だいぶ長めのタイトルを付けてみました。
「民主党の保守系若手」の渡辺新党(改革クラブ)への声。
「次の衆院選で民主党への政権交代が目前なのに泥船の与党に走るなんて前代未聞の新党だ」
このコメント気に入りました。
ところで、渡辺秀央さんは「民主党参議院比例区第9総支部」の代表です。ここでいう「9」は任意の数字で、特段の意味はありません。
「第9総支部」は平成18年(2006年)は民主党本部から1010万円の政党助成金を配分されました。渡辺さんは、党員資格停止処分を受けていましたから、新党で政党助成金を受け、党首として自分で配分した方が得だという計算があると思われます。
ところで、この“渡辺総支部”には一つ不思議なことがあります。平成18年は国政選挙がなかった年ですが、前年からの繰越金が3万8762円で、これに年間4781万円を加えた4784万円の収入がありました。この額は参院比例ではかなり多い方です。
そしてこの年だけで、4782万円を支出しています。翌年への繰越金はたったの2万8559円です。この収支の一致は芸術的です。
前々から離党を考えて、民主党総支部の預金通帳の残高を少なくしていたのではないでしょうか。支出のうち、人件費で1302万円を出しましたが、国費で賄う公設秘書以外にこんなに人件費が必要なのでしょうか。
渡辺秀央さんの一議員としての総務省届け出資金管理団体は「渡辺秀央経済クラブ」という名称です。平成7年1月11日の設立で、「主たる事務所」は新潟県三条市の渡辺事務所に置かれているようです。
この「渡辺秀央経済クラブ」は、「渡辺秀央さん」から借り入れがあり、その額は5638万円に上ります。この額はここ数年変わっていません。渡辺さんは落選経験がありますから、個人から政治団体に穴埋めし、それが帳簿上残っているということでしょうか?
5人以上で政党要件を満たし、政党助成金をフリーハンドで使いたい。気持ちは理解できます。とはいえ、政党助成金の財源が税金だということを渡辺党首はどう考えているのでしょうか。理解はできても、釈然としない気持ちは募ります。
おかげさまでベスト10を維持しています。
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新党、与党と連携へ 「泥船に」民主冷ややか 臨時国会(産経新聞) - goo ニュース
渡辺秀央元郵政相らの新党は、9月12日召集の臨時国会で政府・与党との連携を進め、事実上、与党陣営の一角を占める見通しだ。
新党参加議員の一人は、臨時国会で焦点となる新テロ対策特別措置法の延長問題について、「きちんとした姿勢を示したい」と強調するなど、政府・与党と一致した行動を取る考えを示した。
別の参加議員も「民主党は、オレみたいな厄介なのはいない方がいいだろう」と政府・与党との連携を示唆している。
渡辺氏はこれまでにもたびたび、周囲に「彼(小沢氏)は何でも政局にする。定見がないから政策もない」と、小沢氏の党運営をこきおろしてきた。
これに対し、新党参加議員の一人と政治行動を共にしてきたが、今回、離党に反対してたもとを分かった民主党関係者は「政治の先を読めない人たちの党だ。付き合いきれない」と批判。民主党の保守系若手からも「次の衆院選で民主党への政権交代が目前なのに泥船の与党に走るなんて前代未聞の新党だ」と冷ややかな声が出ている。
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