イラスト「原画色紙・聖女と竜の詩」
こんにちは。
気が付いたら世間が薄着になっていた 須見です。
よくよく考えればもう6月も終わりますもんね・・・そりゃ皆さん夏仕様になりますよね・・・。
6月はほぼほぼ「同人イベントの準備」で過ぎていったので、未だに信じられません 上半期が、もう終わったという事実を。
え、なにそれ聞いてない。怖い。
同人イベント 「北海道コミティア」 で展示頒布した作品をペタリ。
少しだけ 進捗 も載せていた寸松庵サイズの色紙です。
「聖女と竜の詩」
誰ぞ伝えし、古の詩――。
使用画材:ホワイトワトソン、水彩(透明、不透明)、アクリル、顔彩、ホワイト
あまりにも時間がなく、ふたつとも色塗りに関してはほぼ1日で終わらせました。
そのせいでアラも目立ってしまって反省点が多い作品です、はい。
やはり時間に余裕を持って行動しなくちゃダメですね。
聖女アップ。
彼女のデザインはけっこう気に入っています。
薄いグリーンの僧衣(なんです、これでも)に、淡いピンクのフリルと赤い薔薇。
柔らかくて穏やかで、清楚な雰囲気が出てればいいなあと思ってます。
魔王アップ。
褐色肌はやっぱり大変でした。
普段のペールオレンジをベースに、朱色、黄色、隠し味程度に緑を混ぜた色で塗り重ねていきました。
肌と髪が濃い色なので、服は薄い色も使ってメリハリを出した、つもり(笑)
この二人は須見の創作作品 「ミグラテールの手記」 の関係キャラだったりします。
直接主人公たちに関わるわけではないですが、同じ世界を生きていた存在という設定。
「同じ世界観で異なる時代、国、キャラの話がある」
という設定にてんで弱くて。世界観もある程度使いまわせるし。
私の創作作品にもそういう要素を少し入れています。
今度はもっと時間をかけて、じっくりこの二人を描きたい。正直消化不良です、ムムム。
おまけ
いつもはミリペンや鉛筆、つけペンで線を引くのですが、先日 とても細い筆 を買ったので今回はそれで主線を引いてみました。
使ったのは シュミンケ ランダムグレー。
やっぱり筆なので気を抜くと太くなっちゃいそうで手をプルプルさせながら引きましたが、水彩で線を入れると絵自体とも馴染みやすくていいなあ、と。
絵の具の数だけ線の色の選択肢が広がるのもいいですね。
7月用のイラストにも少しずつ着手しています。
一作描くごとに反省点がポロポロ出てきますが、描かなければそれも見えてこないので、とりあえず描きます。
継続を力に変えられたらいいな。
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
北海道コミティアに参加しました!
こんにちは。
やはり睡眠……睡眠はすべてを解決する……! と思う須見です。
「一回徹夜をすると、回復するのに三日かかる」なんて話も聞いたことありますが、夜更かしですら次の日に支障が出ますからね。
眠くなくても横になる、くらいの感覚でいないとすぐ身体にガタがきます。
まあ、私はいつでも睡眠大好きなんですけど!(笑)
主催者さま、参加者さま、お疲れ様でした!!
以下、簡単なレポート。
※写真の一部(人物)などにモザイクをかけています。
当日はあまりパッとしないお天気でしたが、旅行かな? ってくらいのキャリーとトートバッグを引っ張り、車で会場へ。
いつも客として遊びに行っていたので、開場前に入るのはもちろん初めて。
開場を待つお客様の列にドキドキしながら、自分の作品頒布スペースのセッティング。
ディスプレイが本当に本当に苦手なので、同行者の手を借りながら(ほぼ任せながら)なんとか展示しました。
執筆した本、原画などを置きました。
そして午前11時、開場。
たくさんの人が行き交うのを自身のスペースから眺め「ここに来ている人たちはみんな“創作”が大好きなんだなぁ・・・」としみじみ。
私のスペースにも足を止めてくれる人が居て、ドキドキしながらお話させてもらいました!
アワアワしてしまって申し訳ないと後で反省(コミュ障)。
「自分が好きだから」
が創作活動の根底にあるとはいえ、やはり誰かに見てもらう、手に取ってもらうというのは自身の作品が認められたようで嬉しく思います。
途中、友達も遊びに来てくれて、ワイワイとしたうちにあっという間に終わってしまいました。
イベントあるある「行きより重くなる荷物」を抱えて撤収。
会場そばにある「コメダ珈琲」で休憩がてらお茶。
相変わらずコメダのものは大きい(笑)
これはソフトクリームがのったアイスココア。パフェかな? というくらいに満足感のある一杯でした。
その後はそばにある商業施設で買い物をし、友人を送って帰宅・・・
する前に夕食。
カロリーが身に染みる。
しかし、地元、そして自宅と自分のプライベート空間に戻ってくるたびに気が抜けてどっと疲れが出てきます。
家についたらもうヘロヘロ。
ネットでの発表や、通販が発達した時代ではありますが、やはり生のイベントから感じる空気もいいものがあると思います。
直接感想を伝えられたり、伝えてもらったり「コミュニケーション」を行える。しかもそれが同じものが好きな者同士でできるというのはとてもいい機会だと思っています。
こういう場を用意してくれる、イベントの主催者、主催グループ様には感謝感謝です。
次の同じイベントは10月。
また頒布参加をするかはまだ未定ですが、遊びには行けたらいいなと考えています。
イベントでゲットできた素敵な作品たち。
皆さんの熱意の形を存分に堪能するぞ!
