イラスト「魔女子さん・魔女の花香水」
こんにちは。
ちょっと手のひら返したくなってる 須見です。
前に「イヤホンはジャック部分が有線で繋がってないと嫌」と言いましたがその後、完全に分離したタイプのものを試しに使わせてもらったら「便利だな」と思ったので次に買い替える際は検討してみようと思ってます。
断線しないって・・・いいよね。
基本、作業するときは音は垂れ流しです。
迷惑にならなければいいかなと。
そんなこんなで三月もあっという間に終わりました。
今月のイラストもなんとか完成です。
「魔女の花香水」
その人は、春の香りのする魔女だった。
使用画材:アルビレオ、水彩(透明、不透明、色鉛筆)、アクリル、顔彩、ミリペン、インク、ホワイト
花が沢山咲く町外れの工房で、人々の助けになる香水を作っている魔女。
今日も彼女の元には、様々な悩みを持つ人が訪れるのだった。
・・・といった感じをイメージしてました。
今回のイラストの構図には元ネタがあります。
私の好きな画家、ミュシャ の手がけたポスター「吹きつけ式香水〈ロド〉」のポーズを参考にしています。
(使って良い画像が見つからなかったため画像は割愛。よければ検索してみてくださいませ)
スプレー式の香水が吹きつけられている様子が一本の白い線で描かれているのが印象的で、パク・・・オマージュしてみました。
コンセプトが「いい匂いがしそうな人」だったので、色なども結構悩みました。暗い色、くすみ過ぎた色などはなるべくいれず、かつ「絵の具は一色で塗らない」という自分ルールを科していたので、色ラフがとにかく大変でした(笑)
今までは絵の具をそのまま一色でベタッと塗ることが多かったのですが、「赤、青、黄」をベースに混色しながら色を作ってみました。
暗い色も黒ではなく、朱と青を混ぜた茶を使っています。
悩んだ分、このイラストの色味はお気に入りになりました。
良い感じにまとまったかな、と思います。
キラキラももちろん使ってます。
香水の白も ターナーアクリル絵の具・玉虫色(赤/紫) で。
傾け方によって色が変わります。
ネイルやアイメイクにもキラキラを仕込みました。キラキラからしか得られない栄養がある。
悩みながらでも色々試して描いていった方が成長できるかな、とか思ってます。
そしてなんだかんだ今月もギリギリになってしまったので、もう少しペースも上げたいです。
でもなあ・・・小説も書きたいし、ゲームもしたいし。
時間の使い方が上手くなりたい!
ああ、これ願うの何回目だろう(笑)
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
進捗「魔女子さん・魔女といえば」
こんにちは。
好きな相手とすれ違う 須見です。
なんで! 私の行けない時期に! セールをするの! 行きつけの画材屋よ!
お知らせハガキが虚しい。くすん。
今は行ってもあまり買えないからいいですけどね!(負け惜しみ)
そんな感じで「魔女子さん」の続きです。
まず下地塗りをしました。
いつもは セヌリエ・ウォームグレー で塗りますが、今回は「春っぽい暖かい雰囲気」にしたくて、ウォームグレーに シュミンケ・カドミウムオレンジディープ を混ぜた色を下地に使いました。
これがまた、自画自賛上等で めちゃくちゃいい色になった ので、これからレギュラーとしてパレットに居てもらおうと思いました。
影色の寒色とも相性がよくていい感じに馴染んでくれました(自画自賛)。
影に深みを出したいところを中心に色を置いて、肌から塗ります。
今回のイラストは「光」を意識して、紙の白も残しつつ何度か塗り重ねて濃くしていきます。
アルビレオ水彩紙 は絵の具が染み込みにくく、悪い言い方をすれば定着しにくいです。
ただ、それを活かしてみたくて「乾く前に水を足して、わざと滲ませていく」というやり方も試してみました。
水を置くとブワッと絵の具が広がっていい感じのテクスチャになりました。
「ハルモニア」 のサンライズブロッサム の分離もほどよく出てます。
シワや影を塗り込みました。自画自賛オレンジグレーも大活躍です。
魔女だけど、暗い色は使わない。
と、最初に決めていたので、ドレスはコスモス色です。
Q.あなたの魔女はどこから?
A.ジブリ映画「魔女の宅急便」です!
