2025-01

進捗「干支イラスト・セザンヌ水彩紙のいいところ」





こんにちは。
メンズのMサイズって思ったより小さいな と思う須見です。


今年の初売りで大好きなポケモンの衣料品福袋を買ったのですが、お店に行った際にもうメンズのMサイズしか残っておらず、それを購入しました。

2025元日②

スウェットや膝掛けなど部屋着にできそうで満足しているのですが、スウェットパンツの丈が少し短い・・・。
パーカーなんかは袖が少し長いと感じるのになぜこれだけ? 私の足が長い・・・はありえないし(キッパリ)。
まあそれ以外は全然着られるので愛用しています。

そんな部屋着にくるまりながら「干支イラストの続きです。



2025年お年賀イラスト5

温かみを出したかったので、お気に入りの「シュミンケオレンジ+セヌリエウォームグレー」で下塗りをします。
影になりそうなところを中心に、様子を見ながら徐々に濃くします。
今回は逆光気味にしたいので、人物の中央に向かって影が出来ればいいかな、とか漠然と考えていますが、基本は行き当たりばったりです(笑)


2025年お年賀イラスト6

衣装のテーマが「巫女さん+セーラー服」なので、襟とスカート(袴)は同じ色にします。
「ホルベイン分離色・カケス」
「ハルモニア・ダスクスカイ」
「ダニエルスミス・ムーングロウ」
の、どれを使おうか悩みましたが「うん、全部使おうと思い三色で塗りました。
メインは「カケス」で、光の当たる方に「ダスクスカイ」、影になる方に「ムーングロウでメリハリを出したかったんだ(過去形)。

光の方には下地に使ったオレンジグレー、影にはセルリアンブルーも使いました。


2025年お年賀イラスト7

全体はこんな感じ。
ここから影などを塗っていきます。

それにしてもセザンヌ水彩紙さんは、色を置いていったらいい感じにムラなく広げていってくれて本当に助かります。
違う色をチョンチョンと乗せても、もともとひとつだったかのように違和感なくボカシて馴染ませてくれるの最高か。

その上、マスキングも可能で荒目でもザラザラし過ぎず・・・もうね、好き。

2025年お年賀イラストおまけ

しかも見てください! 分離がすごく綺麗に出るんですよ!
この部分だけを見たら推し水彩紙・ストラスモア以上に好き。

なのにさあ・・・どうして・・・廃盤・・・。
私たち、もっと早く出会えていれば良かったのにね(※ストラスモアでも同じことを言っていました)


今のところ良い感じに作業が進んでいます。
今月中に完成できれば御の字ですけど、無理はしない方向でいきます。
ただ、そろそろ小説作業もしたいので、あまりダラダラもしたくないですね。


理想「打ち勝て! お布団とゲームの誘惑!」
現実「・・・いやっ! スヤスヤしながらゲームしたい!」


こころがふたつある~。

すみません、ちい〇わミリしらです。


それでは。
とっぴんぱらりのぷう。

新作開始「干支イラスト・変型サイズに描いてみる」





こんにちは。
お正月ボケが治らない 須見です。


奇跡の9連休! とかは無縁だったんですけど、私の中で「お正月はダラダラしていいものとする」という考えがあるので(独身の特権だよね笑)ダラけにダラけていたら、松の内もとっくに明けたというのに生活リズムが戻りません。

流石にそろそろヤバいな・・・と危機感を持ったので、昨年の内どころか今までいっさい手を付けていなかった「干支イラストを描き始めようと思います。

「年賀イラストといわないのは「あくまで"干支”イラストだから巳年の内に完成すればヨシ!」という言い訳のためです。てへぺろ。


昨年、行きつけの画材屋で「大きなポストカード」という紙を見つけました。
118×230㎜という細長いサイズかつ、水彩紙で出来ているけれど普通郵便の料金で送れちゃうよ! という品らしいです。


2025年お年賀イラストボツ


しばらく紙は増やさない、と決めているのですが変わったサイズが面白そうで気になっていました。
なので、手持ちの水彩紙をそのサイズにカットした「なんちゃって大きなポストカード」に描こう! と思い立ち、サイズを測ってラフを切りました。

