「SEALDs POST」というサイトに、上記タイトルの、簡潔でとても分かり易いコラムが載っています。
皆さんの周囲で「やっぱり与党に入れておこうかしら」という人がいたら、是非このサイトを紹介するか、自分で内容を説明してあげてみてください。
以下にその内容を(一部省略して)紹介します。
***
1.安定を求めるなら、その選択肢(やっぱり自民党に・・・)は間違いです。今回政権与党に勝たせたら、憲法を憲法じゃないものに変えられる、という激変中の激変が生じる可能性が、無視できない大きな可能性として存在します。
2.野党が勝っても、政権交代は起きません。そもそも衆議院選挙じゃないですから、政権選択の選挙ではありません。当然、経済政策等が劇的に変わることはありません。むしろ、たいした変化は起きないのです。
3.民進党が信用できなくても、共産党が怖くても、そんなことははっきり言ってどうでもいいのです。彼らが今回ちょっと勝ったって、どうせ与党になるわけではないのですから。いま重要なことは、現在の政権与党を今回勝たせたら、日本が立憲民主主義の国でなくなるかもしれないということです。
4.あなたが共産党に投票しても日本が共産主義の国になる可能性はゼロですが、あなたが自民党その他の改憲勢力と言われる人たちに投票すると、日本が立憲民主主義の国でなくなる可能性が、現実的危険として生じます。
5.今回野党が勝つと、その場合の変化は、むしろ自民党の中に生じます。自民党の中で、本当はあんな改憲草案は憲法じゃないよねと思っている人たち。日本は、分厚い中間層をしっかりと回復させながら内需主導の経済を確立し、自由で民主的な国としてしっかり国際社会の信頼を確保していかないとね、と思っている人たちが、ついに意見を言い始めます。
6.あなたが信頼し、国際情勢が不安定な時には安定感を求めて応援したいと思う自民党って、むしろ、そっちの人たちじゃないですか?あなたが今の自民党に投票することって、そういう懐の深い保守政党だった自民党の息の根を止めることになりませんか?
7.ちまたで、今回ばかりは野党に、という声が出始めているのは、つまりそういうことです。今回ばかりは「新しい判断」が必要です。
***
http://sealdspost.com/archives/3704
今朝の毎日新聞、東京新聞は世論調査の結果を「改憲勢力2/3の勢い」と報じています。
このコラムでも「もちろん投票行動はそれぞれの判断です」と言っていますが、それでも、それがちょっとした思い違いや「与党なら安心」というザックリした印象がもたらした結果だとしたら、残念すぎます。
一票を投じる前に、安倍政権のやっていることに何となく違和感がある人には、今回の「参院選」の意味をもう一度考えてみてもらいたい、そして必ず投票にいってもらいたいと願っています。
「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
笹井明子
皆さんの周囲で「やっぱり与党に入れておこうかしら」という人がいたら、是非このサイトを紹介するか、自分で内容を説明してあげてみてください。
以下にその内容を(一部省略して)紹介します。
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1.安定を求めるなら、その選択肢(やっぱり自民党に・・・)は間違いです。今回政権与党に勝たせたら、憲法を憲法じゃないものに変えられる、という激変中の激変が生じる可能性が、無視できない大きな可能性として存在します。
2.野党が勝っても、政権交代は起きません。そもそも衆議院選挙じゃないですから、政権選択の選挙ではありません。当然、経済政策等が劇的に変わることはありません。むしろ、たいした変化は起きないのです。
3.民進党が信用できなくても、共産党が怖くても、そんなことははっきり言ってどうでもいいのです。彼らが今回ちょっと勝ったって、どうせ与党になるわけではないのですから。いま重要なことは、現在の政権与党を今回勝たせたら、日本が立憲民主主義の国でなくなるかもしれないということです。
4.あなたが共産党に投票しても日本が共産主義の国になる可能性はゼロですが、あなたが自民党その他の改憲勢力と言われる人たちに投票すると、日本が立憲民主主義の国でなくなる可能性が、現実的危険として生じます。
5.今回野党が勝つと、その場合の変化は、むしろ自民党の中に生じます。自民党の中で、本当はあんな改憲草案は憲法じゃないよねと思っている人たち。日本は、分厚い中間層をしっかりと回復させながら内需主導の経済を確立し、自由で民主的な国としてしっかり国際社会の信頼を確保していかないとね、と思っている人たちが、ついに意見を言い始めます。
6.あなたが信頼し、国際情勢が不安定な時には安定感を求めて応援したいと思う自民党って、むしろ、そっちの人たちじゃないですか?あなたが今の自民党に投票することって、そういう懐の深い保守政党だった自民党の息の根を止めることになりませんか?
7.ちまたで、今回ばかりは野党に、という声が出始めているのは、つまりそういうことです。今回ばかりは「新しい判断」が必要です。
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http://sealdspost.com/archives/3704
今朝の毎日新聞、東京新聞は世論調査の結果を「改憲勢力2/3の勢い」と報じています。
このコラムでも「もちろん投票行動はそれぞれの判断です」と言っていますが、それでも、それがちょっとした思い違いや「与党なら安心」というザックリした印象がもたらした結果だとしたら、残念すぎます。
一票を投じる前に、安倍政権のやっていることに何となく違和感がある人には、今回の「参院選」の意味をもう一度考えてみてもらいたい、そして必ず投票にいってもらいたいと願っています。
「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
笹井明子