ブンデスリーガは12日に最終節が一斉開催され、ハンブルガーSV(HSV)はボルシアMGと対戦した。
37節終了時点で、勝ち点28で17位のHSV。1部残留のためには、最終節で勝利が絶対条件、かつヴォルフスブルクがケルンに敗れるか、引き分けた場合得失点差「10」をひっくり返す必要があるなど、崖っぷちに追い込まれている。
生き残りをかけた本拠地「フォルクスパルクシュタディオン」での大一番では、FW伊藤達哉、主将DF酒井高徳が共に先発出場を果たした。
ホームサポーターの大声援を受けるHSV。すると9分、伊藤の仕掛けからCKを獲得すると、このこぼれ球をホルトビーがシュート。ビデオ判定の結果、相手の手に当たっていたとして、HSVにPKが与えられる。これをハントが確実に沈め、望みを繋ぐ先制点を挙げる。
サポーターの後押しがより一層増す中、左サイドの伊藤も積極的にボールに絡んでいく。
しかし、次のネットを揺らしたのはボルシアMG。カウンターから抜け出したドゥルミッチがエリア内まで持ち運ぶと、最後は冷静に相手を交わして豪快にネットを揺らした。前半は1-1のまま折り返す。
後半は、絶対に勝利が欲しいHSVが攻勢をかける。48分には、伊藤が得意ドリブルからカットインしシュートを放ったが、ここはGKに防がれた。その後も、伊藤は何度もドリブルで相手と勝負を仕掛けるなど、積極的な姿勢を見せる。
59分には、大ピンチを迎えたHSVだが、酒井高がゴールライン上で体を張ったクリア。残留を信じて、最後まで戦い続ける。
すると62分、伊藤がアシストを記録。何度もキレをみせていた伊藤は得意のドリブルからエリア内にグラウンダーのクロスを送ると、これを受けたホルトビーがネットを揺らした。
再びリードを手にしたHSVだったが、ウッドが2枚目の警告を受けて退場に。数的不利に陥る。
終盤には、降格が間近に迫ったHSVの過激サポーターが発煙筒や爆竹をピッチに投げ込む騒ぎに。機動隊が出動し、選手たちも一時避難。試合は中断することになった。
この間に他会場の試合は終了。ヴォルフスブルクが勝利したため、試合の終了を待たずにHSVは2部降格が決定。伊藤は涙を流している。
その後15分後に再開された試合はスコア動かず。2-1でHSVが勝利した。
ブンデスリーガが創設された1963-64シーズンから、一度も2部に降格したことがなかったHSV。55年間1部で戦う唯一のクラブが、史上初めて2部に降格することとなった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180513-00000034-goal-socc37節終了時点で、勝ち点28で17位のHSV。1部残留のためには、最終節で勝利が絶対条件、かつヴォルフスブルクがケルンに敗れるか、引き分けた場合得失点差「10」をひっくり返す必要があるなど、崖っぷちに追い込まれている。
生き残りをかけた本拠地「フォルクスパルクシュタディオン」での大一番では、FW伊藤達哉、主将DF酒井高徳が共に先発出場を果たした。
ホームサポーターの大声援を受けるHSV。すると9分、伊藤の仕掛けからCKを獲得すると、このこぼれ球をホルトビーがシュート。ビデオ判定の結果、相手の手に当たっていたとして、HSVにPKが与えられる。これをハントが確実に沈め、望みを繋ぐ先制点を挙げる。
サポーターの後押しがより一層増す中、左サイドの伊藤も積極的にボールに絡んでいく。
しかし、次のネットを揺らしたのはボルシアMG。カウンターから抜け出したドゥルミッチがエリア内まで持ち運ぶと、最後は冷静に相手を交わして豪快にネットを揺らした。前半は1-1のまま折り返す。
後半は、絶対に勝利が欲しいHSVが攻勢をかける。48分には、伊藤が得意ドリブルからカットインしシュートを放ったが、ここはGKに防がれた。その後も、伊藤は何度もドリブルで相手と勝負を仕掛けるなど、積極的な姿勢を見せる。
59分には、大ピンチを迎えたHSVだが、酒井高がゴールライン上で体を張ったクリア。残留を信じて、最後まで戦い続ける。
すると62分、伊藤がアシストを記録。何度もキレをみせていた伊藤は得意のドリブルからエリア内にグラウンダーのクロスを送ると、これを受けたホルトビーがネットを揺らした。
再びリードを手にしたHSVだったが、ウッドが2枚目の警告を受けて退場に。数的不利に陥る。
