空とは? わかりやすく解説

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うつ【全/空/虚】

読み方:うつ

[接頭]

(全)名詞付いて、すっかり、全く、全部の意を表す。

「皮を—はぎに剝(は)ぎて」〈記・上〉

空・虚名詞付いてうつろな空虚な、の意を表す。

「—(せみ)はからを見つつもなぐさめ深草の山煙だにたて」〈古今哀傷


うつお〔うつほ〕【空/虚/洞】

読み方:うつお

中がからになっていること。また、そのようなもの。うつろ。うろ。

「この唐櫃(からびつ)をこそ心にくく思ひつれども、これも—にて物なかりけり」〈今昔二九一二

岩や樹木にできた空洞ほら穴

いかめし牝熊、牡熊、子生連れてすむ—なりけり」〈宇津保・俊蔭〉

上着だけで、下に重ねるべき衣類着用しないこと。

「短き衣—にほうかぶって、帯もせず」〈平家・八〉

(ねぎ)をいう女房詞

[補説] 発音は、古くは「ウツホ」、その後「ウツヲ」「ウツオ」と変化したという。また、ウツボ」と濁音にも発音されたらしい


うつせ【空/虚】

読み方:うつせ

貝殻うつせがい

いかなる様にて、いづれの底の—にまじりけむ」〈源・蜻蛉

中身のないこと。から。空虚

「手を通さねば便なき袖は—のうちかけ姿」〈浄・聖徳太子


うつほ【空/虚/洞】

読み方:うつほ

⇒うつお(空)


から【空/虚】

読み方:から

《「殻」と同語源》

【一】[名]内部物のないこと。からっぽ。「—の箱」「家を—にする」

【二】[接頭]名詞に付く。

何も持たないこと。何も伴っていないこと。「—馬」「—手」

実質的なものが伴わないこと。うわべや形だけ役に立っていないこと。「—元気」「—回り」「—手形」「—世辞


くう【空】

読み方:くう

[音]クウ(呉) [訓]そら あく あける から むなしい すく うつろ

学習漢字1年

[一]クウ

そら。「空間空気空中滑空虚空(こくう)・航空上空低空天空碧空(へきくう)・領空

がらんとして大きい。「天空海闊(てんくうかいかつ)」

中身根拠がない。何もないからっぽ。「空虚空席空想空白空論架空真空・中空」

仏教で、実体本質のないこと。「空観色即是空

航空機。「空軍空港空襲空路

空気。「空調空冷

[二]〈そら(ぞら)〉「空色空耳青空夜空

[三]〈から〉「空手空念仏

名のり]たか

難読空木(うつぎ)・空蝉(うつせみ)・空穂(うつぼ)


くう【空】

読み方:くう

【一】[名]

天と地との間。大空(おおぞら)。空間。「—を切る」「—をつかむ」

《(梵)śūnyaの訳。うつろであること、ない、の意》仏語すべての事物はみな因縁によってできた仮の姿で、永久不変実体自我などはないということ

空軍」の略。「陸海—」

【二】[名・形動

何も存在しないこと。また、そのさま。うつろ。

「彼は—な懐(ふところ)をひろげて」〈藤村・家

事実でないこと。よりどころのないこと。また、そのさま。

決し自己弁護の—な言草じゃあない」〈里見弴・今年竹

無益なこと。また、そのさま。むだ。「今まで努力が—に帰した


そら【空/虚】

読み方:そら

【一】[名]

