソン、スキーなど、結構鍛えられている感じが伝わってくる。

密着取材は大家族などではよくあるが、その走りとも言うべき番組であったかもしれない。しかも1歳からずっと密着しているので、ある面、取材は日常生活に入り込んでいただろうと思われる。当初は白黒の映像で、3人の子供を寝かしつけたのに、1人ずつ順番に起きてきて、寝かしつけるのに大変な状況が伝わってくるような場面もあった。

男子が3人もいれば珍場面もいろいろあるかと思うが、集大成ともいうべきこの段階では、たくさんのフィルムから抜粋しているためか、それほど多くは紹介されていなかった。一つは3歳児検診の場面。裸にされて体重を測定している場面があった。泣いて抵抗するので大変そうだ。

もう一つ気が付いたのは、雨の日の縁側でのできごと。2人がおしっこをしたくなったらしい。2人が並んで庭に向かっておしっこをしはじめた。それをみていたもう1人も2人に真似て縁側から庭におしっこをした。都合3人分の珍が映った。ナレーションは、隠しカメラがとらえた一コマと紹介していた。密着ということで、家の様子を撮っていたのだろうけど、自分たちがおしっこをしている場面を撮られているとは知らなかったのだろう。昭和42年6月なので、もうすぐ3歳になるころだろう。

普通ならば家の中で知られずに済むエピソードだけれども、カメラが入っているので、やっていることが全部ばれちゃうね。それにしてもこの放送の段階で15年も取材をしているというのもすごい話だよね。途中節目ごとに放送はしてきているけれども、これだけ継続していれば、世の中に広く三つ子の様子は知られることになっただろう。

この中学卒業の放送は放送ライブラリーにて視聴できる。

  放送ライブラリー 土曜スペシャル がんばれ太平洋 新しい旅立ち!

テレビ文学館12回 渡し舟の物語 1981年韓国 

TV番組
09 /02 2024
テレビ文学館は1980年から1987年に韓国KBSで放送されたドラマシリーズ。韓国の文学作品をドラマ化したもので、シリーズで277回を数える。シリーズといっても、原作が異なるのでストーリーはそれぞれの回で完結する。珍場面ブログとして確認できたものを、いくつか紹介をしていきたいと思う。

第12回 渡し舟の物語

 나룻배이야기
 1981年4月11日放送

1959年《思想界》に発表されたハ・グンチャンの小説をドラマにしたもの。

小説の概要は戦争の犠牲とそれに反対する人をテーマにしたドラマだ。村と外の世界をつなぐ渡し舟がある。招集された男はこの渡し舟に乗って旅立っていくが、戦争に行って負傷してかえって来る者や、遺骨になって帰って来る者もいる。舟を運行するサム・パウは自分の息子が帰ってこないことに心を痛め、これ以上戦争に人を出さないよう舟を出すのをやめようと考える。

テレビドラマは穏やかに流れる川の懐かしい風景から始まる。貧しい時代の韓国、戦争に送り出す人々、小学校の子供たち、昔の韓国の風景を思い出させる光景があるだろう。この穏やかな川は、その後にできたダムにより水没し、今は忠州湖になっていると聞く。

珍場面は、オープニングの直後。母親の姿を探す兄弟の姿が出てくるが、女の子は服を着ているのに、男の子1人だけがなぜかフルチン姿。川の土手や河原を歩いている場面など、本当に裸。お母さんからお尻を叩かれていた。そしてその姿のまま、家に帰っても服を着るわけでもなく、自転車を見て大喜び、そして自転車を追いかけていくなどの場面も裸のままだった。

今から考えたらとんでもない光景と思うかもしれないが、今からは想像もできないような貧しい時代の村において、子供が裸でうろうろしていても、めずらしくなかったのだろうと。動画の書き込みには、小学校の5年生くらいまではおちんちんを出したまま学校に通えていたという話題もあった。

 KBSアーカイブ [TV문학관] 12화 나룻배이야기 | A Story of Ferryboat (1981/04/11)

座頭市海を渡る 1996年

映画
09 /01 2024
座頭市海を渡る 1996年

  Zatoichis Ocean Voyage
  82分

  監督:池広一夫  出演:勝新太郎

  allcinema 座頭市海を渡る
  IMDb Zatoichis Ocean Voyage


勝新太郎の座頭市シリーズの第14作。海を渡るというのは、四国へ行ってお遍路をするという意味らしい。金毘羅さんで祈る場面があるね。今まで斬りたくて斬った人はいないと。今まで斬った人の菩提を弔い、これから人を斬らないでするように願をかけ、八十八か所巡りをするということだ。

襲ってきた相手が残した馬について家に訪ねると、妹がいて座頭市は斬り掛かられる。その後はその妹と交流し、座頭市を襲わせたさ山賊から妹を守るように動いていく。

この妹は座頭市に恋心のようなものを抱いていく。一緒に池で泳いだ夜に、夢のようなイメージの場面がある。男の子と女の子が裸で水遊びをしたり、追いかけっこをするするというものだった。おそらく座頭市と妹の関係を子供で表現しようとしたものだろう。男の子の股間は水面ぎりぎりだけれども、注目して映しているので、珍は見えている。

映画一路

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