ご‐び【語尾】
語尾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/22 03:03 UTC 版)
語尾(ごび)とは、形態論で活用する語の変化する部分を指す。これに対して変化しない部分は語幹という。語幹が語尾と結びつき、派生語幹となってさらに語尾を取るものがある。語尾に実質的な意味はなく、文法的な意味を表している。語尾は名詞、動詞、形容詞等違う品詞から文法化したものが多い。語尾を伴わずに語幹だけでも用いられる場合には、語尾は接尾辞と見ることもできる。
- ^ 蜂矢真郷他「文献に現れた述語形式と国語史の不整合性について」。リンクの張られている金水敏の「〈アルヨことば〉その後」も参照。
「語尾」の例文・使い方・用例・文例
- 語尾をしっかりと発音しなさい。
- 多くの言語で辞書形の語尾が決まっており、日本語ではう段の文字で終わる。
- 「―osity」は語尾が「―ous」の形容詞から作られる抽象名詞の語尾。
- 弱変化 《‐ed, ‐t の語尾変化によるもの》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- 普通の名詞は複数で語尾に ‐s がつく.
- 英語の語尾はたいがい子音で終る
- 語尾に加える
- ラテン語は語尾変化が多い
- Latin や Greek は語尾変化が多い
- 自動自然言語処理のために、単語は屈折語尾・派生接辞を除かれねばならない
- 『boy(少年)』と『swim(泳ぐ)』は語尾変化のない英単語である
- (動詞について使用され)標準的な(または、規則的な)屈折語尾を有する
- 主格名詞の語尾
- 人称動詞の屈折語尾
- 願望法の動詞の語尾
- 仮定法の動詞の語尾
- 呼格の動詞の語尾
- 共通の語幹への語形を減少するために屈折語尾と派生語尾を取り除くためのアルゴリズム
- 語尾から第三の音節にストレスまたは鋭アクセントを持っている言葉
語尾と同じ種類の言葉
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