頭上はるかに高く広がる空間。天。天空。「東の—が白む」「鳥のように—を飛び回りたい」「—高く舞い上がる

晴雨などの、天空のようす。天候空模様。「今にも降り出しそうな—」

その人居住地本拠地から遠く離れている場所。または、境遇。「異国の—」「旅の—」「故郷の—を懐かしむ

多く「そらもない」の形で)心の状態。心持ち心地また、心の余裕。「生きた—もない」

観菊などという—は無い」〈二葉亭・浮雲

すっかり覚え込んでいて、書いたものなどを見ないで済むこと。「山手線駅名を—で言える

家の屋根天井裏、木の(こずえ)など、高いものの上部。てっぺん

それがしが木の—にゐれば」〈狂言記柿山伏

【二】形動ナリ

他に心を奪われぼんやりして当面事柄に対応できないでいるさま。うわのそら

たもとほり往箕(ゆきみ)の里に妹を置きて心—なり土は踏めども」〈・二五四一〉

はっきりした理由もなく事が起こるさま。偶然。

二人の人、同じ夜、—に相会へり」〈今昔・九・三三

確かな根拠もなく推量するさま。

「それ、しかあらじと、—にいかがは推し量り思ひくたさむ」〈源・帚木

【三】[接頭]名詞動詞・形容詞などに付く。

それらしく思われる実際そうでない、という意を表す。うそ。いつわり。「—涙」「—笑い」「—とぼける

実体のない、事実でない、などの意を表す。「—耳」「—音(ね)」

あてにならない信頼できない、などの意を表す。「—頼み

はっきりした理由のない、わけのわからない、なんとなく、などの意を表す。「—恐ろしい」「—恥ずかしい」


むな【空/虚】

読み方:むな

語素名詞の上付いて何もない空虚である、の意を表す。「—手」「—言(むなごと)」


うろ【虚/空/洞】

読み方:うろ

内部が空になっているところ。うつろ。ほら。空洞。「古木の—」


読み方:ウツボ(utsubo)

ネギ別称
ユリ科多年草園芸植物薬用植物

学名 Allium fistulosum


読み方:あき

  1. 空巣覘家人不在ヲ窺ヒ屋内侵入財物窃取所為。〔第三類 犯罪行為
  2. 空巣覘のことを言ふ家人不在を窺ひ屋内侵入して財物窃取するをいふ。あきす又はあきすねらひの略語である。〔犯罪語〕
  3. 〔犯〕空巣覘ひのこと家人の隙を窺ひ掻浚ひを行ふ侵入盗一種空巣覘ひの略、「巣」は凡て住居家宅のこと。「空巣」を単に「キス」とも云ふ。「居空」(※「いあき」)「夕空」「カウモリ」「タカ」等別項参照空巣を働くことを「アキフム」といふ。
  4. 空巣窃盗略語である。〔刑事
  5. 犯罪語にて空巣覘のことを言ふ家人不在を窺ひ屋内侵入して財物盗取するをいふ。あきす又はあきすねらひの略語である。
  6. 空巣覗のことをいふ。
  7. 家人不在侵入して金品窃取する事。「あきすねらい」に同じ。
  8. 空巣多治見前橋 不良仲間
  9. 家人不在窺い侵入物品窃盗所為三島
  10. 〔犯〕空巣留守宅)のこと。
  11. 空巣。〔掏摸
  12. 家人留守中の窃盗。〔一般犯罪
  13. 空巣狙い語尾省略。〔盗〕
  14. 家人不在侵入して窃取すること。「あきすねらい」も同意。「あきす」「あきし」ともいう。

分類 不良仲間刑事掏摸、犯、犯罪犯罪者犯罪語、盗/風俗


読み方:そら

  1. 二階座敷。〔第五類 一般建物
  2. 二階を云ふ。
  3. 二階上にあるころから。〔俗〕 ②とぼける。空(そら)を使うの省略。〔俗〕
  4. 二階。「おかるば」と同じ。

分類 俗/一般

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読み方:ソラsora

作者 壷井栄

初出 昭和29年

ジャンル 小説


読み方
あき
くう
そらさき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 15:19 UTC 版)

間の晴天時の空
曇りの空
英語で「vanilla sky」 (バニラ・スカイ)と呼ばれる状態の空
夕焼け
星空
天の川が見える夜空
高高度を飛ぶ飛行機から見た空。地上から見る通常の空とは色が異なっている。

