老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

2024 年 選挙の話

2024-12-03 10:33:15 | 選挙
今年は選挙イヤーの年でした。

1月1日に能登半島を襲った巨大地震は、多くの死者、行方不明者、負傷者を出し、復興の遅れは、当時の岸田政権や担当大臣が自民党総裁選やその後の衆議院選挙等にかまけ、その本気度を疑わざる得ない事態となりました。

兵庫県知事選挙では、笹井さんが書いておられたように、暴力的、脅迫的行為、SNSを使った膨大なフェク情報の拡散等で斉藤知事の再選を許してしまいました。

更に衆議院選挙では、国民民主党の「103万円の壁を破る」という情報をTVや新聞等が流し、多くの国民の支持を得て、議席数を大幅に伸ばしました。

選挙は情報戦。政策なんて難しい事を並べるより国民の気持ちに訴えインパクトの強い言葉で明瞭、簡単に分かり易くそれも一瞬の内に拡散させて行く。ファクトチェックなどという面倒な事はせずに、多くの国民の支持を得る。

私はそれがそのままネットの支持者達の投票行動に繋がって行くのが恐ろしい。  

映画監督の想田和弘さんが言っていた「お任せ民主主義」の、これが成れの果てとは思いたくないのですが。

日本は「人が集まる場所で政治と宗教の話は止めましょう」という国。私は人が集まる場所では、物価高、裏金問題(脱税)、日本の給与が先進国で如何に少ないか等、小出しにしながら話題を振っています。

そればかりでは引かれるから、私の好きな映画、旅行、美味しい物の話もします。それはそれで楽しいのですが、いつから、日本は自分の考えを話す時にこんなに気を使う国になったのでしょう。

それでも私は、ゲリラの様に諦めずにしぶとく続けて行こうと思っています。

「護憲+コラム」より
パンドラ

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