終盤には、降格が間近に迫ったHSVの過激サポーターが発煙筒や爆竹をピッチに投げ込む騒ぎに。機動隊が出動し、選手たちも一時避難。試合は中断することになった。
この間に他会場の試合は終了。ヴォルフスブルクが勝利したため、試合の終了を待たずにHSVは2部降格が決定。伊藤は涙を流している。
その後15分後に再開された試合はスコア動かず。2-1でHSVが勝利した。
ブンデスリーガが創設された1963-64シーズンから、一度も2部に降格したことがなかったHSV。55年間1部で戦う唯一のクラブが、史上初めて2部に降格することとなった。
※追記しました
ブンデスリーガ第32節が28日に行われ、ハンブルガーSV(HSV)はヴォルフスブルクと
勝ち点25で17位のHSVは、この試合で敗れ、15位マインツと16位フライブルクが勝利した場合に、今節で降格が決定する状況。クラブ史上初の降格回避へ向け、DF酒井高徳、FW伊藤達哉は揃って先発を果たした。
勝利が欲しいHSVは41分、伊藤がドリブルで突破をはかるとエリア内で倒されPKを獲得。これをウッドが冷静に決めて、先制に成功する。
すると積極的な仕掛けを見せる伊藤は、直後にもドリブルで突進しエリア手前でファウルをもらうなど、相手の脅威となる。そして前半アディショナルタイム、左サイドから正確なクロスを入れると、ホルトビーが頭で押し込んだ。キレを見せる伊藤が追加点をお膳立てしている。
後半に入っても、伊藤は何度もドリブルを仕掛けて相手にプレッシャーを与え続ける。脅威となっていた20歳の日本人は、1点を返された後の84分にピッチを後にした。
試合は、その後両チームが1点を奪う展開に。伊藤が2ゴールを演出する活躍で、HSVが残留への望みをつなぐ勝利を挙げた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180429-00000038-goal-socc勝ち点25で17位のHSVは、この試合で敗れ、15位マインツと16位フライブルクが勝利した場合に、今節で降格が決定する状況。クラブ史上初の降格回避へ向け、DF酒井高徳、FW伊藤達哉は揃って先発を果たした。
勝利が欲しいHSVは41分、伊藤がドリブルで突破をはかるとエリア内で倒されPKを獲得。これをウッドが冷静に決めて、先制に成功する。
すると積極的な仕掛けを見せる伊藤は、直後にもドリブルで突進しエリア手前でファウルをもらうなど、相手の脅威となる。そして前半アディショナルタイム、左サイドから正確なクロスを入れると、ホルトビーが頭で押し込んだ。キレを見せる伊藤が追加点をお膳立てしている。
後半に入っても、伊藤は何度もドリブルを仕掛けて相手にプレッシャーを与え続ける。脅威となっていた20歳の日本人は、1点を返された後の84分にピッチを後にした。
試合は、その後両チームが1点を奪う展開に。伊藤が2ゴールを演出する活躍で、HSVが残留への望みをつなぐ勝利を挙げた。
チーム史上初の2部降格の危機に瀕しているハンブルガーSV。だが、第29節では2位シャルケ相手に3-2で勝利し、実に昨年11月以来となる勝点3を手にした。
そのなかで、伊藤達哉は先発フル出場。切れ味鋭いドリブルで2点目の得点を演出する活躍を見せた。
クラブ公式によれば、シャルケ戦での活躍により、伊藤のユニフォームがクラブショップでソールドアウトになったとのこと。
163cmの小柄なドリブラーはチームメイトたちから確かな評価を受けるようになっているが、ファンからの人気も上昇しているようだ。
ハンブルクは次節で7位ホッフェンハイムと対戦。伊藤と酒井高徳の活躍にも期待したい。
https://qoly.jp/2018/04/10/hsv-tatsuya-ito-kits-sold-out-iks-1そのなかで、伊藤達哉は先発フル出場。切れ味鋭いドリブルで2点目の得点を演出する活躍を見せた。
クラブ公式によれば、シャルケ戦での活躍により、伊藤のユニフォームがクラブショップでソールドアウトになったとのこと。
163cmの小柄なドリブラーはチームメイトたちから確かな評価を受けるようになっているが、ファンからの人気も上昇しているようだ。
ハンブルクは次節で7位ホッフェンハイムと対戦。伊藤と酒井高徳の活躍にも期待したい。