子供の頃から覚えるくらいビデオ(時代を感じる笑)を見てました。
作中に出てくる「グーチョキパン店」は憧れです。
その中で、主人公のキキが魔女の証である黒いドレスを着たときに「せめてコスモス色なら良かったのに」とこぼすシーンが印象的で、今回の魔女子さんはこの色のドレスを着てもらいました。
でも、それに対するお母さんの「黒は女を美しく見せるのよ」って返しも好き。あれ、この台詞おソノさんだったかな・・・(覚えるほど見てたとは)
そして「魔女子さん」という呼び方も作中でキキと仲良くなる少年、トンボがキキをこう呼んでたから。本人は嫌がってましたけど。
先月、先々月に比べれば、サイズは小さいですがパーツが多いので、意外と進みは遅めです。
その上、来月の半ばまでにもう一枚描く予定が出来たので、そちらのためにも少しスピードを上げねば。
私は魔法は使えないので(笑)
地道に頑張ります。
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
進捗「魔女子さん・偉大な人は永遠に」
こんにちは。
好きなイラストレーターさんの訃報が悲しい 須見です。
イラスト教本でも先生がいたら手に取っていました。
目の描き方が好きで、丸くキラキラした瞳は今でも私の目標です。
先日は世界的に有名な 鳥山明先生 も亡くなられ、日本のサブカルチャーをけん引していた方々の訃報に少なからずショックを受けています。
もちろん知り合いでもなんでもありませんので、この世界の片隅からご冥福をお祈りすることしかできません。
そんな感じで「魔女子さん」の続きです。
線画、色ラフが出来たので、印刷し水彩紙にトレスします。
今回使う紙は アルビレオ水彩紙。
以前 豆色紙 で使った木材パルプ製の比較的安価な水彩紙です。
四方が糊付けされたいわゆる ブロックタイプ のスケブが一番お得という不思議な紙(大抵はリング綴じなどの方が安価)。
ブロックタイプなので、本来ならば水張りいらずでそのまま描けますが、今回はあらかじめ切り離してから使います。
何故かと言うと、今回の完成サイズは A5 の予定ですが、スケブは F4 サイズなのでそのまま描くには大きくて描きにくいからです。
F4だとA5が二枚取れますね。A4とB4の間くらいの大きさなので。
切り離したもう半分は試し塗りなどに使います。
トレスは 水で消せるチャコペン で。これ便利すぎるー。
ペン入れ終了。
いつものようにつけペンにしようと思ったのですが、上手くできなかったので途中からミリペンに持ち替えました。
今回は「お花とレース」が沢山あるので、柔らかい印象になるようにグレー系とブラウン系中心に、背景の目立たせたくない部分は水彩色鉛筆で入れてます(写真ではほぼ見えません)。
アルビレオ水彩紙は218ℊと薄手な上、水を入れるとものすごーく紙が反ってしまうので、水張りをします。
本紙の裏に刷毛でたっぷり水を塗り、板に張り付けて四隅を水張りテープで留める。
塗れているうちはたわんでいる紙も、乾けばピンと張った状態になります。
あとは色ラフを見つつ、水彩で色塗りです。
最近「私はいつまで創作が出来るのかなー」とか思います。
今まで何度か「もう止めようかな」とも思いましたが、なんだかんだ途中のブランクを除いても20年くらい続けてるので確実に胸を張って「好きなこと」なんだと言えます。
ただこの好きなことをいつまで継続できるだろう、と考えます。
ここ十年ほどは生活ルーティンがほぼ固定されているので、時間を取るのも慣れたものですが、例えば大きく生活が変わったりしたら、それでも私は時間を作って創作するのだろうか?
・・・まあ、今のところ生活スタイルが変わる予定ないんですけど。
つまり、考えてるだけなんですけど。
多分、今考えることじゃないんですけど(笑)
人生いつなにが起こるか分からないので、考えることは無駄じゃない、はず。
ただ、私は根が馬鹿なので。
漠然と考えているだけで悩んだりしているわけではないです。
ご心配なく。
とりあえず、今は出来るんだから思う存分やればいいじゃん。
という結論が出たので、思う存分やろうと思います。
おまけ
最近の作業のオトモ。
このチョコ美味しいんですけど、売ってる場所が近所のホームセンターしかないので「定期的にホームセンターに来てチョコだけ買っていくヤツ」になってます。
店員さんに顔覚えられてそうだなーって思う今日この頃(笑)
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
新作開始「魔女子さん・アイデア出るまでが大変」
こんにちは。
好きなものは目で愛でたい 須見です。
ひらひらしたお洋服とか、キラキラしたお姫様のドレスとか、好きなんですけど「自分で着たいか」と言われると「いや、別に」と思います。
なんというか・・・可愛い恰好と自分の間に起こる埋められない理想と現実 が喧嘩します。
ルッキズム云々言われそうではありますが、綺麗な格好は似合う人が着ててくれ! 私はそれを見て目の保養するから!
