2008/07/09 坊ちゃん
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wooは宇宙船のwoo
明治つながりで夏目漱石の『坊ちゃん』。角川文庫平成5年、改定73版。カバーイラストはわたせせいぞう、それで購入したのではなく、愛媛県松山の正岡子規つながりで購入。Book offで105円。夏目漱石と正岡子規は一時松山で同居してたんですね。あらためて『坊ちゃん』読んでみました。おもしろかった!「坊ちゃん」は親譲りの無鉄砲で喧嘩っ早いのですが、あんがい他人の言うことに感化されやすい。最後の決断はやっぱり仲間の存在なのですよ。「坊ちゃん」は1ヶ月くらいしか松山にいなかった。「マドンナ」とは会話もしていない、最後に松山を「不浄の地」と言って船で去っていく。
松山出身の正岡子規はどう思ってたんでしょうね。松山弁とかを全国に知らしめた『坊ちゃん』ですが、野だいこや赤シャツは松山ではなく「近代」ということなのでしょう。松山の人はもっと素朴な詐欺師や元武家で出てきます。そしてそういう扱いをされているのに『坊ちゃん』を名物としてありがたがってる今の松山。「坊ちゃん」、毎日道後温泉に入ってたみたいですが、もうちょっと住んでたらよかったのに。清といっしょに。
松山出身の正岡子規はどう思ってたんでしょうね。松山弁とかを全国に知らしめた『坊ちゃん』ですが、野だいこや赤シャツは松山ではなく「近代」ということなのでしょう。松山の人はもっと素朴な詐欺師や元武家で出てきます。そしてそういう扱いをされているのに『坊ちゃん』を名物としてありがたがってる今の松山。「坊ちゃん」、毎日道後温泉に入ってたみたいですが、もうちょっと住んでたらよかったのに。清といっしょに。