2022-06

水無月の晦日「新作イラスト開始」




こんにちは。
雨が多いと紙はうねるし、髪もうねる 須見です。


もう6月も終わりますね。
早いなあ・・・(しみじみ)


なんだかんだ今月は 創作をしていた月 な気がします。
北ティア に行ってみたり、画材を試して みたり、イラストも完成させられました。

前回の 「中華風少女」 から影響を受けて新作を描き始めました。

「中華風少女」では キョンシーの女の子 を描きまして、彼女を使役する「主」が居る、と記事には書きましたが(詳しくは上記のリンクからどうぞ)
その「主」も描こうと思い立ち、構図を練ります。

中華風少年ラフ①

ザカザカとラフ。
全身を入れること前作とは対になるようにすること がテーマです。
この段階では線はガタガタ、とりあえず形が分かればいい。という感じで描きます。
雰囲気に合わせて、元のキャラクターデザインから少し装飾を減らしています。
決して描くのが面倒だったわけでは・・・


中華風少年ラフ②

背景や紋様、小道具を配置。
前回の背景が 光と蝶 だったので、今回は 闇と八卦図 にします。
流水紋、彼岸花は共通のモチーフとして添え、またリボン的な布を感覚で巻き付けていきます。
余談ですが、こういうリボンとか紐のようなものは 何も考えずに描いた方が動きが出ていい感じになる 気がしています。


中華風少年ラフ③

ざっくりラフ完成。

これを印刷し、トレースしながら下描きをします。
今回も使用する紙は 美彩紙 というケント紙。
またしても マスキングが大変そうです(自爆)


B5 で描きたいのに、印刷は A規格 しかないの、少し不満。
A4で印刷 → 縮小コピーでB5に という過程、地味に面倒なんですよね。

今回はここまで。
7月は インドア派な私にしては予定が多い ので、時間を見つけて進められたらいいなと思っています。


それでは。
とっぴんぱらりのぷう。

画材試用「セリア パステル水彩、和の色水彩」




こんにちは。
100均大好き 須見です。


ただいまお絵描き欲が高いので描けるときに描きためておこうと筆を走らせる今日この頃。
買っておいて使えていなかった画材を試してみました。

パステル水彩①

パステル水彩②

セリア 水彩えのぐ パステルカラー

セリア ということは・・・そう、10色入って 100円 。一色10円という破格のお値段です。
パステルカラーの名の通りに淡い優しい色が可愛らしいですね。テンションが上がります。

パステル水彩③

試し塗り。
使用した紙は ダイソーさんの「エンボスペーパー」というもの。
せっかくなので 100均縛り をしてみます(笑)

発色はまあまあ。サラッと塗れて良き良き。
比較的、使い勝手のいい色が揃っている気がします。

早速、使いましょう。
以前作った 手作りブロック紙 にドローイングしていきます。
(手作りブロック紙の記事は こちら から)


パステル水彩④

線画は 鉛筆(3H) 。
描くのは、今回の色のラインナップを見て一番似合いそうだなと思った オリジナル小説の登場人物 です。

パステル水彩⑤

そもそも、あまり水彩経験がある方ではないので色々てんやわんやしながら色塗り。
紙への染み具合も悪くなく、ぼかしやはみ出しのカバーもしやすい方でした。
しかし、やはりこの絵具だけで塗ろうとすると 濃い色が足りない ので、ここで助っ人を呼びます。

和の色②

和の色水彩①

セリア 水彩えのぐ 和の色 8色

こちらも100均商品。
日本の色名がついた絵具が8色入っています。

こちらは前に使ったことがあるのですが少し顔料のきめが粗く、また紙に乗せた瞬間にジュッと色が染みてしまい、ぼかしなんかは 紙にあらかじめ水を吸わせておかないと難しい のが難点です。
色そのものは少し彩度が低いものの、こちらもまあまあ。