(そら、霄、: sky)とは、地上から見上げたときに頭上に広がる空間のこと。

概説

空の色は時間帯や天候によって変化する。日の出時には赤色オレンジ色に、昼間は晴れていれば青くて太陽が輝きは白く、曇りであれば空は灰色に、夜間は黒に見える。(→#色

また、夜空はが見える場でもあり、空気が澄んでいる場所であれば天の川の白く輝く帯が空をぐるりと横断しているのが見える。ノルウェー北部など緯度が高い地域では24時間太陽が昇らない時期(極夜)が2か月ほども続く。その寒い時期、人々はずっと夜空を見続け、再び太陽が昇る時を待つのである。そのかわり緯度が高い地域では、ときにオーロラの緑色の美しい光のカーテンが空にゆらめく。

空と空以外が作り出す境界線を英語では「skyline」(スカイライン)と言う。空と面や面との境界線を水平線、空と大地との境界線を地平線という。

色と明るさ

可視光線の波長別のレイリー散乱の強さ
太陽放射の波長別の強度(黄に着色)と地表に届く強度(赤に着色)
国際宇宙ステーションから望遠する日の出前の地球大気。上層は青色、下層は橙色。

地球の空のは時間帯によって変化する[1]。夜明け前、東の地平線には朝焼けが起こり、暗い空がくなる。太陽が昇り充分な高さになると空は色に見える。そして日没が近くなると西の空は夕焼けオレンジ色になり、太陽が沈むとまた空は暗くなる[2]

このような空の色の変化は、太陽光が含むいわゆる"七色"の可視光線(光)の性質と、大気空気)をつくっている成分の気体分子やちりなどの微粒子が光に作用することに関係する[2][3][4]

青さと明るさ

太陽の可視光線の波長よりも半径が数桁小さい大気中の酸素窒素などの分子は、可視光線のレイリー散乱を起こす。散乱光の強度は、電磁波の波長の4乗に反比例する。い光は約450ナノメートル(nm)、い光は約700 nmだが、同じ強さならば波長が短い青い光のほうが6倍ほど強く散乱される。太陽光には青よりも波長が短いの光も含まれているが、その量はやや少なく、青よりも強く散乱されるため地上に届くまでの減衰が大きい。また、紫の光は人間の錐体細胞)における感度があまり強くない。太陽が高い日中はこのような原理から、地上には主に青い光が届き、空は青色に見える[3][4][5][6][7][8][9][10]

なお、可視光線のどの波長でも多かれ少なかれ散乱(散乱日射)があるため、太陽の方向以外の空も明るく見える[6][7]。実際、空からの可視光のうち人間の目が知覚する成分は、色光に青の単色光を混ぜた構成となっている[11]

そして青色光は、空気分子の密度が低い、高度数十キロメートル(km)以上の上層の大気のレイリー散乱に由来すると考えられる。これは、空気分子の密度が高い(分子同士の距離が近い)下層の大気では、散乱光どうしが干渉し打ち消しあって前方散乱成分のみが伝わり、結果として直進するためで、それがない上層の低密度の大気で散乱が現れる[10][12]。厳密には、空気分子の熱運動が影響する微視的な密度ゆらぎが散乱を起こすと説明される。この密度ゆらぎの理論はスモルコフスキーが1908年に、アインシュタインが1910年にそれぞれ提唱した[12]。この性質は、下層でもレイリー散乱が起こるとすれば、青色光の散乱減衰によって遠くの山などの景色が赤みを帯びて見えるはずだが、そうはならないという事実に合致する[12][13]

また、上層のレイリー散乱は角度別では、進行方向とその正反対にあたる前方散乱と後方散乱が最も強く、直角方向が最も弱い。そのため、太陽の方向とその反対方向は比較的明るく、太陽から90°の方向や天頂部は比較的青色が濃くなる。ただし差は小さく、大気が清浄な地域でなければこれを視認することは難しい[14]

