ケーニッヒウルフの追加装備を描きました!
デュアルスナイパーライフル。
(※これは前から描いていた)
相変わらずカッコいい装備だなぁー。キャップを使っているのもいいし、中折れのギミックも心躍ります。
コマンドウルフの装備と配置が同じ。発展形と思える所も良いですね。
難を言えば……、これは標準装備にしとこうぜー。
ライフルを背負う時はバイザーを前にする。
この状態も描きました。
ライフルを使うためにバイザーを展開するという手順が実にいいですね。ライフルの強力さを更に強調しています。
なおライフル用というイメージの強いバイザーですが、偵察や光学迷彩を見破る為にも使用される模様。
一つ気になっているのが、バイザーがケーニッヒの目と全く違う場所にある事です。
コングMK-IIなんかはコングの目で見てる感じがして良いのですが、、。
脚部ミサイルポッドと、ミサイルを装備するための専用装甲。
「ミサイルを装備するための専用装甲」というのがものものしくて魅力ですね。
一方で、「専用の装甲をわざわざ同梱しなければミサイルが付けられなかった」という事でもあります。
拡張性の低さはケーニッヒの弱点だと思う。
基本装備で火器がないうえにハードポイントも無いというのはちょっと、、、。
驚くべきことにケーニッヒウルフのハードポイントはゼロ! ゼロて……。
唯一、背中に5mm軸があるのでブロックスを使った拡張は出来ますが……。
例えばレブラプターなんかも火器がないんですが、腕のちょうどいい位置にハードポイントがありますしね。
(アニメではその部分に標準で火器を付けてる)
あと尾部にもある。この辺にイグアンあたりから武器を引っぺがせばいい感じに火力バランスのとれたレブラプターを作れます。
ケーニッヒはそういうのが無理。
たぶん美観に配慮してハードポイントを付けなかったんだと思いますが、それにしたってちょっと極端だなぁと思います。
この形態は冊子ゾイドグラフィックスvol.2によると「アサルトケーニッヒウルフ」
新世紀の強化仕様はコマンドウルフACとかシールドライガーDCSとかが多いんですが、ケーニッヒは例外的な呼称になっているので不思議です。
ただゲームでは「ケーニッヒウルフDSR」とも呼ばれていたと思います。
正式名称はどっちだ。
まぁ、CPを二つ一緒に積んでいるからややこしいんでしょうね。
展開!
ヘビーアームズ。
青い装甲は基本状態よりも重々しく、まさにヘビーアームズの呼称にピッタリな感じがします。
ケーニッヒウルフMK-II。
個人的には呼び方はこのMK-IIが一番しっくりきます。
ただ……、新世紀ではMK-IIの呼称は基本的に使われてないんですよね。なのでケーニッヒだけに使うのも変な話ではあります。
フューザーズ世界(=3匹の虎伝説時代の東方大陸)でMK-IIの呼び方が復活しているのは興味深いです。
ケーニッヒウルフは発売当時、ライフルが品薄で全然買えなかった記憶があります。
これはケーニッヒの売り上げの足を大きく引っ張ったはずです。当時のファンサイトでもかなり厳しい意見が飛び交っていました。
そもそも標準装備にしておけよと。それが無理ならせめてライフルを十分に供給しろよと。こんなグダグダでは売れんて。
そりゃそうだという話ですね……。
ライガーゼロの場合は、色んな形態にチェンジするために「あえて基本状態はシンプルな状態」となっていて、あれでいい。
でもケーニッヒはそうじゃないからなぁ。CASを前提にしていない通常ゾイドの場合は、ある程度の火力が欲しいです。
これは後のゴジュラスギガもです。
ケーニッヒってライフルを背負ってこそ完成形という感じがします。
無い状態はちょっと未完成感がある。
他のCPは「付けてゾイドをカッコ良く強化する!」というプラスのアプローチです。
でもケーニッヒは基本状態だと「武器がない……」というマイナスのイメージ。CPを買って付ける事で「マイナス分を補い補填する」という感じがします。
ライフルは買えないし売っていてもプレ値という感じで。
私がケーニッヒMK-IIを買ったのは、正直に言うとライフルが欲しかったからでした。
ジェネシス末期くらいの時期だったかなぁ……。当時のトイザらスではフューザーズ在庫処分大セールが始まっていて、ここでケーニッヒMK-II、バスターフューラー、キラースパイナーなんかを各500円で購入したのは今から思えば夢か幻か……というような状況ですね……。
ライフルを横流ししてノーマルに付けるつもりだった私……。
でもその夢は潰えました。なぜならMK-IIのライフルは黒一色から二色になっていたからでした。
あちゃー……と思った思い出が鮮明にあります。
パッケージ見たら分かるだろ……という話ですね。
でもこの色分け、カッコいいんですよね。元から色分けしておいても良かったんじゃないかな。
無理やり色を変えた感は無くて、色が装甲と同じになってる部分は実際に装甲っぽいデザインをしている。
これだけ大きな砲だから基部は装甲で守っていてもおかしくない。
うん、これでもしっくりくる。
MK-IIはライフルの流用目的は果たせませんでしたが、でも色分けについてはカッコいい~となって、結果的には満足したのでした。
個人的には脚部のミサイルポッドは空力的にも悪そうなのでそれほど好きではなくて、デュアルスナイパーライフルだけを付けた状態が好きです。
発売前はケーニッヒの背中のファン(回転軸)から動きを取って弾倉が回るギミックが付くと予告されていました。
実現すればグレードアップユニットみたいな動くCPだったわけで、実現したら更に魅力的だっただろうなぁ……。
そんなわけでスナイパーライフルでした。
・・・おまけ。
旧MK-II部隊カラー。
ノーマルを塗った時とはちょっと色のパターンを変えています。こっちの方がいい感じにできたと思います。
いやー、このカラーも似合うのでは!