イラスト「中華風妓女・雲鬢の名花」
こんにちは。
太陽のバカヤローと叫びたい 須見です。
毎日暑すぎる。
昼間暑いのはまだ我慢できるけど、夜間も暑いのは勘弁して欲しいです。
クーラー欲しい・・・。
暑さでダレていましたが、ちょこちょこ描いていた「中華風妓女」 が完成しました。
「雲鬢の名花」
前に描いた「中華風青年」 と同じ世界観のキャラクターです。
このキャラは「髪」がとても大事な要素なので、髪に関するタイトルを付けたいなと思ってました。
最初は「蓬髪の舞姫」と付けていたのですが・・・よく考えたら「蓬髪」って良い意味じゃないじゃん! と気づいて変更。
蓬髪(ほうはつ)・・・ヨモギの様に伸びて乱れた髪
うん、違うな! と(笑)
それっぽい熟語を探して「雲鬢の名花」となりました。
雲鬢(うんびん)・・・雲に例えた女性の髪の毛の美称。転じて美人の例え。
名花(めいか)・・・人に持て囃される名高い、美しい花。転じて美しい、徳の高い芸妓の例え。
日本語って難し!
背景の蝶には「ハルモニア」を使用。紙との相性がイマイチであんぎゃーって感じ(笑)
水彩だとパレット、筆、水入れなどを出してこなくてはいけませんが、コピックならマーカーがあれば塗れるのでサクサクっと描きたいときに向いてます。
しかし、こうも毎日暑いと、机に向かうことすら億劫になります。
アナログ画材は湿度が天敵ですし、もう少し過ごしやすい気候になってほしいと思っているのですが、八月は更に暑い という予報を聞いて絶望してます。
分かってます、内地に比べればマシだと・・・。
でもなあ! 北国の家は中に気温が籠るように出来てるし、なによりクーラーがないんだよ!(ある所にはあるけど)
おでこに冷えピタでも貼ろうかな・・・。
それでは、皆さん暑さには気を付けて。
とっぴんぱらりのぷう。
年が進むほどに遠くなる。
こんにちは。
どちらかというと父親似な 須見です。
どちらかというと、というかモロに父方家系の要素マシマシです。
顔つきも、性格も。
私には姉がひとり居まして、姉は見事に母方似だと言われています。
でも、姉妹だとすぐ分かるくらいに私たちは似ているらしい。
「血筋」って不思議ですねぇ・・・。
七月は、少し切ない気分になる月です。
先日は、母の命日 でした。
もう五年です。早いですね。
この頃はお天気が微妙でしたが、この日は晴れてくれました。
大病を患い、長く闘った末に旅立ったので、向こうでは痛みも苦しみもなく先に逝った猫さまたちと過ごしてくれればいいなと思います。
私自身はあまり信心深い方ではないのですが、身近の大切な人の幸せは祈ります。
母の冥福を祈った次の日に、父と祖母に会いに行きました。
施設に入っているのですが、私たちの来訪を喜んでくれて、ずっと手を握ってくれて・・・母の話もしました。
父方の祖母なので、母から見れば「姑」です。
母と祖母の間にどんな思いがあったかは分かりかねますが、私から見た祖母は母を大切に想ってくれていたと信じています。
コロナのこともあり、まだマスク越しで長居もしませんでしたが久しぶりに会えて嬉しかったです。
母の分まで・・・というと変な感じかもですが長生きして欲しいです。
祖母の居る施設のある街には大型のホームセンターがあって、帰りに寄ってきました。
そこはクラフト用品、手芸や工芸、絵画や書道などの道具も豊富に取り揃えられている店です。
羨ましい、地元にも欲しい。
天よ、なぜ人は過ちを繰り返すのか・・・!!
始めは必要なものだけ(画像上部のペンのみ)買うはずが気づいたらこのザマだよ・・・!!
だって「店頭在庫限り」で安くなってたんだもん(「一か月ぶり」 二度目の言い訳)
シュミンケホラダムさんが千円以内で買える機会なんてこれ逃したらないよ!?
買わない選択肢ある? いや、ない(疑問、反語)
「カドミウム オレンジディープ」というオレンジを買いました。
実はオレンジって持ってなかったんですよね。
本当は別のオレンジがよかったのですが、流石に在庫のみなので棚がすっからかんで・・・。
ストラスモアは廃盤品なので、見かけたら買ってしまいます。
これもなあ、三割引きだったんだよ・・・!