なお、進行方向に直角な散乱光は振動の方向が規則性を示す偏光の性質をもつ。カメラ偏光フィルターを付け向きを調整すると、空の青みが増したものが撮影できる[10][14]

飛行機や高いなどでは、空がより濃い青色や色に見える。青が濃くなるのは、白色光の元となるミー散乱を起こす微粒子が上空では少ないため[10][15]

空の色を説明する理論は、1859年ジョン・ティンダルが微粒子や水蒸気による散乱とする説を提唱、レイリー卿によって理論づけられた。ただし、これは後年チンダル現象と呼ばれるもので、これにより空が色づいて見えるとすれば、微粒子の濃度や湿度によって空の色は著しく変化することになってしまう。理論の修正を行ったのがアルベルト・アインシュタインで、酸素と窒素の分子による散乱だけで説明できることを1911年に計算で確かめた[5]

時間帯や微粒子による変化

朝や夕方の太陽が低い時間帯は、光が地上に届くまでに大気中を通る距離が長い。この場合、青やなどの光は強く散乱され減衰する一方、赤の光が最も地上まで届きやすく、朝や夕方の太陽やその周りの空は赤色や橙色(オレンジ色)に見える[2][3][4][6][8]

また皆既日食のときには、地平線付近の低空の全方向に夕焼けのようなオレンジ色が見られる。これは太陽光が当たっている遠くからの散乱光で、普段も存在するが青い光が強いため見えない[6]

日没後や日の出前、太陽が地平線下18°位までの薄明かりの状態を薄明と呼ぶ。太陽光の散乱がわずかに残るために生じる。ただし、都市周辺では街の明かりにより薄明を識別することが難しい[16]

なお、は水滴の大きさが可視光線の波長と同程度にありミー散乱を受ける。どの色の波長も同じように散乱されるので白色に見え、厚い雲の影の部分は光が弱くなって灰色や黒色に見える[3][4][17]

同様に大気にちり煙霧などの微粒子が多いときも、ミー散乱により、昼間は大気が白色や灰色を呈する[3][8]

なお、粒径が均一の比較的小さな微粒子が漂うときには散乱により特定の色が強く見えることがある。山火事や火山噴火の後に500 - 800 nm程度の微粒子が生じることがあり、空が赤みを帯びる。ただし、このとき太陽そのものを見るときは直逹光の赤みが減じて青白い太陽 (blue sun)に見える。また、朝焼け・夕焼けは直逹光ではなく散乱光が赤みを帯びる効果のため、通常よりも赤みを増し赤みを帯びる時間が長くなる[5][6][8]

植物に由来する有機エアロゾルテルペンは200 nm程度の微粒子で、盆地で生じることがある青みを帯びた煙霧の原因と考えられる[5][8]

地球以外の天体の空

火星では大気が薄いため空は地球より暗く、塵によって赤みがかった色になる[5]。火星の塵の大きさではミー散乱が卓越するが、ごく弱い波長依存があり、青い光が散乱されやすく赤い光が散乱されにくい特性のため、地球とは逆に昼は赤系、朝夕は青系の色となる[6][12]

などの大気の散乱がほとんどない天体では、昼でも空が暗く黒く見える[10][15]

言葉

  • 上の空:精神状態が目標に集中していないこと。
  • 空耳:実際にはない音や声が聞こえたように思うこと。
  • 空目
  • 大空:大きく、広い空のこと。
  • 夜空:夜の空のこと。
  • 空色:水色に近い、明るめの淡い青色。