始めは横向きで描いていたのですが・・・構図や雰囲気がどうもしっくりこなくて筆が進まない。
「なんか、落ち着き過ぎていてつまらないな」と悩んだ結果、一回これはナシにしてイチからラフを描き直しました。

2025年お年賀イラスト1

今度は紙の向きは縦に、動きを出した構図にしてみたらスルスルと筆が進んだので、こちらを決定稿とします。
細かく描き込み、線画を整えて下絵の完成です。
アレンジ和服を考えるのは楽しい。

2025年お年賀イラスト2

どこに影が落ちるか を決めた色ラフならぬ影ラフも作りました。
少し逆光気味にしてみようと思います。
横に書きなぐってあるのは使いたい絵の具の色名です。

線画を印刷し、トレースしていきます。

2025年お年賀イラスト3

今回の主線は鉛筆で、一部をカラーのシャー芯で描いて分かりやすくしています。
紙はセザンヌ水彩紙。以前に買った「大きなサイズ」を切り分けた中に、横幅がほぼピッタリな紙片があったのでそれを使用します。
せっかくの素敵水彩紙ですからね、端っこまで使います(貧乏性)


2025年お年賀イラスト4

トレース終了。
これから塗りに入ります。久しぶりの透明水彩です。頑張るぞー。


今回のイラストを描くにあたって、資料用に蛇で色々調べたんですけど、蛇飼いさんが「蛇は口を開けながら舌は出せない」ということを言っていたのが一番のトリビアでした。確かに舌をチロチロ出しているときって、口は閉じてる・・・!

なので、ラフでは口を開けて舌を出していた当イラストの蛇さんからも舌を消しました(笑)

あと蛇の脱皮動画を見ましたが、すごーく綺麗にすっぽり脱げて見ていて気持ちよかったです。
頭の形から尻尾の先まで途切れることなく繋がった皮はまさに「もぬけの殻」って感じでした。

いきなり目の前に出されたらビックリしますけど、蛇もトカゲもおまけにカエルも嫌いではないです。
ただ蛇の場合は最低でもアオダイショウくらいのサイズは欲しい。小さくて細いと、私がこの世で一番嫌いなミミズに似ていて無理! ってなります。小さい蛇さん、ごめんね。

「蛇の抜け殻を財布に入れてい置くとお金が貯まる」って迷信を聞いたことがあるせいか、蛇=金運のイメージが強いです。
そんな巳年にあやかって、少しは貯金したいもんですね!(笑)



それでは。
とっぴんぱらりのぷう。



進捗「白い花・最近の娯楽」




こんにちは。
メリークリスマス! 須見です。


起きたら枕元に5億円(非課税)置いてないかなと思ったけど、なかったです。
よく考えたらワタクシ”いい子”じゃないから無理ですね、うっかりうっかり。※こいつは既に三十路です。


「クリスマス? ふーん」というくらいいつも通りの日です。
というわけで「試作イラストの続きです。


・・・「パーティ風創作キャラ」がボツになりそうな気配を漂わせています。
「ここまでやったのに!?」という気持ちと「だってなにかよくわかんないけど、漠然と気に入らないんだもん!」という気持ちがせめぎ合っています。軍配がどちらに上がるか・・・。


コピックイラコン用③

前回描いた下描きを印刷してトレースします。
紙は画用紙。今回はいつもの マルマン ではなく ミューズ の紙を使ってみます。紙を試すのが楽しくて紙ばかり増えていきます。今の私の作業部屋はよく燃えそう(笑)

面倒なので、一発ペン入れでいきます。
使うのは コピックマルチライナーのセピア・ブラウン・ブラック の三色。黒を主線に使うの久しぶり過ぎる。



コピックイラコン用④

ペン入れ完成。一発でOK出せたの嬉しい。いつもこうならいいのに。
相変わらずレースやフリルやリボンを着せるのが好きな奴だな、と思います。
可愛いし画面が映えるし私の絵柄は少女漫画よりだし、しょうがない。


コピックイラコン用⑤

色塗り。
今回の試作内容は「色縛り」。

3色+ぼかし用の0番で塗っていきます。
普段は溜め込んだ色をここぞとばかりに放出しているので、3色って少ない! 果たしてうまくいくのか・・・。
髪は割といい感じに塗れました。


