今まで
読み方:いままで
別表記:今迄
過去から現在にかけての期間を指す表現。過去のある時点から「今」「現在」として示される時点に至るまでの時間的範囲を示す。
「今まで」はもっぱら副詞として、「今まで見てきた中では」のような形で用いられる。同種の語彙に「これまで」があるが、「これまで」は主に名詞として扱われ、副詞的にも用いられる。
「今までに」という言い方もあるが、これは「今まで+に」よりも「今+までに」という構成の表現と解釈した方が国語辞書的な理解が得られやすい。「までに」は範囲や期間を限定する意味合いで用いられる連語表現である。ただし「までに」も「まで+に」で構成された語であり、最終的に「今+まで+に」と分解できるという点では「今まで+に」と大差ない。
「今まで」の表現そのものには、含まれる範囲の起点を特定する手がかりは含まず、文脈によって異なる。歴史全体を対象範囲として想定している場合もあれば、個人の体験が念頭に置かれている場合もあり得る。
別表記:今迄
過去から現在にかけての期間を指す表現。過去のある時点から「今」「現在」として示される時点に至るまでの時間的範囲を示す。
「今まで」はもっぱら副詞として、「今まで見てきた中では」のような形で用いられる。同種の語彙に「これまで」があるが、「これまで」は主に名詞として扱われ、副詞的にも用いられる。
「今までに」という言い方もあるが、これは「今まで+に」よりも「今+までに」という構成の表現と解釈した方が国語辞書的な理解が得られやすい。「までに」は範囲や期間を限定する意味合いで用いられる連語表現である。ただし「までに」も「まで+に」で構成された語であり、最終的に「今+まで+に」と分解できるという点では「今まで+に」と大差ない。
「今まで」の表現そのものには、含まれる範囲の起点を特定する手がかりは含まず、文脈によって異なる。歴史全体を対象範囲として想定している場合もあれば、個人の体験が念頭に置かれている場合もあり得る。
「今まで」の例文・使い方・用例・文例
- 今までのところ私の研究は順調に進んでいる
- ジャンは今まで常に優等生だった
- 今までどこにいたのですか
- 今まで聞いた中で一番よい歌
- 今までのところ彼女から何も便りがない
- 今までのところうまくやっていると思う
- そんな奇妙な習慣は今までに聞いたことがありません
- 君のことはわからないが,僕は今まで見た中であれが最高の映画だと思う
- それは今まで読んだ中でいちばんつまらない話だった
- エアバッグは今まで多くの命を救ってきている
- 彼の新しい小説は彼が今まで書いてきたものとはまったく似ていない
- 株価は今までの最安値である
- 今までにこんなにたくさん間違えたことはない
- これは今まで見た中でもひときわ美しい絵である
- 今まで彼女といっしょだったという証拠がありますか
- 今まで日食を見たことがない
- 今までのところ私がやってきた仕事について成果は何もない
- 私は今まで黙っていたが自分の考えを話すときだと思う
- 今までのところわがチームで最高のラインアップ
- その技術は、今までの実績から、多くのお客様の信頼を得ています
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