糞虫

1ボタンで出せるアーマー付きの打撃/当たると相手が膝崩れになりほぼ何でも入る/ガードされても-3F & 距離が開く/画面端だと相手がガードしていても膝崩れになる等の性質がある。要するに強い。



対策としてはパリイや垂直ジャンプ置きなど色々あるが、最も無難なのはインパクトを撃ち返すこと。インパクト同士なら後出しが勝つため、反応できるならこれが何より手っ取り早い。

逆に、反応できないのが相手にバレると目も当てられない。先方から「あぁこの人は反応速度が寝たきり老人だな」と認定され、ことあるごとにインパクトを擦られ、足腰が立たなくなるまで殴られる。

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そういった惨劇を防ぐためにインパクトのバインドを押しやすい位置に変える。

自分はデフォから全ボタンを1列ずらしてインパクト最優先にした。


SEもインパクトが爆音で鳴るよう変更。ラッシュなども爆音になる弊害があるが諦める。


これにより遂にプラチナ脱出に成功。

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次に2キャラ目のブランカを始めたところ、1日でプラチナから卒業。このキャラは狂ってる。



勝率72%。ブランカ人口の少なさとキチガイ地味た挙動により、初見をキルする性能が異常に高い。

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神6において、初心者や自分のような雑魚が選ぶべきはモダンなどではなく"ブランカ"。ただし高確率で1戦抜けされる。おそらくブロックもされる。

だが、こんな挙動の生き物をブロックするのは至極妥当な行為であり何も言えない。

接近できてコンボにも繋げられる前蹴り/コマ投げ/前転/アーマー付きのEX突進技/中段のEXクラックシュート/相手を浮かせられる肘/弾抜け長射程ウルコンを併せ持つ男が来るまではブランカ1択でいい。

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そういう訳で3キャラ目のSons Of The Forestを始める。自分は前作The Forestは未プレイ。3Dサバイバルというジャンル自体も食傷気味。

しかし、このゲームには"フレンド"が付属してくるという非常に重大な特徴がある。名前はKelvin。


状況としては、開幕で主人公達の乗ったヘリが墜落。生き残ったのは主人公とKelvinのみ。謎の島で2人きりのサバイバル生活が強制スタート。概ねそういう感じになる。

彼は墜落の衝撃でツンボになっているため会話はできず、コミュニケーションは筆談で行う。

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サバイバルゲーなので空腹値的なパラメーターがあり、何かしら食物を摂る必要がある。序盤でも入手しやすい手軽なメシとしては土人の肉が挙げられる。


生食はデメリットがあるため火を通すのが基本だが、その際に使う焚き火もフレンドが用意してくれる。

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彼は知能がアレなのか、草むらで焚き火を始めて延焼を起こしたりもする。多少足りていない方が人間味があるとポジティブに捉えればむしろ長所と言える。


自らが起こした火でダウンしたりもするが、プレイヤーが蘇生してあげれば問題なく再起動する。孤独な単純作業になりがちなゲーム性にフレンドが華を添えてくれる神ゲー森。

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日中は海に潜って寿司ネタを乱獲し、夜は寿司屋で働くゲーム。





魚はモリを撃ち込んで捕まえるのが基本だが、網で捕獲することも出来る。

生け捕りにした方が身が傷まず、寿司ネタに使える量が増える。大量の魚を網1投で捕えた時の爽快感はガチ。



ダイブ中に死ぬと集めた魚やアイテムはほぼ失われるため、緊張感もあってダレない。深海で酸素の残量が少なくなった時などは実質ホラーゲーム。

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美味しんぼが森羅万象のトラブルをメシで解決するように、このゲームは大抵の物事を海に潜ることで解決する。そんなもんAmazonで注文しろ的なクエストも割とあるが、本業の魚捕りが楽しいので許容できる。



クエストによっては人とも戦う。魚を撃つための水中銃を躊躇いなく人間に向けるこの世界の住人は普通に怖い。

最初からスナック感覚で人を殺すタイプのゲームなら何の抵抗もないが、このゲームの出血は異様に生々しい。あとデブなのに機敏。

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そうして人や魚を撃って稼いだ金を、主人公や寿司屋に投資する。

水中銃の作成&強化/ダイビング用の装備の強化/店員の雇用&育成/寿司屋の内装選び/魚の養殖/農業etc..。使い道が多岐に渡りすぎて、金がいくらあっても足りない。

定価2,400円のゲームとは思えないほどに要素が詰め込まれた評判に違わない良作。14,000円のゲームより濃いまである。

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そして個人的には6月発売のゲームで最も期待していなかったが、フタを開けてみたら最も良作だったスト6こと神6。Diablo4の真逆。

トレーニングモードの機能が充実しているおかげで対人戦をほとんどやっていない。

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自分は格ゲーのコマンド入力が極度に汚い。試合後にリプレイを確認するたび、吐瀉物のようなキーディスプレイにうんざりしてきた。

なので、今作の目玉要素であるモダンモードには期待を抱いていた。コマンド入力が不要で1ボタンで技が出せる神機能。これさえあれば自分も健常者の仲間入りができる。

だが実際そんなことは全然なかった。むしろ通常モードより難しいところがある。具体的には通常技。

従来のモードには通常技用のキーが6つ(弱中強PK)あるのに対し、モダンは3つ(弱中強PもしくはK)のみ。これとアシストボタンというものを組み合わせて通常技を出す。

たとえばモダンでルークの屈中ボタンを押すと中足が出る。


屈中+アシストボタン同時押しだと屈中Pが出る。単なる中パンに2ボタンが必要。自分の脳には要求スペックが高すぎる。

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特にハードルが高いのが屈強P。これは屈中Pと違い1ボタンで出せるが、問題は入力ミスの存在。

通常モードでは下方向の↙↓↘(123強P)どれに入れても屈強Pが出る。



対してモダンでは、通常技ボタンの総数が少ないため、1ボタンに多数の技が割り振られている。

ルークの場合、1と2入力では屈強P、3入力だと大足が出る。プレイヤー当人は屈強Pを出すつもりでも、斜め入力がちょっとでも入っていたら大足扱いになる。

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入力の汚い人間がこの仕様でプレイするとどうなるか。勝敗を分ける重要な局面で屈強Pが大足に化ける。これは文字通り致命的なミスであり、チャンスが一転して自殺に変わる。死ぬ。

話題の新機能モダンモード、一見ビギナーフレンドリーを装っているが、自分のような汚物にとっては今までよりむしろハードコアな面がある。神ゲーではあるが引退した。