ハンブルガーSVのMF伊藤達哉が、注目を集めている。現地時間7日に行われたシャルケ戦でのパフォーマンスに、ドイツメディアは高評価をつけた。
2試合ぶりに先発でピッチに立った20歳の伊藤は、見事なドリブル突破で2人をかわし、逆転弾を演出。そのほかにもドリブルとパスで2位シャルケを翻弄し、リーグ戦132日ぶりの勝利に貢献している。
『ビルト』はシャルケを下したハンブルガーSV全体に比較的高めの採点をつけた。ただ、最高評価の「1」がついたのは1人だけ。それが伊藤だった。
『ハンブルガー・モルゲンポスト』も、伊藤に「1」をつけて絶賛。得点関与のシーンを振り返りつつ、「これまでのベストパフォーマンスだった」と記している。
昨年11月以来のリーグ戦白星を手にしたハンブルガーSVは、ケルンを抜いて最下位を脱出した。だが、プレーオフに進める16位のマインツとは勝ち点5差、残留となる15位のヴォルフスブルクとは同7差と、依然として困難な状況にあることは間違いない。
奇跡の残留に向けて、伊藤への期待はますます高まりそうだ。
なお、伊藤と同じくフル出場した酒井高徳には、両メディアとも「3」の評価をつけている。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180408-00264399-footballc-socc2試合ぶりに先発でピッチに立った20歳の伊藤は、見事なドリブル突破で2人をかわし、逆転弾を演出。そのほかにもドリブルとパスで2位シャルケを翻弄し、リーグ戦132日ぶりの勝利に貢献している。
『ビルト』はシャルケを下したハンブルガーSV全体に比較的高めの採点をつけた。ただ、最高評価の「1」がついたのは1人だけ。それが伊藤だった。
『ハンブルガー・モルゲンポスト』も、伊藤に「1」をつけて絶賛。得点関与のシーンを振り返りつつ、「これまでのベストパフォーマンスだった」と記している。
昨年11月以来のリーグ戦白星を手にしたハンブルガーSVは、ケルンを抜いて最下位を脱出した。だが、プレーオフに進める16位のマインツとは勝ち点5差、残留となる15位のヴォルフスブルクとは同7差と、依然として困難な状況にあることは間違いない。
奇跡の残留に向けて、伊藤への期待はますます高まりそうだ。
なお、伊藤と同じくフル出場した酒井高徳には、両メディアとも「3」の評価をつけている。
9試合ぶりの白星を収め、「今の自分たちに勝ちは必要。それが一番効く薬だと思う」と挽回へのきっかけを掴んだ。ハンブルガーSVの日本代表DF酒井高徳は、4日にホームで行われたブンデスリーガ第11節のシュトゥットガルト戦で、ボランチとしてプレーし、フル出場で勝利に貢献した。
試合は開始13分、相手DFジェニス・ブルニッチが2枚目のイエローカードを受けて退場。いきなり数的有利となったHSVは20分、FW伊藤達哉が獲得したFKをMFアーロン・ハントが左足で直接狙うと、相手GKのキャッチミスにも助けられて先制に成功した。
しかし後半に入って55分、相手のFKでDFデニス・ディークマイアーが自陣エリア内で痛恨のハンド。一度は流されたものの、ビデオ判定の結果、シュトゥットガルトにPKが与えられた。主将の酒井も抗議したが、判定は変わらず、「怒りをどこにぶつけたらいいか分からない感じ」のまま、PKを決められ、試合を振り出しに戻された。
それでも、HSVはすぐに前を向いた。「チーム全員が同じ気持ちをもって、また取り返せばいいやっていう感じでプレーできた」と素早く切り換え、さらにホームの後押しも受けた。「サポーターのみんながすごくプッシュしてくれたのを感じたし、選手はそれを感じてプレーに出ていたかなと思う」。
選手やサポーターたちの気持ちがゴールにつながったのは、失点から10分後のことだった。65分、伊藤が右サイドから中央にドリブルで切り込み、縦パスを送ったエリア手前のハントを経由して、右サイドのディークマイヤーがクロスを送る。すると、ファーに飛び込んだMFフィリップ・コスティッチがダイビングヘッドで合わせてリードを取り戻した。
右ウイングで先発出場した伊藤は、勝ち越しの起点となったプレーも含め、随所にキレのあるプレー見せた。酒井も後輩について「勇気を持って仕掛けてくれた。自分の強みを分かってプレーしていることはいいこと」と称賛の言葉を口にした。「試合を重ねていくごとに(右サイドバックの)ディークマイヤーとの連携もよくなってきているし、自分の要求もしっかりしている。非常によかったと思う」。
