はてなキーワード: バイキンマンとは
お前の考えるお前らしさではなくお遊戯会の力が求められる
場の空気でバイキンマンらしさが求められてる人は文句を言わずに退場するのが役割
僕のアイデンティティはアンパンマンだぞと自称アンパンマンの態度をとるのは失笑をもたらし、見苦しい
らしさは空気で決まる
ジャムおじさんのパン工場って正面から見ると小高い丘になってて、どう見ても地下室が存在する地形なんだよ。
50年前、邪無尾治が18歳の頃。
町の有名なパン屋で昼夜を通して厳しい指導を受けたジャムおじ。
兄弟子達の執拗なイビリを受けながらも、パンへの情熱を日々傾けていた。
ある日、マスターから「自分なりの旨いパンを作ってみろ」と課題を出され、試行錯誤するジャムおじだったが、なかなか納得のいくパンが出来上がらない。
うまく作れない自分への苛立ち、兄弟子達への憎しみ、マスターからのプレッシャー、全てを込めて出来上がったのは、ビックリするほど異様なパン…。
拳ほどの大きさの喋るパンだった。
気のせいか“ハヒフヘホ”のような言葉を発しているように感じた。
だが、己の負の感情を凝縮したバイキンパンは食べることもままならないため、その後すぐに処分した。
心を入れ替え、改めて作り直したパンはマスターにも兄弟子にも好評だった。
ジャムおじは快諾した。
だが、開発は難航し、町長の要望に応えられるようなパンはなかなか出来上がらなかった。
自信の喪失、焦り、働きの悪いバタ子への苛立ち、各種ローンの返済、それら全てがジャムおじにのしかかる。
そして、苦心して出来上がったパンは…
「ぼく、アンパンマン!」
「よかった、よかった」
胸を張るジャムおじ。
この町でジャムおじのパン工場は、なくてはならない存在としての地位を得た。
アンパンマンを生み出す代償としてこしらえた、大量のバイキンパンのことを。
工場裏手に人知れず廃棄されたバイキンパンは寄り集まり、人ほどの大きさに膨れ上がった。
「アンパンマンだけがパンじゃない、ボクだってパンなんだい!」
自身が本来なるはずだったアンパンマンへの憎しみは、膨れ上がった肉体と共に彼の心に宿った。
それを目の当たりにしたジャムおじは
「バイキンパンや…いや…バイキンマン…すまないね…ワシのせいで…」
バイキンパンをしっかりバイキンマンと命名するあたり最低なジャムおじだったが、彼に対する責任はしっかり負う覚悟でいた。
地下室…
「この地下室に秘密の通路を作り、バイキンマンの隠れ家と繋げよう」
彼の面倒を見つつ、アンパンマンとこの町を守るジャムおじの2重生活が始まった。
毎週金曜日のある時間になるとジャムおじは決まって立ち入り禁止の地下室へと消えていく。
「換えの頭が2個もあるから派手にやりなさい」
「ハーヒフーヘホー!」
バイキンマンはジャムおじとのブリーフィングの最後に必ずそう叫ぶ。