【琉神マブヤー】

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Posted by TI-DA at

2010年08月03日

まったり、まったり、まったりなぁ~

最近、こんな自分でも教室の方から練習法等を聞かれることが増えつつあります。
正直、こんなヤツに聞いたらいかんよと思うのですがね(常にいい加減なんで・苦笑)。
ただ、共和教室で初級さんをお稽古させていただいてる時も、他の教室の新しい方達にも必ず言います。

「焦ったらいけない。」

って。

自分も、入って間もない時にTOMアニキに言われた言葉です。
その意味が、今なら良くわかります。
アニキが言ってくれた「それ」とは違うかもしれないけれど・・・。

つい、三線が弾けるようになると嬉しくって「次はあの曲、この曲」って欲張りたくなる。
自分より上級にいる人達に追いつきたくなる。
早く上達したくなる。

でも、その焦りや欲張りが仇となる時がある。

自分で言えば、独学で2年近くやってたから、同時期に教室に入った仲間内でも、三線初めて間もない子達よりは上にいなきゃという焦りがありました。
ただ、焦れば焦るほど、欲張れば欲張るほど、三線の音色は汚くなってました。
テンポもただ走って汚くって。
それが嫌で、唄ってても楽しくない時期がありました。
音色が悪いのは三線のせいにしてましたね。

でも、先生が私の三線を弾くと、とっても素敵な音色を奏でるんです。

このときに、ああ、全ては私の腕のせいだと痛感しました。

それ以来、1曲1曲を大事に練習しようと思うようになりました。
何曲弾けますと自慢しても、その曲全てが綺麗に演奏できなかったら、みっとも無い。
たとえ、レパートリーが少なくても、その曲達が綺麗に演奏できたら、そっちのが素晴らしいと私個人としては思った訳です。

そして、普段の練習をしていくうちに、以前は弾けなかった曲が自然と弾けるようになる事に気付きました。
焦らなくても、いつかは、その時点の自分には難しい曲でも時期が来たら弾けるようになる。
焦る必要は無いんだ。

今でも、新しい曲は慣れるまでは練習の日々です。
弾けるようになること
歌詞を覚えること
そして、それをテンポ良く弾くこと
走らせないこと
そしてそして、最後に先生の三線と合わせて弾けるようになる事。
さらに慣れたら、もっと三線の音色を綺麗にしたい。歌を綺麗に唄いたい。そんなカンジで練習しています。

焦る必要はないんです。
そして、自分も常に思いますが、キャリアが上の人には、もし万が一練習量で勝ったとしても叶わない部分が必ずどこかにあります。
私も、未だに入米の先輩方にはかなわない事ばかりです。

そういうもんだと思ってます。

だから、あせらずゆっくり。
大事に
練習していきましょうね。
  

Posted by GON at 21:06Comments(0)三線

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独学三線やってます。やれると思ってるだけで実はやれない事が多い不器用者。
ラジオオタク、沖縄野菜LOVEです。
沖縄県在住。

お野菜ブログやっています。GONさんの野菜ソムリエなる日々
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