2011年1月6日から9日まで開催された「2011 International CES」で、Qualcommのブースでは、Androidにも対応した顔認識やAR(Augumented Reality、拡張現実)ゲームなどのアプリをデモしていた。

 米Viewdleは、顔認識アプリを披露した。事前に登録しておいた顔を認識しFacebookなどでのタグ付けを即座に行うだけでなく、撮影中にも名前がわかるようになっているアプリである。Viewdleは、2007年に設立され、米QualcommやカナダResearch In Motion、米Best Buyなどが投資している。今後が期待される会社の一つである。

写真●ViewdleのAndroidスマートフォンで事前登録した顔を携帯で撮影中の様子
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写真●ViewdleのAndroidスマートフォンで撮影中にタグが表示されている
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 バービー人形などで知られる玩具大手の米Mattelは、70年代に流行した「Rock'em Sock'em Robots」ゲームをARで生まれ変わらせた。ロボット現代の子供たちにも親しみやすいものとした。このように、古いおもちゃを玩具を現代の技術を用い、新しい形で販売する会社が今後増えるだろう。

写真●ARゲーム「Rock'em Sock'em Robots」。紙の地図上で画面の中のロボットが対戦する
写真●ARゲーム「Rock'em Sock'em Robots」。紙の地図上で画面の中のロボットが対戦する
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写真●アプリを説明するMattelの担当者Cheeseman氏
写真●アプリを説明するMattelの担当者Cheeseman氏
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