現在開催されているコンフェデレーションズカップは、決勝戦のカードがチリ対ドイツに決定した。FIFA(国際サッカー連盟)主催大会で初となるタイトル獲得に王手をかけているチリだが、その躍進ぶりによってある大炎上が起きていると、米テレビ局「CNN」のチリ版が報じている。
チリは現地時間28日にコンフェデ杯準決勝ポルトガル戦で、延長戦を含む120分間をスコアレスで凌ぐと、PK戦ではGKクラウディオ・ブラボ(マンチェスター・シティ)の3連続PKストップによって決勝進出を果たした。この勝利にはチリ中が沸いていたが、興奮するのには適さない場所で喜んでいる人々がいたのだという。
その現場はなんと、病院の手術室だった。同局が報じた映像では、手術室になぜか液晶テレビが置かれており、ブラボの獅子奮迅の活躍を見せたPK戦の様子を流していた。その瞬間、手術を担当していた2人の主治医はテレビにくぎ付けで手は完全に止まっており、勝利した瞬間には後ろで手術ではなく試合を見守っていた看護助手が「やったー!」との声を上げ、ジャンプして狂喜していた。
勝利後はすぐに手術再開となったが、そもそもこの映像が流れた時点で、チリ国内では批判の声が殺到している。同局は「チリ代表のポルトガルとの試合は“心臓発作”のような展開だった。しかしそれに対処する医者は、手術室でパーティーを開いていた」と皮肉を込めて伝えている。チリにとって歓喜の瞬間だったが、手術を担当した医師らにとっては軽率な映像流出だったことは確かである。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170630-00010006-soccermzw-soccチリは現地時間28日にコンフェデ杯準決勝ポルトガル戦で、延長戦を含む120分間をスコアレスで凌ぐと、PK戦ではGKクラウディオ・ブラボ(マンチェスター・シティ)の3連続PKストップによって決勝進出を果たした。この勝利にはチリ中が沸いていたが、興奮するのには適さない場所で喜んでいる人々がいたのだという。
その現場はなんと、病院の手術室だった。同局が報じた映像では、手術室になぜか液晶テレビが置かれており、ブラボの獅子奮迅の活躍を見せたPK戦の様子を流していた。その瞬間、手術を担当していた2人の主治医はテレビにくぎ付けで手は完全に止まっており、勝利した瞬間には後ろで手術ではなく試合を見守っていた看護助手が「やったー!」との声を上げ、ジャンプして狂喜していた。
勝利後はすぐに手術再開となったが、そもそもこの映像が流れた時点で、チリ国内では批判の声が殺到している。同局は「チリ代表のポルトガルとの試合は“心臓発作”のような展開だった。しかしそれに対処する医者は、手術室でパーティーを開いていた」と皮肉を込めて伝えている。チリにとって歓喜の瞬間だったが、手術を担当した医師らにとっては軽率な映像流出だったことは確かである。
コンフェデレーションズ杯は19日、グループリーグ第1節3日目を行い、B組のドイツ代表(W杯王者)はオーストラリア代表(アジア代表)と対戦し、3-2で競り勝った。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170620-01641045-gekisaka-socc