今回のパステル水彩は和の色に比べると 塗りやすさが高かった ですね。
滑らかに乾いた紙に乗ってくれました。

パステル水彩⑥

濃い色を入れて、ホワイト、線画描き起こしなどを行って完成。
紙を切り離します。

なんやかんや楽しく塗れましたし、こういうサラッとしたドローイングにはちょうどいい画材かな、と思います。
ただ、透明水彩ではない ので下描きが消えたり重ねると濁ったりはします。

はっきり言ってしまえば、透明水彩には パステルカラーも豊富にあるのでわざわざこれを買う必要はない かもしれません。
私が使ってみて好きだったのは影の部分に使った 青っぽいグレー の辺り。

パステル水彩おまけ②

〇の中の髪や首元の影に使った色は、パウダーブルーラベンダーホワイト を混ぜて作りました。
先ほども言いましたが 透明水彩 ではなく 不透明水彩 なので 下の色に更に色を塗り重ねると覆い隠してしまう のですが、それが影としては使い勝手がよくていいな、と思いました。
水を多めにすれば、ある程度の透明感は確保できるのでいい感じに下の色と馴染んでくれます。

ちょっとこの色はパレットに作っておこうかなとか思ったり。

結論

お試しとしてはちょうどいいけど透明水彩の下位互換か、という印象。


おまけ

パステル水彩おまけ

手作りブロック紙は使いやすかったです(自画自賛)
水張りをしなくて済むし、切り離してもそこまでたわんでない。

これはしっかりした水彩紙でも作るか・・・? となっています。


それでは皆さん、楽しいお絵描きライフを。
とっぴんぱらりのぷう。

イラスト「中華風少女・優しさに囚われる」




こんにちは。
やる気を調整するリモコンが欲しい 須見です。


今年に入ってから、落書きだの、二次創作(ファンアート)だのは描いていましたが、本来のメインである オリジナルイラスト を完成させていませんでした。
お正月(イラスト自体は去年のうちに完成)以来の 創作 です。


「優しさに囚われる」

優しさに囚われるB

実はこれ、最初は 画材試用 のテーマで描き始めました。
美彩紙 という ケント紙 を買ったので、それのお試しイラストのはずが・・・結局ガッツリ描いてしまったという。

使ってみた感想はと言いますと、すっごくツルツルで インクが染み込まない と感じました。
もちろん実際には染み込んでいるんですけど、なんといいますか 長い間、紙面に居続けてくれるので 上から無色のアルコールで色を抜いたりするのがとても簡単。

ボカシもしやすく、肌なんかはかなり滑らかに塗れましたし、厚みも 209g/㎡ あるのでマスキングするときも「紙まで切っちゃった!」ということもなかったです。

ただ、水彩には不向きかなぁとか思ったり。

背景の蝶や流水紋などには以前にも使った セリアのラメ入り水彩 を使ったのですが、100均の絵具が悪いのか紙との相性なのかはたまた 私の腕のせいか。
ムラになりやすくてちょっと塗りにくかった印象。
今回のイラストのように ワンポイントでベタ塗り で使うくらいならそんなに気にならないかもですが、がっつり水彩塗りしたい! となったらあまりおススメできないですね。

紙そのものは好きなので、コピックイラストをまた描こうと思います。なにせ 50枚入り を買ったのでまだまだありますから(笑)

31362-2.jpg

キラキラは綺麗に出て満足。


閑話休題。


「優しさに囚われる」
というタイトルはこのキャラクターの二つ名的なものです。

いつも一緒にいたいから。
そばで守っていたいから。
例え地獄の業火でも、あなたを裁かせたりはしない。

彼女はキョンシーで、彼女を使役している「主」に絶対服従、盲信している子です。
痛みを感じないほどに優しく、しかし確実に囚われている、いいように使われている。
しかし、それが彼女にとって世界のすべてで、何よりも幸せなこと。

・・・というキャラ設定があるので、そんな彼女の状況を絵にしてみた がテーマです。

外見は「チャイナ!」「脚!」という大好きなものを詰め込みました(笑)
「主」とのイラストも描きたいですね。

中華風は大好きな題材なので、いつか本場中国に行ってみたいと思っていたのですが、今の世界情勢じゃ難しそうなのが残念です。
聞いて極楽見てなんやら、とも言いますし、思いを馳せているときが一番楽しいかもしれませんね。


