うつ【▽全/▽空/▽虚】
読み方:うつ
[接頭]
「皮を—はぎに剝(は)ぎて」〈記・上〉
うつお〔うつほ〕【▽空/▽虚/▽洞】
読み方:うつお
1 中がからになっていること。また、そのようなもの。うつろ。うろ。
「この唐櫃(からびつ)をこそ心にくく思ひつれども、これも—にて物なかりけり」〈今昔・二九・一二〉
「いかめしき牝熊、牡熊、子生み連れてすむ—なりけり」〈宇津保・俊蔭〉
[補説] 発音は、古くは「ウツホ」、その後「ウツヲ」「ウツオ」と変化したという。また、「ウツボ」と濁音にも発音されたらしい。
うつせ【▽空/▽虚】
うつほ【▽空/▽虚/▽洞】
読み方:うつほ
⇒うつお(空)
から【空/▽虚】
くう【空】
読み方:くう
[音]クウ(呉) [訓]そら あく あける から むなしい すく うつろ
〈クウ〉
1 そら。「空間・空気・空中/滑空・虚空(こくう)・航空・上空・低空・天空・碧空(へきくう)・領空」
3 中身・根拠がない。何もない。からっぽ。「空虚・空席・空想・空白・空論/架空・真空・中空」
[名のり]たか
くう【空】
読み方:くう
[名]
1 天と地との間。大空(おおぞら)。空間。「—を切る」「—をつかむ」
2 《(梵)śūnyaの訳。うつろであること、ない、の意》仏語。すべての事物はみな因縁によってできた仮の姿で、永久不変の実体や自我などはないということ。
[名・形動]
そら【空/▽虚】
読み方:そら
[名]
1 頭上はるかに高く広がる空間。天。天空。「東の—が白む」「鳥のように—を飛び回りたい」「—高く舞い上がる」
2 晴雨などの、天空のようす。天候。空模様。「今にも降り出しそうな—」
3 その人の居住地や本拠地から遠く離れている場所。または、境遇。「異国の—」「旅の—」「故郷の—を懐かしむ」
4 (多く「そらもない」の形で)心の状態。心持ち。心地。また、心の余裕。「生きた—もない」
5 すっかり覚え込んでいて、書いたものなどを見ないで済むこと。「山手線の駅名を—で言える」
6 家の屋根や天井裏、木の梢(こずえ)など、高いものの上部。てっぺん。
1 他に心を奪われ、ぼんやりして当面の事柄に対応できないでいるさま。うわのそら。
「たもとほり往箕(ゆきみ)の里に妹を置きて心—なり土は踏めども」〈万・二五四一〉
「それ、しかあらじと、—にいかがは推し量り思ひくたさむ」〈源・帚木〉
1 それらしく思われるが実際はそうでない、という意を表す。うそ。いつわり。「—涙」「—笑い」「—とぼける」
2 実体のない、事実でない、などの意を表す。「—耳」「—音(ね)」
むな【▽空/▽虚】
うろ【▽虚/▽空/▽洞】
空
通常、株式のチャート分析には、その日の始値・高値・安値・終値の四本値を1本の線で表すローソク足が用いられます。このローソク足は、多くが前日のものに対してどこかが重なり合うものですが、時折強烈な買い材料、あるいは売り材料が出て株価が大きく上下すると、株価が前日の動きから飛び離れることがあります。この飛び離れた分を「空(くう)」または「窓」と言います。この窓が開いて相場が上に離れた場合は、かなり強い上昇を、逆に下に離れた場合は、かなり強い下落を示しており、窓が3日続けて開いた場合は、相場の大天井、もしくは大底のサインとみられています。
空
- 空巣覘-家人ノ不在ヲ窺ヒ屋内ニ侵入財物窃取ノ所為。〔第三類 犯罪行為〕
- 空巣覘のことを言ふ。家人の不在を窺ひ屋内に侵入して財物を窃取するをいふ。あきす又はあきすねらひの略語である。〔犯罪語〕
- 〔犯〕空巣覘ひのこと。家人の隙を窺ひ掻浚ひを行ふ侵入盗の一種、空巣覘ひの略、「巣」は凡て住居、家宅のこと。「空巣」を単に「キス」とも云ふ。「居空」(※「いあき」)「夕空」「カウモリ」「タカ」等別項参照。空巣を働くことを「アキをフム」といふ。