塗ってみた。
「あ、欲しかったオレンジだ」って思いました。
ビビットなオレンジではなく、少し落ち着いた色味が「はい、好き!!」ってなる。
果実のオレンジというよりは、花壇で揺れるマリーゴールドのような優しい感じ。
健康的な肌の色にも見える。例えるなら「夏休みの小学生」みたいな?
塗り心地が良くって幸せでした。
さすが高級水彩絵の具。
このオレンジを活かしたイラストが描きたい!
切ない月だから、しんみりと大人な話題でも出そうかと書き始めたのに結局いつも通りの私で終わるという。
でもまあ、母にはこんな私だってことはお見通しだろうと思うので(笑)
「私は元気にやってます」ってことで許してね、母さん。
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
新戦力「EPSON GT-X830」
こんにちは。
内地の暑さに驚愕している 須見です。
「内地」というのは、北海道民が道外(本州、四国、九州‥)を呼ぶ際に使う名前です。
「本州暑い」でもいいのですが、どう見ても本州以外も暑いのでこう呼ばせてもらいました。
毎日35度越えって・・・皆様、水分塩分補給はお忘れなく、休息や冷房を使って夏を乗り切ってくださいませ。
須見はといえば、バテ気味の体調は少し回復しましたが、まだペースは上がりませんね。
それでも身体と相談しつつお絵描きを楽しんでます。
最近、Amazonさんでセールがあったので・・・遂に念願だったあるものを買いました。
EPSON GT-X830
ずっと欲しい欲しいと譫言のように呟いていた「スキャナ」です!
「画質とスピードを両立したミドルレンジモデル」だそうで(意味は殆ど理解してない)。
アナログでイラストを描いているイラストレーターさんたちが、こぞっておススメしていた機種だったことと、最近は本当に「画材を使うのが楽しい」という感覚が強く、それをより強く表現する手段として「色味が綺麗に出る」というのは必要だなと思ったので一念発起しました。
A4サイズまでスキャンすることができます。
思ったよりも 縦に長くて 置き場所として用意していた場所には乗らずに焦りました(笑)
セットアップ作業も終わらせ、とりあえずスキャンを取ってみることに。
以前作った「ハルモニア」の色見本。
おおお・・・!! すごい鮮やか! 感動!
せっかくなので、前に取ったスキャンと比べてみました。
左が 複合機スキャン 。右が今回購入したスキャナでのスキャンになります。
もう一目瞭然ですね!
上から5番目の「黄色(ゴールドシトリン)」や7番目の「オレンジ(マンダリンカーネリアン)」を見てもらえばはっきりと分かるかなと思います。
原画に近いのはもちろん、右。
次に、イラストをスキャンしてみました。
コピック(アルコールマーカー)を使ったイラストの比較。
コンビニスキャンも結構いい感じなのですが、黄色が少し蛍光味を帯びてしまっていたので、そこは抑えつつも鮮やかさは一番良いのが830ちゃんです。
複合機スキャンは・・・うん「スキャンはオマケ」って本当だなと(苦笑)
次は透明水彩を使ったイラスト。
「ハルモニア」の色味が出なくて悔しい思いをしていましたが・・・おお、渋い赤がくっきりと出ています。
肌が少し白飛びしちゃってますが、滑らかさは段違いです。
これは正直、好みの差かなーという印象。
色の境目の自然さは830ちゃんに軍配かな?
