NTTドコモが2015年5月13日に開催した夏モデル発表会では、スマートフォン8機種、タブレット2機種、フィーチャーフォン2機種の合計12機種が新製品として登場した(写真1、2)。

写真1●ドコモが2015年夏モデルを発表
写真1●ドコモが2015年夏モデルを発表
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写真2●スマートフォン、タブレット、フィーチャーフォンの全12機種が登場
写真2●スマートフォン、タブレット、フィーチャーフォンの全12機種が登場
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 特徴として、「Galaxy S6 edge」などスマートフォン5機種、「Xperia Z4 Tablet」などのタブレット2機種が、ドコモのLTE-Advanced通信「PREMIUM 4G」に対応する。PREMIUM 4Gは4月30日時点で38都道府県・128都市に展開している。これらのエリア内では受信時最大225Mbpsの高速通信を利用できるとしている。

 LTEの国際ローミングについては、Galaxy S6 edgeなど9機種が700MHz帯(FDD-LTE)に対応。Galaxy S6 edge、「Galaxy S6」、「ARROWS NX」の3機種はTD-LTEに対応しており、北米や中国でのLTEローミングを利用可能となっている。

 OSは、スマートフォン、タブレットの全機種がAndroid 5.0を採用する。以下、各機種の特徴を紹介する。

世界初の虹彩認証スマホ「ARROWS NX F-04G」

 発表会で最も大きく取り上げたのが、富士通の「ARROWS NX F-04G」だ。富士通によれば、虹彩認証を搭載するスマートフォンとしては世界初としている(写真3、4)。

写真3●ARROWS NX F-04G
写真3●ARROWS NX F-04G
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写真4●富士通は世界初の虹彩認証に対応したスマートフォンとする
写真4●富士通は世界初の虹彩認証に対応したスマートフォンとする
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