- 空巣窃盗の略語である。〔刑事〕
- 犯罪語にて空巣覘のことを言ふ。家人の不在を窺ひ屋内に侵入して財物を盗取するをいふ。あきす又はあきすねらひの略語である。
- 空巣覗のことをいふ。
- 家人の不在中侵入して金品を窃取する事。「あきすねらい」に同じ。
- 空巣。多治見、前橋 不良仲間。
- 家人の不在を窺い侵入、物品窃盗の所為。三島。
- 〔犯〕空巣(留守宅)のこと。
- 空巣。〔掏摸〕
- 家人の留守中の窃盗。〔一般犯罪〕
- 空巣狙い。語尾省略。〔盗〕
- 家人の不在中侵入して窃取すること。「あきすねらい」も同意。「あきす」「あきし」ともいう。
空
空
姓 | 読み方 |
---|---|
空 | あき |
空 | くう |
空 | そらさき |
空
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 15:19 UTC 版)
空(そら、霄、英: sky)とは、地上から見上げたときに頭上に広がる空間のこと。天。
- ^ ニュートン(2012-11)、p.83
- ^ a b c ニュートン(2012-11)、p.93
- ^ a b c d e 小倉(2016)、pp.124-126.
- ^ a b c d 岩槻(2012)、pp.242-244.
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- ^ a b c d e f 光の百科事典、pp.577,580-593(著者: 柴田清孝)
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- ^ a b 山内豊太郎 (2008年3月). “なぜ夕日は赤く、空は青いのですか?”. 理科年表Q&A 気象部. 理科年表オフィシャルサイト(丸善出版、国立天文台). 2023年3月12日閲覧。
- ^ a b “Chapter 3: Radiation and Temperature”. Anchorage, Alaska: National Weather Service (2005年7月15日). 2011年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月15日閲覧。
- ^ “薄明”. 暦Wiki. 国立天文台天文情報センター暦計算室. 2023年3月11日閲覧。
- ^ 荒木(2014)、pp.111-112.
空
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 08:22 UTC 版)
裏武闘殺陣において、火影が一回戦で戦ったチーム。かつては東北最強として名高い格闘集団だったが、時代の流れと共に格闘集団としての存続が苦しくなり、今では殺人を請け負う殺人集団として有名になってしまっている。 空海(くうかい) 声 - 石塚運昇 裏武闘殺陣で「空」の大将を務めた師範代。42歳。裏武闘殺陣には殺人集団だと思われつつある「空」の名誉を取り戻すために出場するが、火影に敗退。しかし観客からはその戦いぶりに盛大な声援を受ける。武器や特殊体質、魔道具など使って戦う他のチームメンバーと違い、完全な体術のみで戦うが、その拳から繰り出される拳圧は烈火の崩をほぼ消し去ってしまうことができる程洗練されており素手でも相当な実力を持つ。普段は温厚で豪放磊落な性格から「仏の空海」といわれているが、三度の打撃(「仏の顔も三度まで」という意)により冷酷な戦闘マシーン「鬼の空海」となる。鬼となった空海の肉体はそれまで以上に硬質化し、その拳は人型魔導具では最強の「大飛出」を一撃で粉砕することができるほどに重みを増すようになるため、音遠からは「寒気のする強さ」、幻獣朗からは「文字通りの変身」とそれぞれその実力を評されていた。