DMG-03
懐かしい当時ネタのような、割と真面目なゾイドの話のような……、そんな話。
(本記事は年代が違うとピンとこない話になっているかもしれないです)
初代ゲームボーイは単三電池4本で動きますが、電池寿命はマンガンで15時間、アルカリで35時間ほどです。
メカ生体ゾイドが終わった1991年3月……、悲しみに暮れる私が出会ったのがゲームボーイでした。
タートルズ、ドラキュラ伝説、ロックマンワールド、マリオランド、ネメシス、コスモタンクなどなど、当時色々なゲームにハマってゲーム漬けの日々となったのでした。
……あ、一応ゾイド伝説も加えておこうかな。
といってもうちは比較的厳しい感じで、一日一時間とかの制約があったわけですが……。
当時はゲームボーイしか持っていなかったんですが、その事については全く不満はなく、ファミコンやスーパーファミコンへの欲が出る事はありませんでした。
それよりもゲームボーイソフトを増やしたかったし極めたかった。
どうも私の性格は、新しいものに乗り換えるより今あるものを使いこなす性分が強いような気がします。
自転車にしてもエントリーグレードのクロスバイクであんな場所こんな坂そんな距離を乗ってる。そこまで乗るならロードバイクに切り替える方が多いんですが、私はその欲が今のところ一切ない。
まぁ、そんなわけでゲームボーイ少年だったんですが、「ソフトを1本でも増やしたい」という願望に対してネックだったのは電池でした。
当時はうちの地域に伝わる都市伝説で「アルカリ電池を使ったら本体が壊れやすい」というのがあったので、買うのはもっぱらマンガンでした。
単三マンガン電池なんて今だとダイソーで8本入りが110円で買えてしまいます。が、当時は今ほど安い所はなくて4本で250円とかした筈です。
当時の小遣いは4年生になったら400円、5年生になったら500円、というような額でした。あとは盆・正月・誕生日なんか。
その全てをゲームボーイにつぎ込んでいたんですが、慢性的に不足気味でした。そりゃそうだ。
電池を買わなきゃプレイが出来ん。電池を買ったらソフト資金がなくなる。
電池は本当にネックでした。
画面を薄めに表示したり音量を絞ったり、小手先のテクで電池を少しでも長持ちさせるのは基本でした。
「電池を冷蔵庫に入れると復活する」という都市伝説を聞いて試してみたりもしました。
あるいは、ヘタってきた電池を家の時計とかのとこっそり交換してみたり……。
しかし、全て付け焼刃なんですよね。結局減る。
欲しいソフトはいつまでたっても買えん。
そこで、ある時に一大決心をして充電式アダプタを買ったんですよね。
定価3800円。実売は2980円くらいだったかな…?
電池で言うと10回以上も交換できる。ソフトだったら中古なら複数買える額なので、本当に当時としては凄まじい決断でした。
しかし大正解。これは優れものでした。
フル充電で10時間の連続プレイが可能。減ってきたら再度充電すればいいだけ。
消費を気にしなくていいので、今までより画面を濃く表示したり音量を大きくしたりして迫力あるプライも存分にできるように。
ここに電池問題は完璧に解決したのでありました。
さてここからゾイドの話をするんですが、2008年(リバセン)以降のゾイドを見ていると、電池でゲームボーイをやってるみたいだなと思いました。
・リバセン
・ゾイドオリジナル
・MSS
とかですね。
経験者にしか分からないと思うんですが、初代ゲームボーイって電池がほとんどない状態でも一応動くんですよね。
カツカツの電池で動かすとどうなるか。
「NINTENDO」のロゴが上から落ちてきて「ピコーン!」の音が鳴るくらいまでは元気に動く。
しかしその後しばらくすると急激に画面が薄れて音が出なくなり……、切れてしまう。
(ポケット以降は挙動が異なります)
リバセンとかゾイドオリジナルとか。そんな感じがする。
電池のほとんどない状態でゲームボーイの電源を入れて遊ぼうとした。けど当然持続する筈もなくゲーム途中で終わってしまった……。
ゾイドワイルドは久々に電池を交換した感じかな。快調に元気に動いたしある程度持続した。
けど、結局電池なので永続はできなかった。
どうにかして電池が持続している間に充電式アダプタを購入する形にできなかったのかなぁ……と思います。
ゾイドワイルドは久々に電池を交換したんだけど、そのせいでテンションが上がってしまって、限られた電池をかなり贅沢に消費しまくった感じがするんですよね。
新品の電池だからまだまだ持つでしょー! と考え無しに突っ走って、気づいたら残量限界に近づいていた感じがする。
そして充電式アダプタは無い。
展開中は『プラレールやトミカのような「定番商品」にしていきたいのではないか」と考えたこともありました。
