iコンストラクション
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国土交通省がICT施工で「はじめの一歩」の要領、中小建設会社の導入促す
国土交通省はICT(情報通信技術)施工の普及に向けて小規模工事を対象とした枠組み「導入型ICT活用工事」を展開する。要領を新たに整備し、その中にICT建設機械を使用しない「ファーストステップ型」などを追加。小規模な工事を手掛けることが多い中小建設会社での導入を促す。

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万博会場の無人重機を10km離れた場所から操作、三同建設が遠隔解体工事
解体工事を手掛ける三同建設は大阪・関西万博会場がある夢洲から約10km離れた場所にある本社に、ショベルカーの「コックピット」を設置。無人のショベルカーを遠隔操作して建物を解体している。

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本四高速、長大橋の点検支援ツールを本格運用 複合現実で3Dモデル重ねる
本州四国連絡高速道路は新たな長大橋の点検支援ツール「BIX-eye(ビックスアイ)」の本格運用を2026年度に始める。MR技術でタブレット端末のカメラ画像と橋のBIM/CIMの3Dモデルとを重ね合わせて表示し、点検中に変状箇所をタップしてメモなどを残せる。それを報告書に自動で反映するなど点検業務を省力化できる。

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清水建設、3Dプリンターで鉄筋入り曲面壁
清水建設は鉄筋が入っている大型曲面部材の施工に対応した材料噴射型3Dコンクリートプリンティングシステムを開発した。柔軟な動作ができる9自由度のガントリーロボットと、噴射後の材料の挙動を事前検証する噴射シミュレーターで構成。シミュレーターは米カーネギーメロン大学の嶋田憲司教授が主宰する研究室と共同で開発した。同社が2025年12月26日に発表した。

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JR東日本、ドローンで沿線斜面調査
JR東日本新潟支社は、長距離飛行が可能な垂直離着陸(VTOL)型固定翼ドローンの「レベル3.5飛行」によって地方路線の沿線斜面の積雪状況などを効率よく把握する実証実験を進めている。線路上空をドローンの航路として活用し、沿線調査を遠隔化する。2025年12月15日に公表した。

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下水道工事をライブ配信、陥没事故の国土交通省提言を実行 宇都宮市
宇都宮市上下水道局は、市内の建設会社の宇都宮土建工業などと協力して下水道工事をライブ配信する試行を始めた。埋設された管路内の作業を地上の大型モニターでリアルタイムに放映する全国的に珍しい取り組みで、通りかかった市民の興味を引いている。

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コンクリート内部の欠陥を超音波で検出、3Dで可視化 東北大学
東北大学大学院工学研究科の小原良和教授の研究グループと米ロスアラモス国立研究所は、超音波でコンクリート内部の欠陥を検出して3次元(3D)で可視化する「周波数自動可変型PLUS」を開発した。コンクリート片の剥落などにつながる剥離や亀裂の位置・形状を高精度に把握でき、構造物の効率的な補修が可能になる。

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鹿島、AIがバックホーの作業内容を分類 待機時間減らし建機の配置見直し
鹿島はAI(人工知能)開発スタートアップのpluszero(プラスゼロ、東京・世田谷)と共同で、バックホー(油圧ショベル)による様々な作業を、ドライブレコーダーの動画から自動で分類するAIモデルを開発し、鹿島が施工する造成工事の現場に導入した。AIモデルが動画から掘削や積み込み、敷きならし、待機などを識別する。

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安藤ハザマが山岳トンネルで自動掘削機の現場実証、機械掘削の全期間
安藤ハザマと三井三池製作所(東京・中央)は共同で、山岳トンネル工事の自動掘削機械「AI-ロードヘッダ」を実現場に導入する長期実証試験を開始した。2023年6月に実施した前回の実証試験で得た知見を基に、新たに2機種を開発。それらの作業性を確認する。機械掘削の全期間で使用する。26年1月22日に発表した。

