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東芝ファミリーホール特ダネ登場!?

TV番組
02 /14 2011
1970年代、クイズバラエティ番組「東芝ファミリーホール特ダネ登場!?」が放送されていた。長門裕之・南田洋子夫妻がメインの解答者で、男性チームと女性チームに分かれて、登場する人物がどんな特ダネさんかを言い当てるという番組だった。

番組の冒頭は恒例の珍名さんクイズ、そのあとは変わった体験をした人や、何かの特技をもった人など。解答者は順番に質問してヒントを集めながら、登場した特ダネさんがどんな人かを導き出していく。全部は思いだせないのだけど、たとえば珍名さんだと「北斗七星」さんという人が出ていた。あと変わった人と言えば、生まれてから以降すべての爪を捨てずに集めてきた人とかいた。証拠の品として爪がつまった瓶とか持ってきていたが、そんなものをテレビで見せられても困るなという感想だった。あとは、竹が肛門から体を貫通する大事故を経験した人が生還して登場したりしていた。この話はショックだったので、その後しばらく高い所から下を見下ろすと串刺し人間のイメージを思い浮かべるようになった。

特ダネさんは、体に特徴があったり、何かのパフォーマンスをするためにユニフォームやコスチュームを着ていたりするので、それ自体がヒントになってしまう。そのため、その内容を知られないようにマントを着て出てくる場合も多かったと思う。「マントを脱いだら答えがわかりますか?」「わかると思います」なんてやりとりもあったと記憶している。

ある日の放送で最後のクイズだったと思うのだが、マントに包まれた男の子が登場した。いろいろな質問のやりとりのあと、男の子の正体が判明する。彼らは裸で暮らす兄弟だったのだ。え、本当?と思ったけど、マントを脱ぐと、本当に真っ裸だった。

どうやら、元気になるようにと親が裸で育てているらしいのだ。それもパンツ一丁なんて中途半端なことじゃなく、完全に裸で生活をしているらしいのだ。夏も冬も関係なく、フルチン生活。風邪もひかず体も丈夫だという。家での生活の様子もVTRで紹介されていた。裸で家の周りをうろうろしているから、近所の人からも知られているようだ。

日頃からおちんちんを見られることに慣れている兄弟は、テレビでも隠すことなく堂々としている。出演者の一人が兄弟のおちんちんを指して、ニコチンだねと言っていたのが印象的だった。自分も子供のころで、ニコチンという言葉は聞いたことはあるが、意味は知らなかったが、この番組を見て、おちんちんが二個あることをニコチンというのだと理解した。

一年中フルチンの兄弟ってその後どうなっただろうね。いきなり服を着ろといっても違和感があるだろうしね。そのうち毛が生えてくる年頃になるとフルチン生活はさすがに不可能だろう。「あの人は今」みたいな番組で、追跡調査してみてほしいなと思った。

映画一路

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