■自キャラ強化
湧きポイントは耐久値を削るたびに敵が激湧きする。しんどいので回復手段と味方NPCが揃ってから潰すのが安定。
・自キャラの体力回復>王室のベッド。
・自キャラの装備品>王室の鍛冶場。
・周囲にある湧きポイントの探知>犬の神壇。
初期武器が優秀なんで鍛冶場は後回しでもいい。

訓練場/兵営などで一般ネズミを兵士に育てると戦闘に参加させられる。武器のアイコンをクリックで兵種の変更。

集結所に兵士を登録すると戦闘モード時にQで命令を出せる。兵士が自キャラを追従してくれる護衛命令が特に便利なんで早めに建てるべき。

■税務署
いくら税金を課してもネズミは自主的に納税をしない。なので税務署を建てて徴収するか、プレイヤーが手動で取り立てる必要がある。

ステータス欄に『未払い税金』が表示されるネズミは未納ネズミ。

統計の未払い税金タブから総額と未納税者番付が見られる。税務署が未建設だと莫大な額になる。

■食料
ウサギの巣の近くに狩り場を設置/狩ったウサギを屠畜場で加工すると食料になる。その辺に生えてる穀物もそのまま食料にできる。
ウサギは意外と強く、ネズミは頻繁に負けて気絶する。よって回復用にベッドの設置も必須。
ベッドはネズミの体力/気力回復/ダウン時の復帰のための施設。トイレは設置するだけで機能するが、ベッドは使用者を手動で割り振る必要がある。
その際、『環境設定>配置方式です>Auto』に変えると付近のネズミが勝手にベッドを使用するようになる。

■水
穀物や草などの量産には水が必要になる。
水場の近辺に貯水槽を建てるとネズミが水を汲むようになるが、一箇所から汲み続けると枯渇するんで代替手段も必要。

屋外に囲いを作っておくと雨水を貯められる。天候次第なため運が絡む。

水の補充手段としては『露採集器』が安定する。資源を別のものに加工する施設が多い中で、この施設は珍しくリソースが不要。建設さえすれば永久に水が供給される。
接地面の中央マスを凹ませておくことで毎日0時に水が貯まる。

建設には地下で取れるクモの巣が必要。採集方法はクモの巣に触れて破壊するだけだが、発生率が低いのかあまり見かけない。序盤に遭遇できたら熱い。

■娯楽と上級国民
サービスカテゴリにある娯楽施設を建てれば国民のストレスを軽減できる。ただし、施設には対象となる"階級"が設定されている。
たとえば2段階目でアンロックできる『舞台』という施設。
表示が小さいせいで見落としやすいが、この施設はターゲットがシルバー/ゴールド限定。つまり最底辺のブロンズ国民は対象外。

ゲーム初期は全国民がブロンズ階級なため、序盤に建てても何の効果もないと思われる。早い段階から建てられる割に性能がニッチすぎて実質トラップ。
「娯楽施設はあるのに国民の不満が一向に減らない」的なトラブルはこれが原因の可能性がある。少なくとも自分はそうだった。

■パンと上級国民
上の例と同様、パン屋で作れるパンもシルバー/ゴールドの上級専用食。ブロンズ国民は食べる事を許されていない。

インターフェイスや統計に表示される食料数はあらゆる食料の総数なので、安定しているように見えても油断はできない。

たとえ倉庫にパンが山積みになっていようと、庶民には一切供給されないため、底辺食(生肉/生魚/生穀物etc)が枯渇しているとバタバタと餓死していく。

要するにネズミには階級の差があり決して平等ではない。Ratopiaではそれを常に意識しないと生きていけない。Life is not fair。

…そんなデフォルトだと地獄のようなゲームだが、救いがない訳ではない。
Ratopiaでは身分差別に法で対抗できる。たとえば上記のパンを食べる権利。パン権。これは法律によりターゲット層を広げることで解決が可能。具体的には、
『商法>消費権限の変更>消費品目:パン>階層』を選び、全階層にチェックを入れる。

これでカーストに関係なく全ネズミがパンを食べられるようになる。ノーモア餓死。

建物の利用権限も同じく変更できる。上位の娯楽施設はデフォだと底辺が出禁にされているため法改正が必須。

貧富の差も同様に是正できる。
統計から国民を資産でソートすると、資産4桁から1桁まで、ネズミ間で極端な格差が生まれていることが分かる。
このゲームでは、ネズミ1人ひとりが施設の利用や食事のための資産を有している。しかし最底辺はメシも満足に食えない程に貧しい。


そこで底辺限定の補助金を支給する。
『福祉法>定額補助金の支給>条件>財産X以下』で適当な額を入力する。

そしてその予算を上級から徴収する。
『税法>市民税>条件>財産X以上』で同じく適当な額を入力。
こうすることで富裕層オンリーに課税して富を再分配できるようになる。

国の規模によって制定できる法律の数に上限があるため、万事を変えることは出来ないが改善はしていける。
単なる脳死ディストピアゲーではなく、プレイヤーが求めれば底辺ネズミを救済する事すらできる。深い。Ratopiaは天国じゃないが、かと言って地獄でもない。俺は心の中のメガネを捨てた。