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テックで上下水道の「撤退戦略」、ダウンサイジングや管路網の最適化
人口減少下で上下水道の縮小を図る「撤退戦略」の検討で、AI(人工知能)などのテック活用が進む。将来人口の予測や管路網の水理シミュレーションを通じ、ダウンサイジングや施設再編の計画立案を支援する。

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鹿島の自動化施工、高速道路本線に初導入 「クワッドアクセル」改良
鹿島は、ダムや山岳トンネルの建設工事で適用実績のある自動化施工システム「A4CSEL(クワッドアクセル)」を高速道路本線工事に初めて導入した。場所は、西日本高速道路(NEXCO西日本)が発注した新名神高速道路における京都府城陽市の現場。自動ブルドーザー1台と自動振動ローラー1台を導入して盛り土作業を進めている。

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人工衛星で水道管の漏水を透視、下水道の異常や陥没予兆の把握も
人工衛星で地中のインフラの異常を検知するセンシング技術。上水道事業の経営を圧迫する漏水の検知で一足早く普及が始まった。道路陥没につながる下水道管の損傷や空洞の発見への応用も期待される。

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光ファイバーが新インフラに 上下水道の異常検知、候補に急浮上
埋設管の破損や陥没を引き起こす地下の空洞を広域かつ高頻度で検知する「リモートセンシング技術」の候補に、光ファイバーが急浮上している。2026年は基礎的な研究の段階から一歩進み、実証段階に移る。

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大林組と慶応大学、力触覚でトンネル掘削面の火薬装塡作業を無人化
大林組は慶応義塾大学ハプティクス研究センターと共同で、遠隔で力触覚を再現する技術を応用した「自動火薬装塡システム」に起爆用爆薬(親ダイ)の供給装置を搭載。危険な切り羽(掘削面)直下に作業者が入らず、操縦室から装塡作業を実施することに成功したと2026年1月20日に発表した。

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五洋建設とライト工業、看板技術「曲がり削孔」にAI 熟練の施工が可能に
五洋建設とライト工業は、両社が共同開発した液状化対策の看板技術「曲がり削孔式浸透固化処理工法」による施工を、AI(人工知能)を活用して支援するシステムを開発した。名称は「曲がり削孔AIガイダンスシステム」。この支援システムを使うことで、経験の浅いオペレーターでも熟練者と同等の精度や作業時間で施工が可能となることを、実証実験で確認した。

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施工箇所で擁壁をじかに「印刷」、300の部材を3Dプリンターで製作
道路改築の現場で施工箇所に直接、3Dプリンターを据えて擁壁を「印刷」する「オンサイトプリンティング」を実証。他にも約300の部材を現場近くに設けた屋外ヤードで製作し、輸送コストの削減につなげた。

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戸田建設、シールド掘進中に土質判別 AIによる完全自動化の要素技術開発
戸田建設は、シールド機によるトンネル掘進中にリアルタイムで土質を判別するシステムを開発した。同社が目指すAI(人工知能)を用いたシールド工事の完全自動化の要素技術の1つとなる。実際の土質に応じた切り羽(掘削面)の安定管理に活用する。2026年1月14日に発表した。

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施工箇所で3Dプリンターが擁壁を「印刷」、ノズルが自動で動き50分で完成
道路改築の現場で施工箇所に直接、3Dプリンターを据えて擁壁を「印刷」する「オンサイトプリンティング」を実証。他にも約300の部材を現場近くに設けた屋外ヤードで製作し、輸送コストの削減につなげた。

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3Dモデルの工事契約図書化で指針、国交省が2D図面連動のルールも作成
国土交通省はBIM/CIM推進で3Dモデルを工事契約図書にするため、手順などを示すガイドライン(指針)を2026年度に作成。27年度から本格導入する方針だ。モデル事務所では、3Dモデルの先行活用が進む。

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国土交通省が遠隔施工の基準整備、安衛法令の改正に乗り出した厚労省
2026年、国土交通省は省力化に向けた遠隔施工の導入を推進するため、発注や検査などに関する要領を整備する。厚生労働省は労働安全衛生法令の改正を視野に動き出した。実工事で遠隔施工の活用が期待される。

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