老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

投票日を前に思うこと

2016-07-05 15:38:48 | 選挙
日本人とは幸せな国民なのだろうか。

日本は、租税と社会福祉は中負担、中福祉の国だと言われて来た。しかし現状はどうだろう。

重負担、社会保障の削減に国民は喘ぎ、介護保険は支払い未納者が一万人を超え、国民年金は6割位しか納めていない。その陰には、介護保険料を納められない下流老人と言われる人達がいる。年金も、非正規の人達の中には生活するだけで精一杯で、とても年金までは払いきれない人達もいるのだろう。

2015年には時の政権党が年金を株に注ぎ込み、5兆円もの損害を出してしまった。2016年はどれ程の損害を出しているのか考えただけで恐ろしい。

既に国民年金は満額納めても一ヶ月7万にも満たない。「国民の生活を保障する年金ではない」そうである。

選挙の後は更なる給付年齢の引き上げ、給付金の削減、納付金負担増が待っているだろう。

この流れにストップをかけるためには、口先だけでなく、本当に国民の生活を考えて行動している候補者を選ぶ事が大事だと思う。

それでも皆、投票所に足を運ばないのだろうか。皆、幸せなのだろうか。独裁政権の国より自由があるから。発展途上国より豊かな暮らしがで来ているから。内戦に苦しんでいる国のように、人がバタバタ殺されたりしないから。

政治家なんてそんなものね。誰がやっても同じ。などと斜に構えている時ではない。そんな事をしていたら、今の生活さえも手放さなければならない時が来るかも知れない。政治家に全てを任せるなんて怖くて出来ない。したくはない。

7月10日は投票にだけは行こう。「怒り」というキーワードを再び起こして。そうだ、寝た子を起こすのだ。

笹井さんが書いているように、この日のために色々な立候補者の情報を集めてみよう。誰がウソつきか、誰が国民を舐めているのか分かるかも知れない。

この日だけは自分の頭でじっくり考え、誰に投票するか自分に聞いてみよう。あたし、がんばれとつぶやきながら。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
パンドラ
コメント
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