さらに69分には、先発出場した17歳のFWヤン・フィーテ・アルプが2試合連続ゴールを叩き込む。エリア内でパスを受けると、背負ったマーカーを鋭いターンで剥がし、カバーにきたDFも切り返しでかわして、右足シュートを沈めた。現在のHSVを支えるアルプや伊藤ら若手の躍動を、酒井は主将として歓迎している。
「若い選手が頑張ってくれるのは、今まで出ていた選手や若くない選手たちにとっていい刺激になる。そこで自分が、経験のある選手たちをうまくコントロールして、若手にもっと圧をかけられるようにしたい。フレッシュな風が入ってくるのは非常にチームにとっていいことだと思う」
HSVは3-1で勝利し、9試合ぶりに掴んだ白星の喜びをホームの大観衆と分かち合った。酒井にとっては出場した試合で今シーズン初勝利となったが、そんな日に限ってドーピングコントロールの検査対象となり、かなり遅れてミックスゾーンに登場。すでに冷静な様子で「今日、勝てたことに一喜一憂せず、代表ウィークに入りますが、また次の試合に向けて、今日の気持ちをみんなが忘れずにやっていくことが非常に大事かなと思う」と今後の戦いを見据えた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171105-00664652-soccerk-socc試合は開始13分、相手DFジェニス・ブルニッチが2枚目のイエローカードを受けて退場。いきなり数的有利となったHSVは20分、FW伊藤達哉が獲得したFKをMFアーロン・ハントが左足で直接狙うと、相手GKのキャッチミスにも助けられて先制に成功した。
しかし後半に入って55分、相手のFKでDFデニス・ディークマイアーが自陣エリア内で痛恨のハンド。一度は流されたものの、ビデオ判定の結果、シュトゥットガルトにPKが与えられた。主将の酒井も抗議したが、判定は変わらず、「怒りをどこにぶつけたらいいか分からない感じ」のまま、PKを決められ、試合を振り出しに戻された。
それでも、HSVはすぐに前を向いた。「チーム全員が同じ気持ちをもって、また取り返せばいいやっていう感じでプレーできた」と素早く切り換え、さらにホームの後押しも受けた。「サポーターのみんながすごくプッシュしてくれたのを感じたし、選手はそれを感じてプレーに出ていたかなと思う」。
選手やサポーターたちの気持ちがゴールにつながったのは、失点から10分後のことだった。65分、伊藤が右サイドから中央にドリブルで切り込み、縦パスを送ったエリア手前のハントを経由して、右サイドのディークマイヤーがクロスを送る。すると、ファーに飛び込んだMFフィリップ・コスティッチがダイビングヘッドで合わせてリードを取り戻した。
右ウイングで先発出場した伊藤は、勝ち越しの起点となったプレーも含め、随所にキレのあるプレー見せた。酒井も後輩について「勇気を持って仕掛けてくれた。自分の強みを分かってプレーしていることはいいこと」と称賛の言葉を口にした。「試合を重ねていくごとに(右サイドバックの)ディークマイヤーとの連携もよくなってきているし、自分の要求もしっかりしている。非常によかったと思う」。
さらに69分には、先発出場した17歳のFWヤン・フィーテ・アルプが2試合連続ゴールを叩き込む。エリア内でパスを受けると、背負ったマーカーを鋭いターンで剥がし、カバーにきたDFも切り返しでかわして、右足シュートを沈めた。現在のHSVを支えるアルプや伊藤ら若手の躍動を、酒井は主将として歓迎している。
「若い選手が頑張ってくれるのは、今まで出ていた選手や若くない選手たちにとっていい刺激になる。そこで自分が、経験のある選手たちをうまくコントロールして、若手にもっと圧をかけられるようにしたい。フレッシュな風が入ってくるのは非常にチームにとっていいことだと思う」
HSVは3-1で勝利し、9試合ぶりに掴んだ白星の喜びをホームの大観衆と分かち合った。酒井にとっては出場した試合で今シーズン初勝利となったが、そんな日に限ってドーピングコントロールの検査対象となり、かなり遅れてミックスゾーンに登場。すでに冷静な様子で「今日、勝てたことに一喜一憂せず、代表ウィークに入りますが、また次の試合に向けて、今日の気持ちをみんなが忘れずにやっていくことが非常に大事かなと思う」と今後の戦いを見据えた。