コピックイラコン用⑥

リボンは表が青、裏が黄色でメリハリを出してみます。
ミューズさんの画用紙はインクがとても滲むので、0番で滲ませることでも濃淡が出せる感じがこういう色縛りには向いている紙かもしれないと思いました。ただ気をつけないとはみ出します(笑)


目指すは今年中の完成。
え、今年あと一週間? なんとか、なる・・・といいな。



最近の娯楽


ゲームは相変わらず大好きですし、気を抜くとモンハンしているんですけど、それ以外だと本を読んでいます。
普段の私はどっちかというと創作に使える中世ヨーロッパのあれやこれ」みたいな図鑑や辞典系の本を読むのが大好きですが小説も好きなので、この頃は「あー、小説読みたい」という衝動のままに活字を追っています。

2024読んだ本

最近読んだ本と、読んでる本と、買った本。

重厚感や文学というよりは、エンタメ・娯楽を重視するので文庫本が好きっす。持ち運びにも便利ですし。
なるべく新品で作家さんに還元したいとは思うのですが、出版が古いともう本屋には置いてなく・・・あとお試しで気になった本を手に取る、という点では古本屋さんのお世話にもなります。

100円で面白い物語買えるってコスパ良すぎだろ・・・ありがとうブック〇フ。

読んだ本のお話とかもしたいのですが、前に書いた大河ドラマの感想でもお分かりいただけるように感想文がド下手くそなので躊躇します。

でも、人生の推し小説「十二国記」への愛はいつか語りたい。


皆さんの人生の一冊はなんですか?
良ければ教えてくださいね!(あて先はこちらポーズ)


それでは。
とっぴんぱらりのぷう。



雑記と新作「白い花・大河完走」




こんにちは。
福袋をグッと堪えた 須見です。


世界堂さんの来年の水彩福袋(ネットはすでに完売済)がとーっても魅力的だったのですが、お財布事情や他にも使いきれていない画材があるため、なくなく見送りました。


このところ、中々創作意欲が続きません。

なので「パーティ風創作キャラ」も遅々として進まないのですが、ちょっと新しいネタをどうしてもアウトプットしたくて描いていました。
こうやって、出だしは好調なのに完成まで持っていけない、みたいな状態が続いています。広げた風呂敷をたためないみたいな? ちょっと違う?


コピックイラコン用①

ラフからの下描き。
絵柄見直し編の一環で、今回は鼻の描き方を変えてみました。

コピックイラコン用②

といっても、この顔の角度ならこれくらいの立体感、存在感はなきゃ変だよなーとか思います。
シンプルなドレスと百合の花、蝶という組み合わせ。

始めは蝶ではなく、蛇にして来年のお年賀イラストにしようかと思ったのですが、流石に辛気臭い雰囲気になる気がしたので止めました(笑)
新年はもう少し楽し気なものにしたいな。

このイラストは試作です。試してみたいことがあって、そのための線画という感じ。
上手くいくことを願いながら印刷してトレースする作業に入りたいと思います。



大河ドラマ完走しました


「素人に毛が生えた程度の歴史好き」と自負していますが、久しぶりに大河ドラマを一年見きりました。

「光る君へ」
千年のベストセラー「源氏物語」の作者・紫式部の人生と華やかな宮廷物語。
大河ドラマでは珍しい平安時代中期の話。

平安時代の衣装が好きなので、試しに見てみましたが、中々に引き込まれて見きっていました。

完走の感想をひと言で述べるなら。

週刊・動くレディコミ

だなーと思います。
決してディスではなく。

愛と欲望と権力渦巻く宮廷絵巻・・・なんてレディコミの題材にピッタリじゃないですか。
それを全力でお出しされた感じです。

当初は出てくる人間がみんな「藤原〇〇」ばかりで、どの藤原だよ!? て思いました(笑)

