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極寒ライド

最強寒波がやばかった!
そして最強寒波が過ぎた週末は、青空が広がるもののまだまだ寒い感じでした。
常識的に言えば家にこもっているのが正解ですが、極寒でしか得られない栄養もあります。
ちょうど興味がある場所もあったので、日曜はお出かけしていました。

※もちろんかなり余裕をみた安全策をとってのうえですので、本記事は安易には真似しない事を推奨します。



兵庫県猪名川町のマスコット、いなぼう。
行く途中で見つけました。ライトアップされた可愛らしい巨大猪像はちょっと怖かった……。

今回は兵庫県丹波市を目標に移動していました。
大阪から行くには、



いつもは国道173号線「天王峠」を超えていくルートを使うんですが、今回はやめました。
絶対に路面凍結していそうだったからです。
そこで一つとなりを走る県道12号線を使って行きました。
この道もある程度の山道ですが、標高は天王峠よりもだいぶ低いです。なので大丈夫じゃないかなぁと予想しました。


その予想はハッキリ言ってめちゃくちゃ甘くて、一面の雪景色。そしてガチガチに凍結していました。
仕方がないので自転車から降りて、おして通っていきます。


丹波市には丹波篠山市を経由していきます。丹波篠山市に入った位で雪と凍結はMAXに。
もはやスケートリンクのよう。
靴については外付けスパイクを用意していたので助かりました。






登るにつれて雪は深くなり凍結具合も激しくなります。しかし雪の景色は魅力的です。
おしてゆっくり歩くのもまた趣深いものです。


気温は-9°Cでした。

いやー、-9て。
防寒装備をしていたので体は平気なんですが、指先はやっぱり寒いですね。
こういう状況を楽しんでいる特殊生命体のワタシ……。




巨大なつららを発見。
もはや兵器。槍のサイズでテンションあがります。




ホルダーに入れていたドリンクはシャーベットになっていました。
-9°Cにもなるとドリンクも凍っちゃうんだなぁ……という新しい知識を得ました。


池も凍ってました。


山を下って丹波篠山市の平地に入ったら川も凍っていました。
川って凍るもんなん……?
(この先にせき止めポイントがあったので流れが非常に遅くて凍った模様でした)

丹波篠山市は市街地に入っても道がガチガチに凍っている場所が多数あり、さすがにこれには参ってしまいました。

道路凍結については太陽の力を感じました。
夜明け後しばらくの時間で、日向はとけてきます。ですが日陰はガチガチでとけ出す気配さえない……という状況でした。


ここから目的地を目指します。


興味があった場所とは、川代恐竜街道!!

この辺は恐竜の発掘が盛んで、特に「丹波竜」という大型恐竜が発見された事から一帯を挙げて恐竜を盛り上げています。
街道はサイクルロードなんですが、凍結しているような日なので誰も走ってなかったですね……。


街道は篠山川に沿っています。川には篠山層群という白亜紀前期の地層が見えます。
街道はそれほど過度に恐竜をプッシュしていません。
ただ地層が見えるというガチさが良い雰囲気ですね。


もちろんトンネルの絵が恐竜だったりと、適度な恐竜感はあります。


街道を走っていると「丹波竜の里公園」という恐竜公園があります。
ここにあるのは1/1スケールの素晴らしいクオリティの丹波竜!


本当によく出来ています。


全長は13mほど。
日本最大ではありますが、雷竜の中ではミドルサイズです。
いやぁ、それでも圧倒されます。


日が当たっていない方から撮影すると、絶滅しゆく恐竜の図みたいになってる……。




公園は他に骨格遊具や恐竜ベンチがあります。面白いなぁ。

そして公園から400mほど行くと、発掘現場にも行けます。


採掘現場にも丹波竜の看板がありますが、これはこれで味がある……。


発掘現場にはマークがしてあります。
周辺ではこれまでの発掘で万単位で化石が見つかってるんだとか。


まだまだ埋まってるんだろうなぁ……。
地層を見てロマンを感じます。


更に8kmほど行くと恐竜博物館もあります。
近くには別の恐竜公園もあります。
そこにも行く予定だったんですが……、道の凍結でここに来るのが大幅に遅れていました。
安全優先できたので想定の倍もかかっています、、。
なので残り時間の関係で残念ながらここで終わり。帰路に着きました。


雪景色を堪能して、極寒でしか味わえない栄養を存分に吸収して、そして恐竜成分も補充して。
まぁ、良い成果でした。
更なる目的地は次の宿題にしましょう。恐竜を感じるロマンあふれる街道、また来たいと思える場所だったし。

おまけ。


この日の日中の気温はこんな感じ。
まぁー、山道から比べて10℃も上がっているので、この位だとポカポカに感じてきたりもします。
プロフィール

三式

Author:三式
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