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 仕事もプライベートもネット漬けの昨今、さまざまな場面で皆さん、“困った”を抱えているはず。ちょっとした工夫で解決できるものも少なくない。具体的に見ていこう。

トラブル スマホのデータ通信量をつい使いすぎてしまう

 スマホで通信しすぎて月末になると毎回〝ギガ不足〟。Android搭載端末なら、標準機能を使って2段構えで対処できる。

 まず、自分の契約プランに応じて、指定したデータ通信量を超過したら警告を表示させる(図1)。一定量を超えたら強制的に通信を停止させることも可能だ(図2図3)。

Androidで使いすぎを警告
Androidで使いすぎを警告
図1 Androidでは指定したデータ通信量を超過すると警告し、さらにモバイル通信を強制停止することも可能だ
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図2 「設定」アプリから「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」を開き、「データ使用量の警告と制限」を押す[注1]
図2 「設定」アプリから「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」を開き、「データ使用量の警告と制限」を押す[注1]
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[注1]画面はグーグル製「Pixel」の例。Android端末は機種により機能や項目名が異なる場合がある
図3 「…使用サイクル」を指定(1)。「データ使用量を警告」をオンにし、「警告するデータ使用量」を指定(2)(3)。一定の使用量で通信を停止するなら「データ使用量を制限」をオンにして「データ上限」を指定する(4)(5)
図3 「…使用サイクル」を指定(1)。「データ使用量を警告」をオンにし、「警告するデータ使用量」を指定(2)(3)。一定の使用量で通信を停止するなら「データ使用量を制限」をオンにして「データ上限」を指定する(4)(5)
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 テザリングでパソコンを接続しているなら「従量制課金接続」をオンにしておこう(図4)。これで重要度の低いウィンドウズやストアアプリなどのアップデート(更新)を抑制できるので、結果的にスマホのデータ通信を節約できる。

テザリング中は不急のアップデートを抑える
テザリング中は不急のアップデートを抑える
図4 ウィンドウズ10の「設定」から「ネットワークとインターネット」を開き、「Wi-Fi」を選択。「既知のネットワークの管理」を開いたら、スマホの「プロパティ」を押す(1)。「従量制課金接続…」をオンにする(2)[注2]
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[注2]自動でオンになっている場合もある