(2018年9/26の記事)
が、結局そういう動きではなかった。
HMMは充電式アダプタに出来てる感じがします。
再販を繰り返しバリエーション展開も積極的に行い「安定」して売れてる。
HMMを見ていて正直驚きなのは、ジェノブレイカーとかライガーゼロとか、そりゃ人気なのは分かるけどそこまで売れるのか!? って事です。
何回再販するんだろう。もう数が分からないくらいしまくってる。
コング系、ゴジュラス系みたいな超超ビッグアイテムまで再販やバリエーション展開をしてる。
割と高額めなプラモなのに、そこまで安定する状態に持って行ったのは本当に凄いと思います。
そして再販だけでなく、新作開発も同時に行っている。
一時に比べて新作のペースはかなり落ち着いたと思います。
また「マーキングプラスver.」でのバリエーション展開なんかは正直ちょっとセコいなーと思わなくもない。
でもそれで売れてるんだから、本当商売として上手いんだよなぁと思います。
今ある資産を有効活用して最大限の結果を出してるし、新作のペースが落ち着いたのも「長期間の展開が可能なように」を考えてのものでしょう。
焦って開発しまくったら、それこそ自滅しかねないし。
これを見ていると、本家でももう少し安定した状態にはできなかったのか……。
常に自転車操業的な展開でではなく、余裕を出して長期展開できるような状態に持っていく努力はあったのか……と思ってしまいます。
神格化するわけじゃないけど、メカ生体ゾイドはやっぱり凄かったと思う。
一つの商品が極めて長い間売られていた。バトストを見ていると、古いゾイドも活躍する展開になっていた。
もちろんストーリーの展開で徐々に古いゾイドは「第一線を退いた」という扱いになっていきましたが、そのペースは可能な限りスローだった。
ま、完璧だったわけじゃなくて、結局は終焉を迎えているんですが。
でも、比較的良い展開をしていたと思う。
良い商品を作る事と同時に、展開の長期的な展望を描いて欲しいなぁと。
そういうやり方は確かに困難ではあるが、乗り越える事ができればとても良い状態になると思います。
充電式アダプタを目指してほしいと思います。
(本記事は年代が違うとピンとこない話になっているかもしれないです)
初代ゲームボーイは単三電池4本で動きますが、電池寿命はマンガンで15時間、アルカリで35時間ほどです。
メカ生体ゾイドが終わった1991年3月……、悲しみに暮れる私が出会ったのがゲームボーイでした。
タートルズ、ドラキュラ伝説、ロックマンワールド、マリオランド、ネメシス、コスモタンクなどなど、当時色々なゲームにハマってゲーム漬けの日々となったのでした。
……あ、一応ゾイド伝説も加えておこうかな。
といってもうちは比較的厳しい感じで、一日一時間とかの制約があったわけですが……。
当時はゲームボーイしか持っていなかったんですが、その事については全く不満はなく、ファミコンやスーパーファミコンへの欲が出る事はありませんでした。
それよりもゲームボーイソフトを増やしたかったし極めたかった。
どうも私の性格は、新しいものに乗り換えるより今あるものを使いこなす性分が強いような気がします。
自転車にしてもエントリーグレードのクロスバイクであんな場所こんな坂そんな距離を乗ってる。そこまで乗るならロードバイクに切り替える方が多いんですが、私はその欲が今のところ一切ない。
まぁ、そんなわけでゲームボーイ少年だったんですが、「ソフトを1本でも増やしたい」という願望に対してネックだったのは電池でした。
当時はうちの地域に伝わる都市伝説で「アルカリ電池を使ったら本体が壊れやすい」というのがあったので、買うのはもっぱらマンガンでした。
単三マンガン電池なんて今だとダイソーで8本入りが110円で買えてしまいます。が、当時は今ほど安い所はなくて4本で250円とかした筈です。
当時の小遣いは4年生になったら400円、5年生になったら500円、というような額でした。あとは盆・正月・誕生日なんか。
その全てをゲームボーイにつぎ込んでいたんですが、慢性的に不足気味でした。そりゃそうだ。
電池を買わなきゃプレイが出来ん。電池を買ったらソフト資金がなくなる。
電池は本当にネックでした。
画面を薄めに表示したり音量を絞ったり、小手先のテクで電池を少しでも長持ちさせるのは基本でした。
「電池を冷蔵庫に入れると復活する」という都市伝説を聞いて試してみたりもしました。
あるいは、ヘタってきた電池を家の時計とかのとこっそり交換してみたり……。
しかし、全て付け焼刃なんですよね。結局減る。
欲しいソフトはいつまでたっても買えん。
そこで、ある時に一大決心をして充電式アダプタを買ったんですよね。
定価3800円。実売は2980円くらいだったかな…?
