くもり【曇(り)】
曇り
曇り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/10 14:00 UTC 版)
曇り(くもり)とは空が雲で覆われていること。曇天(どんてん)とも呼ばれる。また、しばしば送り仮名が省かれる。
一般的な概念
黒い雲が空全体を覆ってしまい、太陽がほとんど見えない、また日が射さない状態。曇天。また天気以外では、透明なものなどが結露などによってぼんやりしていること、気持ちなどが沈んでいることなどを指す。
学術的定義
日本では、空全体に対して、雲が占める割合(雲量)が9割以上で、かつ降水現象がない状態として定義されている。厳密には、 上層雲(巻雲、巻積雲または巻層雲)の占める割合が中層雲+下層雲より多い場合を「薄曇り(うすぐもり)」、中層雲+下層雲の占める割合が上層雲より多い場合を「曇り」と呼んで区別する。また、下層雲の占める割合が上層雲+中層雲より多い場合は「本曇り」、中層雲の占める割合が他の雲量より多い場合は「高曇り」と呼ぶこともある。
なお、天気予報では観測上の定義とは異なり、薄曇りは晴れとして扱われる。
国際的には雲量が8分率で表現されるため、雲量が8分の7以上のとき"Cloudy"(曇り)[1]とする。
似た用語として"Overcast"があり、これも一般的な「曇り」の意味で用いられるが、航空気象分野では、定時飛行場実況気象通報式(METAR)において雲量8分の8の状態がOvercastと定義されている。
脚注
関連項目
曇り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 15:37 UTC 版)
「曇り」は雲(☁)が用いられる。 少し曇りの状態の場合には太陽と雲の組み合わせ(⛅)にすることがある。
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「曇り」の例文・使い方・用例・文例
- 曇りときどき雨
- きょうは曇りだ
- 曇り空
- 快晴,所により曇り
- 平年に比べ曇りや雨の日が多い
- 曇り止めスプレー
- 明日は曇りの予報です。
- 曇り空で、雨が降りそうであったが降らなかった。
- 今日は曇りです。
- 明日の天気は晴れのち曇りです。
- 私の心は曇り空のように灰色で、どんな綺麗な色も灰色に見えてしまう。
- 大阪の今日の天気は曇りです。
- 今日の天気は曇りで雨が降りそうです。
- 僕は曇りが一番好きです。
- 明日は曇りでしょうか。
- そちらの天気は曇りですか?
- 天気は曇りだった、でも楽しかった。
- 今日は曇りでした。
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