アーセナルの冨安健洋がヴィクター・オシムヘンの取引に組み込まれる可能性がある。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

2021年夏のアーセナル移籍までボローニャで2シーズンを過ごした冨安。セリエAでの経験もあることから、以前からナポリやインテルといった強豪からの関心が届いていた同選手だが、イングランドのクラブでも安定したパフォーマンスを見せ、ミケル・アルテタ監督にとっての不可欠な選手としてプレーしており、3月には新契約を締結した。

しかし、冨安は今夏に再び去就に揺れる可能性がある。『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えたところによると、オシムヘンの獲得に関心を寄せるアーセナルが移籍金を引き下げるために日本代表DFをナポリとの取引に組み込む可能性がある。また、今夏の移籍が有力視されるエミール・スミス・ロウもイタリアのクラブが関心を寄せる選手であるようだ。

2シーズン連続であと一歩のところでプレミアリーグ優勝に手の届かなかったアーセナルは、今夏の移籍市場でストライカーの獲得を優先する見込み。特にナポリのエースストライカーであるオシムヘンに興味を持つが、1億3000万ユーロ（約220億円）とされる契約解除金が障壁になると考えられている。

なお、アーセナルはオシムヘンの他にもRBライプツィヒのベンヤミン・シェシュコにも関心を寄せると報じられている。

コメント欄などから海外の反応をまとめました

レアル・マドリーは3日、パリ・サンジェルマン（PSG）からフランス代表FWキリアン・エンバペを獲得したことを発表した。移籍金なしのフリートランスファーで、契約期間は2029年6月までの5年間となっている。

モナコのユースから2015年にトップデビューしたエンバペは、2017-18シーズンにPSGへレンタル移籍。翌年に完全移籍した同クラブで公式戦308試合に出場して256得点を記録するなど、7シーズンにわたってエースとして活躍してきた。

チャンピオンズリーグ（CL）制覇こそ叶わなかったものの6度のリーグ・アン優勝など多くの国内タイトルを獲得してきたエンバペだが、今季で満了するPSGとの契約を延長しないことを決断。今年5月10日には「今、みんなに伝えたい。今季がパリ・サンジェルマンでの僕のラストイヤーになる」と、来季から新たな挑戦に出ることを明かしていた。

そして移籍先は、かねてから関連づけられてきた世界屈指の名門で、今季にラ・リーガ優勝と歴代最多15度目のCL制覇を達成したレアル・マドリーに決定。2017年にデビューしたフランス代表でも77試合で46ゴールを記録し、ワールドカップ（W杯）も制している25歳の怪物は加入決定に際して、「夢が叶ったよ。夢だったレアル・マドリーに加入できることを嬉しく、そして誇りに思う。僕の今の興奮は伝えきれないほどだ。マドリディスタス（サポーター）に会うのが待ちきれない。みんなの素晴らしいサポートに感謝するよ。アラ・マドリー！」と喜びの声を残した。

英語のサッカーのフォーラムなどから海外の反応をまとめました