私自身は「ダサ過ぎず、清潔感のある服装」を心がけています。
そういう「キラキラしたものへの憧れ」を昇華する手段のひとつが「イラスト」だったりします。
今月のイラストのアイデアが出なくて出なくて・・・そんな時にふと「可愛い恰好が似合う子」が描きたくなりました。
和風や中華風はよく描くのですが、イラストで洋風を最近描いてないなぁ、とも思ってラフをまとめていましたが、まあまとまらない。
「可愛い恰好」が漠然とし過ぎていてイマイチ掴めませんでした。
そんな時、友人と会話をしていたときに「香水」の話題が出て、そこでピンときました。
香水と魔女にしようと。
そこから連想されるものを書き留めてラフをきると・・・おお、スルスルとまとまっていくではないか!
描ける・・・描けるぞ・・・!(ペンを持つム〇カ)
久しぶりのバストアップ。
お花! レース! フリル! と可愛い要素をここぞと詰め込みました。
可愛いけど、少し大人っぽい女の子をイメージしています。
構図や衣装のデザインなどのアイデアをひたすら描きだしたもの。
衣装のベースはロリータファッション。
帽子のつばがなかなか難しくて、資料と睨めっこしながら描きました。
大きなつばの内側にフリルやレースがあるの可愛いなって思うんですけど、それはもれなくどこぞの 黄色い魔女 の影響が大きい気がする(笑)
でもあの子のフリルはどうやら「魔女帽子の下にナイトキャップ(のようなもの)を被っててそれのフリルがはみ出ている」らしい。マジかよ。
ちょっとアイデア出しに時間をとられたので、色ラフを決めつつ早めに線画作業に入りたいと思います。
水彩の予定・・・でしたがコピックの方が作業速度は速いんだよなあ、と少し悩み中。
どちらにしても頑張ります。
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
ラクガキ「従う少女」
こんにちは。
作業のお供はお茶とお菓子な 須見です。
お茶はコーヒー。ブラックは苦手なのでミルクを入れたカフェオレを。
お菓子は軽くつまめる個包装のチョコなんかが多いです。
間食は控えなきゃなと思うのですが、創作してると・・・腹が、減る(孤独のグルメ風に)。
本当は先月描けてただろうに モンハンに浮気して 遅れたラクガキを載せます。
前に描いた「中華風キャラ」の片割れ、キョンシーの女の子です。
主である「道士の少年」とはいつも一緒にいるので、片方を描いたらもう片方を描きたくなります。
今回も セザンヌ水彩紙に水彩 の予定。
下描きをトレスし、ペン入れをして作業用の段ボールに簡易水張りをしました。
セヌリエのウォームグレー で下塗りをしたのち ハルモニアのクランベリーパンチ で服を塗ります。実は王道的な赤の絵の具が手元に少なく「RED」って感じの赤を水彩で出すのが大変だったりします(笑)
基本なのになんで持ってないんだろう? 今度買おうかな。
なんとか服を塗り、髪へ。
緑がかった黒髪 という設定なので、黄色、緑などを塗り重ねていきます。
セヌリエのグリーニッシュアンバー がいい味を出してくれました。
そんなこんなで完成。
「従う少女」
使用画材:セザンヌ、水彩(透明、不透明)、顔彩、ホワイト、ミリペン
背景にはまた シュミンケのランダムグレーを使用。
このキャラ達の雰囲気に合った色でお気に入りです。
お札の文字にラメ入り筆ペンを使いましたが、スキャンではキラキラが見えない(泣)
キョンシーモチーフが好き、と常日頃から公言していますが、キョンシー、チャイナワンピ、長髪、美脚、体術で戦う・・・等々この子は須見の「癖」を詰めまくったキャラになっています。
因みにツインテールは頭部上部より、下の方で結ぶ方が好きです。
先月は 少年 を描いたので今月は女の子にするんだ!