とはいえ、その状態になっても烈火に対する恩義を忘れることは決してなかった(アニメでは「鬼」という魔導具によるもの、という設定になっている。またアニメでは原作より濃厚な顔立ちで、「鬼」状態の顔は仁王のようである)。 SODOMでの戦いでは「空」メンバーを連れて(このとき「空」の師範になった)烈火達の応援に駆けつけ、烈火と共に木蓮・命ペアを倒すなど少なからず手助けをする。ラストでは裏武闘殺陣を主催する(森主催のものと違ってクリーンな武術大会)。 最澄(さいちょう) 声 - 野田順子 裏武闘殺陣で「空」の副将を務めた魔道具使い。空海と同じく「空」の名誉を取り戻すために裏武闘殺陣に出場し、烈火と戦う。心臓に病があって15分以上戦えない(アニメでは裏で殺人を請け負うようになった「空」のメンバーたちを止めようとして戦ったとき、深手の傷を負い長時間のバトルはできない、という設定となっている)。使用していた魔導具は紙に気を送り込むことで紙を硬質化させる式紙。あるきっかけから小金井と親友となるが、それがもとでジョーカーに攻撃を受け、瀕死の重傷を負うが決勝戦の小金井対ジョーカー戦の最中に会場に姿をあらわし、小金井を激励する。元々折り紙を折るのは得意なようで鶴程度であれば一瞬の内に折ることができる。 SODOMでは空海らとともに援軍として駆けつけ、餓紗喰、月白、火車丸とともに門都と戦った。また、このとき「空」の師範代になっていた。この際は明らかに15分以上戦っており、病気は克服した模様。顔が可愛いため、作者も性別を曖昧にしたくなってしまうほどだったと語っている。 藤丸(ふじまる) 声 - 伊藤栄次 空海、最澄と共に「空」のメンバーとして裏武闘殺陣に出場し、中堅を務めた武器使い。2月20日生まれ。チームメンバーである他の四人と違い卑劣で品がなく、敵ならば幼い子供であろうとも容赦をしない残忍な性格で、風子を裸にしてから殺そうとし次々白いポロシャツや紺色のスキニージーパンなどの服を切り裂いて、風子を下着姿にするが、汚いやり口に堪忍袋の緒が切れた風子にあえなく撃沈。敗北後は対火影戦以後においては、風子に「エロ野郎」呼ばわりされながらも、敗北後は僅かながら人情味のある言動を見せる。ある意味作中でも特に人間臭いキャラ。素早い動きと両手の鎌による一撃離脱戦法が得意。SODOMではマリーにモグと命名された。女性に対してやたら「ブス」と暴言を吐く癖がある。 大黒(だいこく) 声 - 大滝進矢 空海、最澄と共に「空」のメンバーとして裏武闘殺陣に出場し、先鋒を務めた棒術使い。「空」随一の棒術使いであり、棍棒をキリモミ回転させて破壊力を増大させる技を持つが、水鏡からは「曲芸」と評され、抵抗空しく敗退する。南尾曰く「いつもクソ真面目」。 南尾(みなみお) 声 - 伊藤健太郎 空海、最澄と共に「空」のメンバーとして裏武闘殺陣に出場し、次鋒を務めた猫目が特徴的な男。「異常に柔軟な肉体」を持ち、それを利用したトリッキーな動きで相手を翻弄する(アニメでは「軟」という魔導具による能力であるという設定になっていた)。土門と引き分けた。SODOMでは仲間を率いてゾンビを撃退していたが、門都に殺されてしまった。門都からは、「一人だけ、少しだけ楽しい奴いた」と評価されている。その直後、仲間と共に一時的に紅麗の炎となって門都を倒し、その無念を晴らした。
※この「空」の解説は、「烈火の炎の登場人物」の解説の一部です。
「空」を含む「烈火の炎の登場人物」の記事については、「烈火の炎の登場人物」の概要を参照ください。
空
空
空 |
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