画材試用「お高い絵の具とお高い紙」
こんにちは。
頼んでいた画材屋の福袋が届いてテンション上がった 須見です。
でも 新年の福袋 のはずなのに爆速で届いて、クリスマスプレゼントだとしてもフライングすぎだろと笑いました。
福袋のお話は次回。
まだまだ練習中だけど・・・楽しかった・・・!!
以下、簡単な途中経過。
ラフ。
私はどんな画材、紙を使う時でも 別紙に描いてからトレースします。
今回使った紙は アメリカ産の水彩紙「ストラスモアインペリアル」 名前の圧がすごい。
むかーしに、画材屋さんでおまけとしてもらったはがきサイズ、300gの中目です。
トレースして思ったのは「割と紙面は硬めかも?」でした。
鉛筆で主線(しかも3H)とったからかな、とも思いましたが、表面のザラつきもペン先がひっかかるほどではなくよきよき。
ハガキ大ですし、厚みもあるのでしっかりとした水張りはせずに四隅をマステで留めるだけにする予定。
調べたところ、マスキングも大丈夫とあったので白抜きしたい部分にインクを載せます。
範囲が狭い+面倒くさいのコンボでインクは原液。
光源がはっきりしている(明らかに発光しているものがある)場合は光源から塗ります。
色を載せた瞬間に「これはヤバい」と思いました。
滲み、ボカシ、伸び・・・どれをとっても「こんなに塗りやすい紙があるなんて!」と叫びました(心の中で)
乾いてからも水を載せればまた溶け出してくれるので、はみ出しの直しとかもしやすかったです。
水をザバザバ吸わせてもたわまずに「スン」としててくれるの最高。
今まで
・マルマンスケッチブック
・ヴィフアール水彩紙
・キャンソン ミ タント
・ワトソン
を使ったことがあるのですが、
マルマン<ヴィフアール≦キャンソン<<<ワトソン<ストラスモア
って感じです。※個人の感想です。
水彩紙って、スゲー!
そして、ハルモニア。
ローブに使ったのですが、私の腕のせいか、紙との相性か(間違いなく前者)、分離は控えめになりましたがそれを差し引いてもエモーい!!・・・モーい・・・ーい・・・(エコー)
水を敷いて、少し濃いめに取った絵の具をチョンチョン、と載せた瞬間にブワッ! と広がる色がたまらなかったです。
そこに追い水を差して乾かしたら・・・薄っすらと浮かぶ青みがかったグレー。
楽しくて一気に描き上げてしまいました。
スキャンをして、補正をかけて完成。
「魔女のローブはワイン色」
ランタン ってすごく好きなアイテムです。
なんとなくラフを描いていた頃から「髪はピンク」とイメージしていました。
始めはハルモニアの色に合わせて「大人っぽい魔女」にしようかなとも思いましたが、あえて「年若い魔女」にしました。
ローブ以外の部分には ホルベイン、クサカベ、ハンドメイド絵の具、100均絵の具 などを使用。
背景には少しラメが入ってます。
初めて使う絵の具、初めて使う紙・・・とても心躍りました。
もっともっと、上手く使えるようになりたい!
手段と目的が逆逆ぅ!
おまけ
パレットの中で理想の分離をしてました。
この青とも紫ともグレーともとれる色がたまりません。
スマホのカメラを向けたら「食べ物」に分類されました・・・やっぱりワイン?(笑)
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。