うっかりゲームに浮気しないように・・・頑張ります。
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
試作「紙袋リサイクル」
こんにちは。
「つくってあそぼ」世代の 須見です。
「ノッポさん」ではなく「わくわくさん世代」です。
だからなんだ、って話です。
今の教育テレビにも子供向け工作番組ってあるのかな?
とは言っても、あまり工作は得意ではありません。
手芸とか、裁縫とか、最近だったらハンドメイドとか・・・。
三次元にモノを作るのは苦手です。
ですが、暇つぶしに見ていたインスタグラムで気になるライフハックがあったので、ちょっと試してみようと思います。
紙袋をブックカバーにしよう
材料:紙袋、文具(はさみ、カッター、定規)、カバーをかけたい本
紙袋って可愛い柄があったり、しっかりした作りだったりで捨てるにはもったいない!
かといって取っておいてもかさばるし使い道があまりない!
ならリメイクしよう。そうしよう。
というわけで、つくってあそぼ!
まず、持ち手をはずし、底のマチを開きます。
糊付けされているので綺麗にはがれないかもしれませんが、ここは捨てる部分なので問題ないです。
側面も開き、これでただの紙になりました。
カバーをかけたい本のサイズに合わせて余分な部分をカット。
四方は余裕を持たせ、内側に折り込めるようにします。
今回は紙袋自体が小さいものなので、文庫本サイズ。
この時、本の背幅の厚みのことをコロッと忘れ、後から「あ、紙が足りない!」となったポンコツは私です。
なんとか出来ました。
くどいようですが、紙袋が小さかったので、もとの折り目が目立ってしまいそこはちょっと失敗だったなと思いますが、簡単にブックカバーが作れました。
電車の中や、待ち時間に本を読むことが多いのでカバーは必須なのでしばらくはこれでいこうかなと思います。
それにしても考えた人、頭いいなー。
こういうのに限らず「100均の〇〇を△△にしてみた!」とかみたいな それ本来とは違う使い道にアレンジできる って素直に尊敬します。
私は頭が硬いので、そういう柔軟な発想は中々出来ず・・・。
今はこういうライフハックが簡単に見つけられてありがたいなって感じます。
ところでこのライフハックって言葉、昔だったら
おばあちゃんの知恵袋
だよね。
言い方ひとつだなと思います。
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。
タグ「今月描いた絵を晒そう・2月編」
こんにちは。
早く春にならないかなと思う 須見です。
でも、時が進むのは嫌だなとも思います。矛盾!
雪が解けて、気候が落ち着いてくれればそれでいい。
さて、もう3月になりました。
先月の始めにも書いた「# 今月描いた絵を晒そう」の2月編をお送りします。
・・・以上です。
はい、載せたもの以外、一切増えてません!
とりあえず真面目イラストを1枚描けたのは偉いと思うのですが、もう少し数をこなしたかったですね。
多分、もう少し増やせたんです。
モンハンに再熱さえしなければ。
狩って、鍛えて、また狩って・・・。
もう公式からのアップデートも全部終わっていて、次作の発表もあったこのタイミングで何故再熱したのかは私にもさっぱり分かりませんが、面白いからヨシ!
ずっと剣などの近接武器を使っていたのですが、何故かこれまた急に「遠距離武器を練習したい」という意欲が湧きまして、何故か サブ垢 まで作るという。
メインアカウントは女の子なので、今度は野郎。
でも、多分こっちはクリアする前に飽きると思う(酷)
ボウガンとか弓を使ってみたくてちまちま練習しているのですが、難しい。
当たらないです(ノーコン)
今月のイラストはどんなものにしようか、と現在アイデア出し中。
いい加減、小説も書きたいのですが、中々脳が文章に切り替わってくれません。困った。
6月に創作系同人イベントに出たいなと思っていたのですが、ちょっと悩んでいます。
主に金銭面。車検が思った以上にかかりそうなんですよね・・・。
それ以外にも思いがけない出費などもあり、懐が寂しい。
あまり「お金お金」と騒ぎたくはないのですが、生きていくってお金がかかる!(泣笑)
ダメだ、考えすぎるとウツになりそう。
今できる一番の節約は「無駄に画材買わない」。
しかし、節制を心がけるとなんでこんなに欲しくなるのか。
これが・・・人間の業・・・。
あるものでなんとかする。
あるもので、なんとか、する。
呪文のように言い聞かせます。
それでは。
とっぴんぱらりのぷう。