脚注

  1. ^ ニュートン(2012-11)、p.83
  2. ^ a b c ニュートン(2012-11)、p.93
  3. ^ a b c d e 小倉(2016)、pp.124-126.
  4. ^ a b c d 岩槻(2012)、pp.242-244.
  5. ^ a b c d e Philip Gibbs (1997年). “Why is the sky blue?”. The Physics and Relativity FAQ. 2023年3月11日閲覧。
  6. ^ a b c d e f 光の百科事典、pp.577,580-593(著者: 柴田清孝)
  7. ^ a b Yu Timofeev & A. V. Vasilʹev (2008-05-01) (英語). Theoretical Fundamentals of Atmospheric Optics. Cambridge International Science Publishing. p. 174. ISBN 978-1-904602-25-5. https://books.google.com/books?id=2x4CAQMEKigC&pg=PA205 
  8. ^ a b c d e Stephen F. Corfidi (2014年9月). “The Colors of Sunset and Twilight”. Norman, Oklahoma: Storm Prediction Center, National Weather Service. 2023年3月11日閲覧。
  9. ^ 小石眞純 (2001). “マテリアルサイエンスにおけるミクロ構築技術の流れ”. 色材協会誌 (色材協会) 74 (3). doi:10.4011/shikizai1937.74.142. 
  10. ^ a b c d e 籔内一博 (2007). “講座:光と色と物質 空が見せる多彩な色 -光の進み方を理解する-”. 化学と教育 (日本化学会) 65 (1). doi:10.20665/kakyoshi.65.1_28. 
  11. ^ Glenn S. Smith (2005-07). “Human color vision and the unsaturated blue color of the daytime sky” (英語). American Journal of Physics 73 (7): 590–597. Bibcode2005AmJPh..73..590S. doi:10.1119/1.1858479. http://www.patarnott.com/atms749/pdf/blueSkyHumanResponse.pdf. 
  12. ^ a b c d Hecht 2018, pp. 159–167.
  13. ^ 誘電関数って何だ? : 3. 光と電子はダンスを踊る”. 徒然「光」基礎講座. 有限会社テクノ・シナジー. 2023年3月12日閲覧。
  14. ^ a b 山内豊太郎 (2008年3月). “なぜ夕日は赤く、空は青いのですか?”. 理科年表Q&A 気象部. 理科年表オフィシャルサイト(丸善出版、国立天文台). 2023年3月12日閲覧。
  15. ^ a b Chapter 3: Radiation and Temperature”. Anchorage, Alaska: National Weather Service (2005年7月15日). 2011年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月15日閲覧。
  16. ^ 薄明”. 暦Wiki. 国立天文台天文情報センター暦計算室. 2023年3月11日閲覧。
  17. ^ 荒木(2014)、pp.111-112.

参考文献

関連項目

外部リンク


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 08:22 UTC 版)