正直、主人公の紫式部と、その運命の相手である藤原道長よりも、周りの人間が魅力的に感じました。
お気に入りは一条天皇と二人の后です。

藤原定子は賢く、優しく、一条帝を受け止める姉のような美しい后でした。
彼女に惚れこみ、彼女のために清少納言が「枕草子」を執筆するシーンは綺麗で素敵でしたね。

藤原彰子は道長の娘ですが、始め意志が弱く、己を出せなかった内気な姫様が、紫式部とのやり取りなどで成長し、定子亡き後の一条帝を支え、後には皇子を支え、家やひいては国を支えていく強さを持っていく様子が良かったです。
正直、彼女が主人公でも良かったのでは・・・? と思ったのは秘密。

そんなふたりに愛される一条帝も美しく繊細で、しかし自身の出来ることをやろうとするとこが魅力かなと。
ただ、二人の后とそれぞれにつく紫式部と清少納言のインパクトには押され気味。

藤原道長は詳しくないのですが、望月の歌からなんとなく野心家で性格が悪いイメージがありましたが、ドラマではかなりいい人でした。

紫式部は・・・悪くはないのですが、個人的にはもっと物語を書くのが大好き! って感じの人物像を想像していたので、事務的に淡々と書いていた感があって少し残念。


源氏物語、ちゃんと読んだことがないので読んでみたくなりました。
でも「源氏物語のおススメは?」と聞くと、大抵「あさきゆめみし(作・大和和紀)」と返ってくるので、どうしたものかと悩みます。
図書館に置いてくれないかな「あさきゆめみし」。


須見としては「真田丸」に続いて二本目の完走大河となりました。
戦国時代も好きですが(というか歴史好きのきっかけは戦国時代)、違う時代の大河はもっとやって欲しい!



そんな感じな師走下旬。
それでは。

とっぴんぱらりのぷう。


進捗「パーティ風創作キャラ・消える推し」





こんにちは。
10年前を悔やむ 須見です。


20代の頃は「10代の内にもっといろいろとやっておけばよかった」と思い、30代も半ばを過ぎた今は「20代の内にもっといろいろとやっておけばよかった」と悔いています。

まさに後悔先に立たず。でも、きっと10年後も同じ後悔をしていると思います。人ってそういう生き物だもの。


人生の後悔は仕方ないとして、生活の中ではあまり後悔しないように過ごしたいなと思います。


とまあ、よく分からない話から始まる「パーティ風創作キャラ」の続きです。


うちの子パーティ17

3人目の服を塗っています。深いけど青みの強いグリーンを使います。
こういう人物同士が重なっているイラストを塗る場合「どこが空白で、どこが後ろの人物の身体か」がすぐに分からなくなります。
下描きを見ながら「ここは腕の部分か」と確認しながら色を塗っていきました。

うちの子パーティ18

タイは鮮やかな明るいミントグリーン系にしました。
地味に男性陣のタイの形は三者三様で違ってたりします。
男性フォーマルは女性ほどバリエーションがないので、こういうところで差別化を図ってみました。

うちの子パーティ19

すっかり隠れてしまったプレゼントの箱。
・・・そしてよく見れば手の付き方が若干おかしい気がします。
今回は仕方がないのでこのまま押し通します。

箱にかけられたリボンは共通モチーフのストライプ柄にしました。


着実に進んでいるのは確かなんですけど、いかんせんいつも以上に進みが遅いです。
なんやかんや師走なのもあって忙しいっていうのもあります。

お年賀イラストの案も浮かばず困っていましたが、最近やっと構想がまとまってきました。


そんな中、ちょっと出かける用事があったので、いつもの行きつけの画材屋に足を運びました。


2024年12月購入品

「今年はもう大きな画材の買い物はしない!」と誓っていたのに、まーた水彩紙を買ってしまいましたよ。
紙ばっか増やしてどうするんだ、とも思いますが、ここで買っておかないと後悔する気がしたんです。


この水彩紙・・・「セザンヌ水彩紙」は使い勝手がよく、好きで推せる紙なのですが、

廃盤するそうです・・・。

どうして! 私の推し! すぐ消えてしまうん!

「ストラスモア水彩紙」に続いて二度目です。うう、哀しい。


なのでまたしても思い切って買いました。今回はF4サイズが買えたので、保管もしやすそうでよし。
財布は軽くなりましたが、正に後悔したくないのでこれでいいのだ。


次のイラストは水彩にしようかなと思います。
そのために「パーティ風創作キャラ」も頑張らなくては。


それでは。
とっぴんぱらりのぷう。


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