「やっぱ好きだな、創作」
そう噛みしめました。
新しいアイデアも少しずつ浮かんでいるので、形にできたらいいなと思います。
と、いうわけで・・・・
とりあえず、ゲームしてきます!
英気を養うのも大事なのよ、と言い訳。
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
お知らせ「ちょっと追い込みます」
こんにちは。
時間は待ってくれないと実感した 須見です。
えー、気づけば参加予定の同人イベントまで一週間です。
が、頒布予定物がまだまだそろっていません。
なので、イベントが終わるまで、ブログ更新をお休みします。
毎度毎度このお知らせをしている気がするので、少しは学べ! と思わずにはいられません。
終わったらまた戻ってきます!
それでは。
新作開始「原画色紙・寄合にも行きました」
こんにちは。
今年の私には無敵の呪文がある と思ってる須見です。
嫌なことがあっても、急な出費がかさんでも、なぜか中々痩せなくても、画材を買い込んでしまっても
すべてはそう、
「厄年だから」
これに尽きます(罰当たり)
「しゃーない、厄年だし。切り替えてこ」
の精神で乗り越えていけばいいんです。
とまあ、冗談はさておき、参加予定の創作イベント まで2週間をきってしまったのでもりもり作業モードに入ろうと思います。
頒布する同人誌は無事に出来たので、今度はイラスト系の作品にとりかかります。
予定では4枚。
まずは寸松庵サイズ(136㎜×121㎜)の「色紙」から。
おおまかなアタリからラフを描きます。
最後まで悩んだのは髪型です。
色々描いて横に流すまとめ髪になりました。
ヴェールやドレスなどは画像検索したドレスのデザインなどを参考に「ファンタジー」に溶け込むようにしています。
今回のイベントは「文芸」「評論」「イラスト」など、申し込み時に選んだカテゴリによって展示スペースが割り当てられるのですが、須見は「SF・ファンタジー」のカテゴリにしたのでファンタジー作品を意識してます。
・・・割といつもファンタジーばっか描いてました。てへ。
線画を整えながら花を散らします。
少女漫画で育ったので、困ったら花散らしておけばいいと思ってる節があります。
花は薔薇。
一応、理由もあります。
色ラフ。
薄いグリーンのドレスに淡いピンクのレース、銀髪碧眼で清楚な雰囲気にしました。
彼女のイメージは「聖女」。
須見の創作作品「ミグラテールの手記」に関係するキャラだったりもします(ただし、本編には出てこない笑)
実はこちら連作なので、対になるもう1枚があります。
それがこちら。
アタリ→ラフ→線画まで終わった状態。
「普段あまり描かない要素」をたっぷり詰め込みました。
色ラフ。
「普段あまり描かない要素」・・・褐色、タレ目、腹出し
特に褐色肌は今からどういう風に塗ろうか考えています。
そういえば昔、某無駄知識番組で「日焼けした肌を表現するのに適した絵の具の配合」を調べていたことを思い出しました。最終的に出来た色の名前が「松〇しげる色」だったアレ(笑)
あのとき、何色混ぜてたかな・・・。
こちらのイメージは「魔王」。
さきほどの「聖女」の傍にいるという設定です。
花は百合。
「聖女」のイメージである百合を魔王に、逆に「魔王」のイメージである薔薇を聖女と描くことで対っぽさを出してます。
ひっそり仕込んだイースターエッグ的な要素です。
人外×人間は割と好きな要素な上、正反対コンビも大好物です。
光と闇、陰と陽、朝と夜、のような表裏一体なのって・・・いいよね。
色ラフはスマホに送り、線画は印刷してトレースします。
今回は透明水彩の予定。
頑張るぞー。
おまけ
今回は気軽なお客様モードで気になったものを吟味して買い込み。
イラスト、小説、ハウツー本、缶バッジなどのグッズ系、宣伝チラシや名刺も。
創作をする人の数だけ色々な表現や世界があるなあ、と思います。
私も、私の世界を表現するために創作しているのかもしれません。
そう、私の世界、つまりは 画材はいいぞ&ファンタジーはいいぞ。
結局そこに行きつくんかい(笑)
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
今年も北海道画材ユーザーショーに行ってきました!