烈火の炎の登場人物」の記事における「空」解説

裏武闘殺陣において、火影一回戦戦ったチームかつては東北最強として名高い格闘集団だったが、時代流れと共に格闘集団としての存続苦しくなり、今では殺人請け負う殺人集団として有名になってしまっている。 空海くうかい) 声 - 石塚運昇 裏武闘殺陣「空」大将務めた師範代42歳裏武闘殺陣には殺人集団だと思われつつある「空」の名誉を取り戻すために出場するが、火影敗退。しかし観客からはその戦いぶりに盛大な声援を受ける。武器や特殊体質魔道具など使って戦う他のチームメンバー違い、完全な体術のみで戦うが、その拳から繰り出される拳圧は烈火の崩をほぼ消し去ってしまうことができる程洗練されており素手でも相当な実力を持つ。普段温厚豪放磊落性格から「仏の空海」といわれているが、三度打撃(「仏の顔も三度まで」という意)により冷酷な戦闘マシーン「鬼の空海」となる。鬼となった空海肉体それまで以上に硬質化し、その拳は人型魔導具では最強の「大飛出」を一撃粉砕することができるほどに重みを増すようになるため、音遠からは「寒気のする強さ」、幻獣朗からは「文字通り変身」とそれぞれその実力を評されていた。とはいえ、その状態になって烈火対す恩義忘れることは決してなかった(アニメでは「鬼」という魔導具よるもの、という設定になっている。またアニメでは原作より濃厚な顔立ちで、「鬼」状態の顔は仁王のようである)。 SODOMでの戦いで「空」メンバー連れて(このとき「空」師範になった烈火達の応援駆けつけ烈火と共に木蓮・命ペアを倒すなど少なからず手助けをする。ラストでは裏武闘殺陣主催する主催のものと違ってクリーンな武術大会)。 最澄さいちょう) 声 - 野田順子 裏武闘殺陣「空」副将務めた魔道具使い空海同じく「空」の名誉を取り戻すために裏武闘殺陣出場し烈火と戦う。心臓に病があって15分以上戦えない(アニメでは裏で殺人請け負うようになった「空」メンバーたちを止めようとして戦ったとき、深手の傷を負い長時間バトルできない、という設定となっている)。使用していた魔導具は紙に気を送り込むことで紙を硬質化させる式紙。あるきっかけから小金井親友となるが、それがもとでジョーカー攻撃を受け、瀕死の重傷を負うが決勝戦小金井ジョーカー戦の最中会場に姿をあらわし小金井激励する。元々折り紙を折るのは得意なようで程度であれば一瞬の内に折ることができる。 SODOMでは空海とともに援軍として駆けつけ、餓紗喰、月白火車とともに門都と戦ったまた、このとき「空」師範代になっていた。この際明らかに15分以上戦っており、病気克服した模様。顔が可愛いため、作者性別曖昧にしたくなってしまうほどだったと語っている。 藤丸ふじまる) 声 - 伊藤栄次 空海最澄と共に「空」メンバーとして裏武闘殺陣出場し中堅務めた武器使い2月20日生まれチームメンバーである他の四人違い卑劣で品がなく、敵ならば幼い子供であろうとも容赦をしない残忍な性格で、風子を裸にしてから殺そうとし次々白いポロシャツ紺色のスキニージーパンなどの服を切り裂いて風子下着姿にするが、汚いやり口堪忍袋の緒切れた風子あえなく撃沈敗北後は対火影以後においては風子に「エロ野郎呼ばわりされながらも、敗北後僅かながら人情味のある言動見せる。ある意味作中でも特に人間臭いキャラ。素早い動き両手の鎌による一撃離脱戦法が得意。SODOMではマリーにモグ命名された。女性に対してやたら「ブス」と暴言を吐く癖がある。 大黒だいこく) 声 - 大滝進矢 空海最澄と共に「空」メンバーとして裏武闘殺陣出場し先鋒務めた棒術使い「空」随一棒術使いであり、棍棒キリモミ回転させて破壊力増大させる技を持つが、水鏡からは「曲芸」と評され抵抗空しく敗退する。南尾曰く「いつもクソ真面目」。 南尾(みなみお) 声 - 伊藤健太郎 空海最澄と共に「空」メンバーとして裏武闘殺陣出場し次鋒務めた猫目特徴的な男。「異常に柔軟な肉体」を持ち、それを利用したトリッキー動き相手翻弄するアニメでは「軟」という魔導具による能力であるという設定になっていた)。土門引き分けたSODOMでは仲間率いてゾンビ撃退していたが、門都に殺されてしまった。門都からは、「一人だけ、少しだけ楽しい奴いた」と評価されている。その直後仲間と共に一時的に紅麗の炎となって門都を倒し、その無念晴らした

※この「空」の解説は、「烈火の炎の登場人物」の解説の一部です。
「空」を含む「烈火の炎の登場人物」の記事については、「烈火の炎の登場人物」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/07/22 11:50 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. そら海面水面含んだ地上の上方に広がる領域空間
  2. そら天候
  3. そら場所
  4. そら気持ち
  5. から何もないこと。
  6. そら)何も見た教えてもらったりせず、当人記憶だけに頼る状態。
  7. クウ中空何もない空間
  8. クウ 仏教万物因縁による仮の姿であり実体はないという概念
  9. クウ)「空軍」の略、空軍に関する造語成分

熟語

訳語

から

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「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
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