それでは。
とっぴんぱらりのぷう。




進捗「中華風少女・黒が苦手」




こんにちは。
身体は大人、頭脳は子供、その名も 須見です。


「中華風少女」の続きです。
このブログは若干の タイムラグ があるので、現実ではもう完成しています。
あとはスキャンをとるだけ。


203208-2.jpg

髪を塗ります。

このキャラクター、設定上は 黒髪 です。
・・・そう、黒髪なんです。これでも。

タイトル通り、カラーイラストにを使うのが非常に苦手。
失敗が許されない ということと、主線を黒以外にする確率 が高いので浮いてしまうんですよね。
なので、グレーの濃い色で黒を表現することが多いです。

しかし、グレーだけで塗ると面白味に欠けるので、大抵はベースにカラー(今回の場合は)を入れて「光に当たると緑がかって見える黒髪」にします。

ただ・・・これ、どう見ても「グレーがかった緑髪」ですよね・・・。
ひ、光が当たってるから・・・! と、言い訳をします。


もう最近は「このキャラは黒味がかった緑髪」ってことでいいんじゃないかな、とか開き直っています。
そんなんだから成長しないんだよ!(笑)

でも黒髪リベンジはしたいです。
平安時代風とかならがっつり黒髪描けるかな? とか。

毛先や後頭部などの「光が当たって黄色味がかってる」という表現は上手くいったかな。
緑は黄色と相性がいいというかよく馴染むので好きです。


次回には完成イラストをあげられるかと。


それでは。
とっぴんぱらりのぷう。

北ティアに行って来ました。




こんにちは。
道を覚えるのが苦手 な須見です。


6月5日。
ずっと「行きたい!」と思っていた 北海道コミティア(通称:北ティア) に念願かなって行ってきました!
北海道コミティアさんのサイトは こちら からどうぞ。


会場は札幌市白石区の 札幌コンベンションセンター。

同人誌即売会(イベント)はコロナ禍が広まってからは一回も行っていないので、久しぶりの空気に入場早々にテンションアゲアゲ(笑)
サークル(参加するお店)ひとつにつき基本は 会議室の机の半分 が大体のスペースなのですが、このソーシャルディスタンス時代のためか、会議室の机ひとつにひとつのサークル(ただし、使えるのは半分。もう半分は距離を空けるため使用禁止)といった感じでした。

あと、参加サークルの方には フェイスシールド が配布されていたようで、感染症対策もしっかりしているんだなあ と好感触。
イベントといえばこの頃は コスプレ が大賑わいなのが常ですが、このイベントは コスプレ禁止 のため、少し静かな雰囲気でした。

イラストやオリジナル漫画、小説などから評論、レポ。音楽にハンドメイド・・・多種多様な作家さんの世界がそこにはありました。
気になるものはたくさんあったのですが、財布の中身と相談しつつ「これは絶対に欲しい!」と思ったものをいくつか購入。

31024-2.jpg
買わせて頂いたもの。

漫画の背景資料画像収録のDVD-ROM などは普段のイベントでは中々見ない代物だと思う。
本屋や画材屋、ネットなどでも少ない 台湾の資料集 を思わず購入しました。
中華ネタが好きなので、描くときに参考になりそうだなと思って。
しかもこれ トレースOK、商用利用可、クレジット表記不要 という超!新設設計。

他にもたくさんの素敵資料があったのでサイトのURLをそっと貼っておきます→(comict 様)


会場に着いたのがお昼頃で、あまり長居は出来ませんでしたがとても楽しい時間を過ごせました。
燻っていた 創作イベント参加欲 がむくむくと湧き上がるほどに(笑)

30995-2.jpg

夕飯。
お腹空きすぎてサラダバーとスープバー食べかけですすみません。
サラダバーの 海藻サラダ が美味しくてめっちゃ食べてました。わかめ好き。


次の開催は12月の予定とのこと。
次に絶対出る! とは言えませんが、次の次があれば ぜひとも参加したい。という決意を胸に抱きました。

とりあえず、出せる作品を創らなくては・・・!