こんにちは。
新紙幣が話題ですが旧紙幣すら財布にない 須見です。
もうすぐ一万円を「諭吉」って言えなくなるんだなあ。
産まれたときから一万円は諭吉だったから慣れないぜ☆
そんな諭吉をまたばらまくイベントに行ってきました。
今年も行きつけの文具屋 「大丸藤井セントラル」 さまにて開催されました。
二日開催の初日、5月31日にいざ出陣。お天気は去年同様・・・というか去年より悪く雨でした(笑)
やっぱり楽しかったです。
出店企業は去年とほぼ変わらなかったですが、新商品やなんやを実際に見たり試したり出来るのはいいですね!
去年もお邪魔した「ダニエルスミス」さま。
今回は「本物の鉱物を使っている」というシリーズをメインに試し塗りさせてもらいました。
どれも粒状化のジャリジャリ感が鉱物! って感じがします。
左下の「カイナイトジェニュイン」はキラキラもあってテンション上がりました。
あと鉱物ではないのですが「セルリアンブルー」と「ピロールレッド」も試し塗り。
いやあ、このピロールレッドが塗った瞬間に惚れたくらいに好きな赤でした。
深くて、濃くて、血のような薔薇のような赤・・・ああ、いい!!!
お迎えを悩みに悩んだのですが、お値段のラインが少しお高めだったのと、少し前にホルベインさんのピロールルビンという赤をお迎えしていたので、今回は泣く泣く見送りました。
いつか迎えに行くからね・・・!
去年はブースに人が多くて見送った「シュミンケ」さま。
今年はお邪魔してきました。
シュミンケの分離色もすっごく魅力的。
特に左上の「ツンドラバイオレット」は濃い青紫からオレンジが出てくるとか分離欲がぎゃんぎゃんに刺激されて好き! ってなってます。
あと「サップグリーン」も好み。緑が好きなので、新緑の若葉みたいでいいなあ。
先日、分離色を発売した「呉竹」さま。
さっそくその分離色をお試しさせてもらいました。
色を紙に置いた瞬間に分かる鮮やかな分離は水彩とも違う顔彩の魅力でしょうか。
下段の「幻青朱」と「幻青桃」が好みでしたが、現状セット売りしかなかったため、ちょっとお見送り。
単品販売が始まったらふたつお迎えしたいなー。
2時間ちょっと会場をうろつき、お買い物をして店を後にしました。
気付けばお腹がグウグウ鳴っていたので、遅めのランチを。
スタバのサンドイッチ好き。
コーヒーは氷少な目で。
ひと休みして、他店での買い物もろもろを済ませ、帰宅。
1日で買ったものたち。
今回のお目当ては ホルベインさんの分離色。
一気に24色出たもので、もう迷うことなく全色買い(笑)。
あとはキラキラのペンや紙バイキングなど。
マルマンさんのブースで紙バイキングしたらおまけを色々くださって恐縮です。
「CANSON」のポーチやらトートはすべておまけです。
他は今月の同人誌イベントに向けた備品を仕入れてきました。
イベントが終わるか準備がひと段落ついたらになりますが、ホルベイン分離色もレビューという名の好き勝手書く記事を上げようと思っています。
こうご期待(?)
やっぱさあ・・・画材って楽しいじゃん(CV:越〇リョーマ)
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
タグ「今月描いた絵を晒そう・五月編」
こんにちは。
5月下旬の方が寒い気がする 須見です。
本州は5月とは思えぬ温かさ・・・というか暑さだったようですが、こちらは少し寒かったです。いや、平年並みなのかな?
ですが季節は着実に進んでいまして、もう6月です。
今月は「創作同人イベント」へのラストスパートなひと月になりそうな予感。
とりあえず月初めは今年の恒例「# 今月描いた絵を晒そう」の5月編です。
今月はとにかくこの二人しか描いてませんでした!
一番古い創作キャラクターの二人です。
和服って、西洋ファンタジーや現代ものに比べるとしっかりと形が決まっているのに、着方ひとつでガラッと変わるのが面白いです。
ラフにダラッと着てみたり、帯の結び方だったり色や模様だったり。
資料として本や画像を眺めては「可愛い」となって手が止まることもしばしば(笑)
「民族衣装」が好きなんです。
実際に着て生活するならTシャツにデニムが好きですけど、様々な国や地域の民族衣装を調べるのは楽しいです。
特に好きなのは
漢服、長衫(チャイナドレス)、アオザイ、デール、ディアンドル、キルト・・・他いっぱい!
日本の和服ももちろん大好きですし、アレンジするのも好き(うるさいくらい言うチャイナワンピとか笑)
ファンタジーや歴史が好きなので、現実感ないものが好きなんでしょうね。
これも一種の現実逃避?
同人誌のためとはいえ、半月以上アナログ画材に触れていないのでそろそろ禁断症状が出ています。
現在の進捗。
先月アップしていたラフがまとまらず一時保留してイチから描いています。
このバッサバッサと靡く裾からしか得られない栄養がある(真顔)
こちらは原画頒布の予定。もちろんアナログです。
ハァハァ・・・絵の具を・・・絵の具をくれよ・・・アレがないと耐えられないんだ・・・。
\おまわりさんこいつです!/
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。