これらはすべて「全自動モード」でスキャンしたのですが、他にも「ホームモード」やら「プロフェッショナルモード」やらがあるようで、もうしばらくはスキャナと戯れながら機能を覚えていこうと思います。
新戦力はかなりのポテンシャルを秘めていそうなので、それに負けないイラストを描きたいなと思います。
おまけ
中身の確認をしながら写真を撮ってる間に箱に入られてました。
「あたち、狭いとこ大好き」とばかりに目が爛々としてます。
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
進捗「中華風妓女・バテ気味です」
こんにちは。
どうせなら健康的に瘦せたい 須見です。
前回「暑さで少しバテ気味」と書きましたが、相変わらず続いていて、食欲が爆下がりしています。
食べなきゃ体重は減るわけで・・・。
最後に計ってから10日ほどで2kgくらい落ちてました。
しかし、この減りは「筋肉が落ちてる状態」なので、そんなに嬉しくはないです。いや、ちょっとは嬉しいけど。
脂肪は山ほどあるので、筋トレとかした方がいいのかなと思っています。
まずは落ちた体力を取り戻すための ラジオ体操 かな(笑)
そんなこんなで、創作もあまり進みません。
隙間時間にちょこっと進めた「中華風妓女」 の続きです。
印刷した線画をトレスします。
今回は前に 「福袋」 に入っていた「ファブリアーノ ミクスドメディアスケッチブック」を使ってみます。
紙質は適度に凹凸がありつつもツルツルとした感じで厚みがあります。
デッサン、パステルや色鉛筆、水彩、マーカーなど多岐に渡って使いやすい紙、とのことですが果たしてどうなる。
ペン入れ完成。
ペン先は引っかかることもなく、描きやすかったです。
ペン入れには コピックドローイングペン と ユニボールシグノDX 0.28 を使用。背景や枠は黒のミリペンで。
ドローイングペンは万年筆のようなペン先で、つけペンのような線が手軽に引けるというものです。
むかーしに一度だけ買って試したときに、全然使いこなせず・・・。
それ以来なんとなく避けてたのですが、つけペンとインクを出すのが面倒くさくて使ってみたら「え、なにこれいいじゃん!」となってます。
これからは使っていこう(単純)
前の「中華風青年」同様に背景から塗っていきます。
コピックのノリはいいです。ホワイトワトソンよりもサラサラした紙面なので、インクもスルスル乗っていく感じ。
気になったのは「少し色が濃く出る」ことと「色が沈む(発色が良くない?)」ことでしょうか。
ホワイトワトソンより更に白い紙なのに、少しくすんだ色味に感じました。
コピックは無色のアルコールでボカシ表現や色抜き(水彩でいう「リフティング」的な)ことをするのですが、それはやりやすかったです。
時間が経ってからでも、無色のアルコールペンでトントンと叩くと色が抜けてくれました。
ただ、普段なら滲まない線が少し滲んだので、無色のアルコールを使用する場合は線画のインクをきちんと考えなくちゃいけないかも?
もしかしたらインクが染み込みにくい紙なのかもしれませんね。
余談ですが、マスキングインクは問題なく使えます。
背景の蝶には「ハルモニア」の「ブルーホール」を使用しました。
絵の具の乗りは正直「うーん」って感じ。
分離と粒状化は分かりやすいですが、やっぱり色味が渋くなる。
水彩よりはマーカー、色鉛筆あたりをメインで使うのが良さそうな紙だなー、という印象を受けました。
「水彩紙」というよりは「画用紙」に近い感じ。
個人的に「ケント紙ほどツルツルではないけど、水彩紙ほどザラザラもしてないのでコピックに使いやすい」と思いました。
暑い日が続くうえに不安定な天気で大雨、なんて日ばかりですが、みなさま体調にはお気をつけてお過ごしください。
私も体力戻すぞー。
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
新作開始「中華風妓女」
こんにちは。
もう下半期とかマ? と思っている須見です。
光陰矢の如しというかもはや光の速さすら超えてる気がする。
以前の「中華風青年」と似た雰囲気の今度は女性を描こうと思い、ラフをきります。
ちょいセクシー を目指してポーズを取らせましたが、元の絵柄が幼げなのも相まってやっぱりセクシーは苦手です。
頭から臀部にかけて「S字」を意識してみたりしました。
ラフの線を整えます。
「中華風青年」のときは切り絵風の花模様を入れましたが、今回は「蝶」にしました。
あと困ったら「流水紋」を入れておけばいいと思ってる節があります(笑)
仕上げはアナログなので、この線画を印刷してトレースします。
色ラフ。
前回「細かいところまでしっかり決めた方が塗りやすい」ということに気が付いたので、しっかりと影や光を意識した色ラフになりました。
背景の色は前回と一緒にして、連作っぽさを出してます。
キャラのイメージカラーが「赤紫~紫」なので、なんだか同系色でまとまってて面白みがないかな? とも思いましたがとりあえずこれで塗ってみます。
暑さのせいか、少しメンタルがバテ気味です。
6月にテンション上げ過ぎたのかもしれません(笑)
無理しない範囲で進めていこうと思います。
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
最近100均で買ったおススメの品。
こんにちは
我等友情永久不滅 な須見です。
