古代のスポーツと包茎の話(2)
文化・習俗
ギリシャの彫刻などをみると、チンチンは小ぶりでなおかつ包茎が基本的だ。しかし中には、チンチンの形が袋のように丸くなっている姿のものもある。ブロンズ像の「Boxer at Rest」 などは、まさに皮を縛って袋状になったチンチンがわかる作品だ。
Weltmurksbude
このように、昔のボクサーはトランクスなどは穿いておらず、サポーターとして亀頭を守るためのヒモ1本を身に着けていた。競技で裸になることはよしとしても、観客に亀頭を見せないように皮をかぶせてヒモで縛ったのだ。これを前回、キノデスムと説明した。キノデスムは、裸になる必要がある試合のときにするが、試合が終わったら、キノデスムを外して普通のチンチンに戻して生活をすることができた。
この亀頭を保護するというのは、亀頭を見せるのが恥ずかしい、あるいは亀頭を見せるのが失礼だからという理由のほかに、射精を防止する目的もあったらしい
古代ギリシャ・ローマの人は、射精をすると精力が失われると考えていたようだ。歌を歌う男性は、射精したら声の質が落ちるということだし、戦う剣闘士(グラディエータ)は射精をしていたらパワーが落ちると思われていた。歌手や剣闘士をかかえる劇場主は、所属する大切な団員たちがベストコンディションで活躍できるようにするため、好き勝手に射精をしないようにしっかりを管理をする必要があったわけだ。
こんな話をきいてふと思うのは、体育系の部活などで、監督が「恋愛は禁止だ」なんていう指導をしたりすることがあった。これはどちらかというと、恋愛をすると練習に集中できなくなると考えられたからだろう。一流を目指すならばそれだけスポーツに集中させようとしたものだろうが、今の時代になるとそれもパワハラとかセクハラとか言われそうな気がしてくる。また試合の直前にオナ禁なんてやってるところもあるかもしれないけれど、それも今の時代ではそこまで言えなくなっているのではないだろうか。
古代に話を戻すと、歌手、役者、剣闘士、こういう興行で生活をする人たちの射精を禁止するために、劇場主が行ったのは、団員の包皮を引っ張って伸ばし、穴をあけて金属のリングで包皮を留めるという手術だったようだ。日頃からリングで包皮を閉じておけば、皮はむけないし、亀頭が人に見られることもない。そんな状態で勃起をしたら皮が引っ張られて痛くなるし、射精をしたいという気持ちも失せてしまうだろう。
監督の命令でチンチンの皮に穴をあけられるなんていやだろうね。仕事がら仕方ないということかもしれないけれども、そのような興行の団員になるということは、自由はないし、どちらかというと奴隷に近い立場かもしれないね。
ただそういう自由のないかわいそうな団員たちにおいて、多少の救いがあるとすれば、お金持ちのご婦人に声を掛けられるようになることかな。人気者の役者や剣闘士となってお金持ちのご婦人から呼びだされたときは、チンチンのリングを外してもらうこともできたみたいだ。スポーツや興行では、亀頭は隠さないといけないけれども、ご婦人の前では逆に亀頭を出すことが大切なのだろうね。
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このように、昔のボクサーはトランクスなどは穿いておらず、サポーターとして亀頭を守るためのヒモ1本を身に着けていた。競技で裸になることはよしとしても、観客に亀頭を見せないように皮をかぶせてヒモで縛ったのだ。これを前回、キノデスムと説明した。キノデスムは、裸になる必要がある試合のときにするが、試合が終わったら、キノデスムを外して普通のチンチンに戻して生活をすることができた。
この亀頭を保護するというのは、亀頭を見せるのが恥ずかしい、あるいは亀頭を見せるのが失礼だからという理由のほかに、射精を防止する目的もあったらしい
古代ギリシャ・ローマの人は、射精をすると精力が失われると考えていたようだ。歌を歌う男性は、射精したら声の質が落ちるということだし、戦う剣闘士(グラディエータ)は射精をしていたらパワーが落ちると思われていた。歌手や剣闘士をかかえる劇場主は、所属する大切な団員たちがベストコンディションで活躍できるようにするため、好き勝手に射精をしないようにしっかりを管理をする必要があったわけだ。
こんな話をきいてふと思うのは、体育系の部活などで、監督が「恋愛は禁止だ」なんていう指導をしたりすることがあった。これはどちらかというと、恋愛をすると練習に集中できなくなると考えられたからだろう。一流を目指すならばそれだけスポーツに集中させようとしたものだろうが、今の時代になるとそれもパワハラとかセクハラとか言われそうな気がしてくる。また試合の直前にオナ禁なんてやってるところもあるかもしれないけれど、それも今の時代ではそこまで言えなくなっているのではないだろうか。
古代に話を戻すと、歌手、役者、剣闘士、こういう興行で生活をする人たちの射精を禁止するために、劇場主が行ったのは、団員の包皮を引っ張って伸ばし、穴をあけて金属のリングで包皮を留めるという手術だったようだ。日頃からリングで包皮を閉じておけば、皮はむけないし、亀頭が人に見られることもない。そんな状態で勃起をしたら皮が引っ張られて痛くなるし、射精をしたいという気持ちも失せてしまうだろう。
監督の命令でチンチンの皮に穴をあけられるなんていやだろうね。仕事がら仕方ないということかもしれないけれども、そのような興行の団員になるということは、自由はないし、どちらかというと奴隷に近い立場かもしれないね。
ただそういう自由のないかわいそうな団員たちにおいて、多少の救いがあるとすれば、お金持ちのご婦人に声を掛けられるようになることかな。人気者の役者や剣闘士となってお金持ちのご婦人から呼びだされたときは、チンチンのリングを外してもらうこともできたみたいだ。スポーツや興行では、亀頭は隠さないといけないけれども、ご婦人の前では逆に亀頭を出すことが大切なのだろうね。