モルガAAの進捗
作業できる日に1日説明書1ページ分くらいでゆっくりじっくり作ってます。
機体の前半部分ができると出来上がってきた感じがしますね。
組む中でデザインも改めて見直しています。
頭部装甲は大きなリベットが打ってありますが、うーん。個人的にモルガのイメージとは違うかなぁ。
共和国側だったら似合いそうな気もしますが。(※)
(※)
ただし史上初のゾイド本「History of Zoids」の挿絵では帝国ゾイドの装甲にびっしりとリベットが打ってあったりします。
たぶん挿絵担当の小林源文先生の独自解釈。
でも、やっぱりリベットがあるとチト古いイメージになってしまうかなー。
本家モルガの方が新型っぽい感じがします。
個人的には帝国軍ゾイドは地球人来訪後の「第一次ゾイド開発競争」以降はリベットは目立っては使っていないイメージかな。
アーリータイプのモルガ……と解釈する手もあるでしょうか。
ただアーリータイプと解釈するには全体の形が整いすぎている。
なかなか位置づけが難しい。。。
個人的には以下のストーリーを妄想しました。
帝国軍は次期主力ゾイドとしてイモムシ型小型ゾイドを計画した。採用されたゾイドには「モルガ」の名が与えられ大量生産される見込みだ。
採用を目指して幾つかのイモムシ型小型ゾイドの設計が提案された。
最終的に本家バトスト世界線ではリベットのない方が採用された。HMM世界線ではリベットのある方が採用された……。
とか考えるのもアリかな??
まぁ、そんなこんな世界観の解釈も今後進めていければいいかなーと思いました。
頭部側面は本家では空洞でした。
HMMではなにやらミッチリ詰まってます。これの機能は何だろう?
個人的には小型の超量産ゾイドだし簡易で空洞になってる本家版の方が好きかなー。
側面からちょこっと共通コックピットが見えるのが好きです。
帝国共通コックピットはパネルラインが細かく付いたけど上部の三本スリットが……穴じゃなくなった……。
ただのパネルラインになっていてここは凄く残念ポイントです。
三本スリットからクリアパーツの色が覗くのがいいんじゃないのさ。
「本家では穴だった部分を単なるパネルラインにしてしまう」のは初期HMMがやりがちだった事。
HMM第一弾シールドライガーではキャップに対して「浅い……」と思ってしまって、それが一番のガッカリポイントでHMMを否定的に見るきっかけになってしまったと思います。
これなぁー。今でもどうかと思ってる。本家と同様の深い穴がいい。
今でも謎なんですが、なんでこんなに浅くしたんだろう……。
ガンスナイパー系のキャップなんかは本家と寸分たがわぬ形状なんですが……。
共通コックピットのように、「パネルラインは細かく付いたけど『立体的な重なり』という魅力は低下した」というのがこの時期のHMMの感想でした。
今からでもシールドライガー系のキャップは作り直してくれないかなぁ……と思っています。
タイヤは好き。
本家の可愛らしい丸みを帯びた造形から一気にメカメカしさが向上。
小型ゾイドとしては非常にゴツくて荒々しさが過剰な気もしますが、モルガの走行を支え地中潜航時にも回り続けるタイヤ。これはこれ位ごつくて頼もしくて良い気がします。
本家だと砂漠など柔らかい場所は行けそうだけど、岩場だと無理って感じがする。HMMのは岩がある場所でもある程度は砕いて進めそうな力強さを感じます。
ちなみにタイヤは本家は1パーツですがHMMは13パーツ。更に本体に取り付けるためのアーム部分も凝った造りで大きく可動する。
組んでる時に凝り具合がもはや狂気だ……と感じました。
その分可動もばっちり。”爪”が動くなど遊びがいがあります。
タイヤ良いなー。
唯一だけ言うと外周は色を変えても良かったかな?
背部の排気口が目立っているのも好きですね。
色が分かれてるのも良い。
本家の自然な感じで付いてる排気口も良いのですが、HMMの排気口を強調した感じも魅力。
ただ本家だと排気口の奥にスリット状のディティールが付いていましたが、HMMではフラットで済まされています。ここは残念でした。
そんなこんなで、今のところ快調に組んでいます。
あとでもう一体「キャリア」を組まなきゃいけないのがチト面倒ですが、まぁHMMでもこの位ならぱぱっと行けるし、造形の違いも楽しみです。