それでは。
とっぴんぱらりのぷう。


画材「ATCワトソン紙」




こんにちは。
この時期は着るものに困る 須見です。




先日、机周りを整理していたら「こんなの買ったっけ?」となるものを見つけました。


ATCーワトソン

ATC(アーティストトレーディングカード)

様々な紙(というより、紙に厚紙をつけた「イラストボード」と呼ばれるもの)を名刺ほどの大きさにカッティングしたものです。
少し前からこれに描いた原画などがイラスト描きさんによって販売されていたりして、画材屋にもコーナーを作ってあるのをよく見ます。

前に画材屋主催のATCイラストコンテストがあって、それに応募したときに興味を持って買った・・・はず(記憶が曖昧)

でもまあ、せっかく見つけたので使いたいと思います。
手元にあるのは ワトソン紙 のATC。黄色味がかった、凹凸の目立つ紙で「水彩におすすめ」とのこと。

まずは試し描きだな、と思い色々と画材を引っ張り出してきました。

ATCーワトソン試

一番左が コピック。
真ん中が 水彩色鉛筆透明水彩水彩マーカー。
右が 顔彩。

コピックもぼかしは結構、綺麗に出来そうなのでいけそうですがやはり、水彩が綺麗ですね。
滲みが綺麗なので カラーインク もいけそうだなと思うのですが、カラーインクは 退色に弱い ので少し悩みます。

実は一度くらい、自分のイラストで勝負をしてみたいといいますか・・・原画販売 に興味がありまして。
そうなると退色しにくい画材を選んだほうがいいかなと思う次第です。
コピックも少し怪しいんですけどね、染料系だし。

ただ、原画を手放すとなるとやはり手元には しっかりとしたデータで残しておきたい。と思ってしまい、そうなると 良いスキャナが欲しいなあ となってしまいますorz

くう、やはりPC壊れたのは痛手・・・!

あーあ、宝くじ当たらないかな。
買ってないけど。


それでは。
とっぴんぱらりのぷう。

水無月朔日。進捗「中華風少女・塗り」



こんにちは。
31日まである月は月末が忙しい 須見です。
主にブログ的な意味で。


もう6月なので、流石にまずいなと思って「中華風少女」の続きを進めます。


30826-2.jpg

とりあえず、マスキングがガタガタで見るに堪えなかった 彼岸花 。
なんとか誤魔化せた・・・かな?
花の形が難しくてなんだかスカスカな彼岸花になってしまった気がしなくもありませんが、そこはこの先の課題ということで。
実は北海道って彼岸花が咲いてないんですよ。
なので実物を見たことがありません。でも オタク御用達の花(偏見) なので練習せねば、と思います。


30827-2.jpg

「よーし、がんばるぞ!」と思って塗っていたら・・・途中経過を撮るのを忘れていました/(^o^)\
なのでいきなり肌が完成しています。

今回の肌は コピック R0000 をベースに R系 の赤みのあるものを選びました。
女の子らしくも見えるのに、影に青紫系を入れるとどこか人間離れした「透き通るような白い肌」って感じになるのが気に入っています。

このキャラは キョンシー で、ぶっちゃけてしまえば 死人 なので、青白さも感じられる色にしたいなと思いながら塗っていました。
私としてはなによりも綺麗に! という欲望をぶつけた が綺麗にできて満足です。

女の子の美脚は正義なのです(真顔)
細ければいいというわけではなく、体格に合った太さが必要です。
胸なども大きいなら少しムチムチしているくらいが良く、逆にスレンダーな体型なら少し細身の脚がベストだと思います。
このキョンシーちゃんは 小柄設定 なので後者タイプですね。

・・・少し話が気持ち悪い方向に脱線しました。
あくまでこれは 二次元の話 ですのであしからず。

せっかく、肌が上手くいったので、他で失敗しないように気をつけながら進めていきたいです。
今月中には完成させるぞ。


それでは。
とっぴんぱらりのぷう。

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