高校時代って「なんであんなにプリクラ撮ってたんだ?」ってくらい毎週のようにプリクラ撮ってました。
そしてその時「ズッ友だよ☆」とか「永遠に仲良し♡」とかラクガキしていた友人たちとは 見事! 疎遠になってしまいました・・・。
有限不実行。でも、そんなもんだよね。
さて、最近の私の友達はもっぱら 100均 です。
いや、ちゃんと人間の友達も居ますよ?(笑)
この頃はつい暇があると100均に行って色々見てしまいます。
だって楽しいんだもん。
そこで買って、良かったなと思ったものを少し紹介します。
その① 乾電池式卓上クリーナー
こちらはダイソーさんのもの。
電池を入れて、スイッチを入れると卓上の細かいゴミを吸ってくれるちっちゃい掃除機です。
消しカスや、紙の切れ端などを吸って、下部を開けて中身をゴミ箱へポイできます。
吸引力はそこそこですが、細かいゴミなら全然吸ってくれるし、音も静かなので便利。
前までは手や小さい箒などで集めて捨てていたので、一気に楽になりました。
ネックなのは 500円 なことですが、この手のものにしては比較的お手頃価格だと思うし、買って良かったです。
その② 大容量マスキングテープ
こちらもダイソーさん。
15㎜幅で 巻きが13m も入っていてコスパがいいです。
色は無地しかありませんが粘着力もそこそこあるので、イラストを描く際にめちゃくちゃ重宝しています。
見かけたら買いこんでいます(笑)
その③ アルコールマーカー用収納ケース
こちらはキャンドゥさんのもの。
不織布の四角形の箱型ケースで、蓋と持ち手つき。
須見が愛用している コピック も収納できそうな高さもあります。
しかし私はコピックの詰め替えインクを入れました。
上が透明ビニールで出来ているので、蓋を開けずに中が見えるのはありがたい。
ちょっと布が薄い上に芯などは入っていないのですが、軽くて持ち運びもしやすそうで良き。
前に画材を試した時も思いましたが、最近の100均には「安かろう悪かろう」という言葉は段々と似合わなくなってくるほど品質が上がっていて感動です。
コスメなんかもかなり優秀なものが多いんですよね。
しかし、安いからとバカスカ買ってたら・・・いつの間にか塵も積もればでヤバくなっちゃう罠(笑)
ご利用は計画的に。
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
試用「絵の具で遊ぼ」
こんにちは。
紙と筆と時々ゲーム な須見です。
最近の私はこれで構成されているといっても過言ではないです(笑)
先日 「ハルモニアプラス」 の色見本を作ったときにパレットに出した絵の具がまだ残っていたので、それを使ってちょっと遊んでみました。
ホワイトワトソン を水張りして、マステで仕切ります。
マステの粘着力がなんかすごく弱くて、上手く貼りついてくれませんでしたが気にしない。
私が無心でグラデーションを作ると 緑→黄色→オレンジ になる率が高いです。
この色の組み合わせ好き。
ハルモニアの「ミントベリル」「ゴールドシトリン」「マンダリンカーネリアン」をひたすらに広げました。
ミントベリルの粒状化はっきり出るところも、ゴールドシトリンからマンダリンカーネリアンへの自然な切り替わりも・・・エモい!
絵の具ってほんと 紙に色を広げるだけで楽しいな。
もう半分は更に二分割して別の色を乗せました。
マステが浮いてしまって色が流れ出てしまった。
左も ハルモニア の「ダークネスサンド」「ジオグラフィック」「キャッスルグリーン」。
ちょっと古めかしい感じの色を出したかったのですが、濁っちゃったかなーという印象。
右はハルモニアではなく、ダニエルスミス さんのドットシートからいくつか色を取って伸ばしてみました。
ドットシートがこちら。
上段四列が 鉱石から作られた 絵の具です。
今回はそんな色から「Mayan Blue Genuine」「Lapis Lazuli Genuine」「Blue Apatite Genuine」「Amethyst Genuine」をチョイス。
海外メーカーの絵の具って、個人的には渋くて大人っぽい色が多い気がしていて、落ち着いた青系がシックで素敵。
「Amethyst Genuine」には キラキラ が入っているのもポイント高し。
ゲームメーカー「ガスト」さんの「アトリエシリーズ」のゲームが好きだったので、鉱石を乳鉢で砕いて練って・・・きっと調合するみたいにこの綺麗な色たちは生まれてきたんだ! と妄想していました。
あともうひとつ。
上が ラウニー の「セルリアンブルー」。
下が クサカベ の「ポッターズピンクペール」。
紙はヴィフアールの切れ端で。
どちらも少しホワイトが混ざったような柔らかい落ち着いた青とピンクで、セルリアンブルーは昼とも夜とも言えないけどなんとなく晴れた空の色といった感じ。
ポッターズピンクペールはアンティークのバラのような大人ピンクがエモエモのエモ。
どちらもとても琴線に触れる色で大満足です。
セルリアンブルーをパレットに出さなくては。
ですが、流石に先月は少し画材に散財しすぎました(笑)
欲しいもの、作りたいものがあるので、しばらくは必要以上に画材を増やさないように気をつけたいと思います。
Q「必要だ、と思ったらどうするの?」
A「買います(きっぱり)」
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。