因縁とは? わかりやすく解説

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いん‐ねん〔‐エン〕【因縁】

読み方:いんねん

《「いんえん」の連声(れんじょう)》

仏語物事生じ直接の力である因と、それを助ける間接の条件である縁。すべての物事はこの二つ働きによって起こると説く

前世から定まった運命宿命。「出会ったのも何かの—だろう」

以前からの関係。ゆかり。「父の代から—の深い土地

物事起こり由来理由。「いわれ—」「—話」

言いがかり。「—を付ける」


因縁

読み方:インネン(innen)

事物を生ぜしめる内的原因である因と外的原因である縁


因縁

作者樋口修吉

収載図書縁かいな―始末屋清七
出版社徳間書店
刊行年月2001.6


因縁

作者秋山末雄

収載図書ショートショートの広場 13
出版社講談社
刊行年月2002.2
シリーズ名講談社文庫


因縁

作者牛島信

収載図書逆転 リベンジ企業法小説集
出版社産経新聞ニュースサービス
刊行年月2004.2

収載図書逆転 リベンジ
出版社幻冬舎
刊行年月2007.6
シリーズ名幻冬舎文庫


因縁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/20 23:29 UTC 版)

因縁(いんねん)とは、サンスクリット語の Nidana に由来し「原因、動機づけ、機会」といった意味合いである[2]。この語はni (降下、内化)と da (束縛, dana)による熟語である[3]リグ・ヴェーダにおいては節10.114.2[4]に登場し、また節 6.32.6 においては、馬などを別のものに繋げておくロープやバンドを指している[5]と同様の意味)。




  1. ^ 丸山勇 『ブッダの旅』 岩波書店〈岩波新書〉、2007年4月20日、189-192頁。ISBN 978-4004310723 
  2. ^ Robert E. Buswell Jr.; Donald S. Lopez Jr. (2013). The Princeton Dictionary of Buddhism. Princeton University Press. pp. 583. ISBN 978-1-4008-4805-8. https://books.google.com/books?id=DXN2AAAAQBAJ. 
  3. ^ Thomas William Rhys Davids; William Stede (1921). Pali-English Dictionary. Motilal Banarsidass. p. 358'. ISBN 978-81-208-1144-7. https://books.google.com/books?id=0Guw2CnxiucC. 
  4. ^ Rigveda 10.114, Wikisource, Quote: तिस्रो देष्ट्राय निरृतीरुपासते दीर्घश्रुतो वि हि जानन्ति वह्नयः । तासां नि चिक्युः कवयो निदानं परेषु या गुह्येषु व्रतेषु ॥२॥
  5. ^ Monier Monier-Williams (1872). A Sanskrit-English Dictionary. Oxford University Press. p. 486. https://books.google.com/books?id=_3NWAAAAcAAJ. 
  6. ^ a b c d e 総合仏教大辞典編集委員会・1988年 70頁。
  7. ^ 中村元(監修)『新・佛教辞典』 誠信書房[要追加記述]
  8. ^ 中村元 『広説仏教語大辞典』上巻、東京書籍、2001年6月、136頁。
  9. ^ 総合仏教大辞典編集委員会・1988年 64-65頁。
  10. ^ アルボムッレ・スマナサーラ 『無我の見方 (「私」から自由になる生き方)』 サンガ、2012年、Kindle版,chapt.3。ISBN 978-4905425069 
  11. ^ a b 水野弘元『増補改訂パーリ語辞典』春秋社、2013年3月、増補改訂版第4刷、p.334
  12. ^ a b DN 2 (Thanissaro, 1997; Walshe, 1995, pp. 91-109).
  13. ^ DN-a (Ñāṇamoli & Bodhi, 1995, pp. 1258-59, n. 585).
  14. ^ 新村出(編) 『広辞苑』 岩波書店、1986年10月、第三版、185頁。


「因縁」の続きの解説一覧

因縁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 14:20 UTC 版)

天地人ダービー」の記事における「因縁」の解説

以下に、山形新潟との間で移籍をした者を挙げる。これらを以って因縁と見る向きもある。 鈴木淳山形2004年から2005年新潟2006年から2009年まで監督就任していた。 大島秀夫 (FW) :山形2001年から2004年まで所属し2004年には日本人トップ22得点挙げた新潟には2009年から所属宮沢克行 (MF) :新潟2002年から2004年途中まで所属し山形2004年途中から同年末までレンタル移籍その後新潟戻って2005年から2006年途中所属したが、山形2006年途中から完全移籍した

※この「因縁」の解説は、「天地人ダービー」の解説の一部です。
「因縁」を含む「天地人ダービー」の記事については、「天地人ダービー」の概要を参照ください。

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