音楽は一定のパターンの繰り返しであるから、グラフ理論で可視化できる……いわれてみれば、納得感はあります。
それを、ツリー構造が得意なCommon Lispで表現しようという、読む前の予想より突っ込んだ、中々すごい本でした。
楽譜と構文木とLispのコードが並ぶ本はこの本くらいなんでは……??
「創造性いうけど創造性てなんやねん、厳密な事いったら音楽家に創造性なんかあるか?」という、
AI生成イラストの時にTwitter論壇で腐るほど言われてた事が2015年*1すでに言われていたり……。
今回はただの読んだだけでしたが、研究テーマとしてちゃんと血肉にするためには、腰すえて読み込みをする必要がありそうです。
*1:原著の発行年