電池で言うと10回以上も交換できる。ソフトだったら中古なら複数買える額なので、本当に当時としては凄まじい決断でした。
しかし大正解。これは優れものでした。
フル充電で10時間の連続プレイが可能。減ってきたら再度充電すればいいだけ。
消費を気にしなくていいので、今までより画面を濃く表示したり音量を大きくしたりして迫力あるプライも存分にできるように。
ここに電池問題は完璧に解決したのでありました。
さてここからゾイドの話をするんですが、2008年(リバセン)以降のゾイドを見ていると、電池でゲームボーイをやってるみたいだなと思いました。
・リバセン
・ゾイドオリジナル
・MSS
とかですね。
経験者にしか分からないと思うんですが、初代ゲームボーイって電池がほとんどない状態でも一応動くんですよね。
カツカツの電池で動かすとどうなるか。
「NINTENDO」のロゴが上から落ちてきて「ピコーン!」の音が鳴るくらいまでは元気に動く。
しかしその後しばらくすると急激に画面が薄れて音が出なくなり……、切れてしまう。
(ポケット以降は挙動が異なります)
リバセンとかゾイドオリジナルとか。そんな感じがする。
電池のほとんどない状態でゲームボーイの電源を入れて遊ぼうとした。けど当然持続する筈もなくゲーム途中で終わってしまった……。
ゾイドワイルドは久々に電池を交換した感じかな。快調に元気に動いたしある程度持続した。
けど、結局電池なので永続はできなかった。
どうにかして電池が持続している間に充電式アダプタを購入する形にできなかったのかなぁ……と思います。
ゾイドワイルドは久々に電池を交換したんだけど、そのせいでテンションが上がってしまって、限られた電池をかなり贅沢に消費しまくった感じがするんですよね。
新品の電池だからまだまだ持つでしょー! と考え無しに突っ走って、気づいたら残量限界に近づいていた感じがする。
そして充電式アダプタは無い。
展開中は『プラレールやトミカのような「定番商品」にしていきたいのではないか」と考えたこともありました。
(2018年9/26の記事)
が、結局そういう動きではなかった。
HMMは充電式アダプタに出来てる感じがします。
再販を繰り返しバリエーション展開も積極的に行い「安定」して売れてる。
HMMを見ていて正直驚きなのは、ジェノブレイカーとかライガーゼロとか、そりゃ人気なのは分かるけどそこまで売れるのか!? って事です。
何回再販するんだろう。もう数が分からないくらいしまくってる。
コング系、ゴジュラス系みたいな超超ビッグアイテムまで再販やバリエーション展開をしてる。
割と高額めなプラモなのに、そこまで安定する状態に持って行ったのは本当に凄いと思います。
そして再販だけでなく、新作開発も同時に行っている。
一時に比べて新作のペースはかなり落ち着いたと思います。
また「マーキングプラスver.」でのバリエーション展開なんかは正直ちょっとセコいなーと思わなくもない。
でもそれで売れてるんだから、本当商売として上手いんだよなぁと思います。
今ある資産を有効活用して最大限の結果を出してるし、新作のペースが落ち着いたのも「長期間の展開が可能なように」を考えてのものでしょう。
焦って開発しまくったら、それこそ自滅しかねないし。
これを見ていると、本家でももう少し安定した状態にはできなかったのか……。
常に自転車操業的な展開でではなく、余裕を出して長期展開できるような状態に持っていく努力はあったのか……と思ってしまいます。
神格化するわけじゃないけど、メカ生体ゾイドはやっぱり凄かったと思う。
一つの商品が極めて長い間売られていた。バトストを見ていると、古いゾイドも活躍する展開になっていた。
もちろんストーリーの展開で徐々に古いゾイドは「第一線を退いた」という扱いになっていきましたが、そのペースは可能な限りスローだった。
ま、完璧だったわけじゃなくて、結局は終焉を迎えているんですが。
でも、比較的良い展開をしていたと思う。
良い商品を作る事と同時に、展開の長期的な展望を描いて欲しいなぁと。
そういうやり方は確かに困難ではあるが、乗り越える事ができればとても良い状態になると思います。
充電式アダプタを目指してほしいと思います。