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公務員試験における国家一般職の筆記試験についての質問です。地域枠について理解できていないのでお聞きしたいです。 関東甲信越、近畿など様々ありますが霞ヶ関の本庁で働くことを考えてる場合、関東甲信越で受験すれば良いのですか? それとも1次試験は住んでいる地域での受験で官庁訪問で合格すれば霞ヶ関で本庁勤務が叶うということでしょうか?

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回答(3件)

1149717375さん お尋ねの点は、国家公務員一般職試験でも大卒級か高卒級か、事務系か技術系かで扱いが異なっていますので、そこが明らかでないと正確なお答えはできません。(これらで扱いが異なることが混乱する原因になっています。) 先の回答は大卒級の事務系(行政・教養区分)を前提にしているようですが、肝心な点が一部間違っています。 確かに国家公務員一般職は主に勤める地域ごとの採用になっていて、1次試験は各自の好きなところ、2次試験は勤めたい機関の所在する地域で受けることになりますが、 各省庁の本省だけはその例外で、どの地域で合格した人からも採用することになっています。 なので、仮にあなたが九州の熊本にお住まいだとしたら、 1次試験は熊本、2次試験は福岡で受けて本省に採用されることは可能です。 ですが、もし本省に採用されなかった場合、その省庁の関東○○局に勤めたい場合には、各地方局はその所在する地域の合格者しか採用しないので、2次試験は関東甲信越で受験する必要があります。 逆に、本省に採用されなかったら九州○○局で働きたい、というなら、2次試験を関東甲信越で受けてはダメで、福岡で受ける必要があります。 これらは↓に解説していますので熟読してください。 https://www.jinji.go.jp/content/900036111.pdf もしあなたが大卒級の事務系の区分ではなく、技術系の区分や高卒級を受験するのならば、話が違ってきます。

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下記の回答は誤りです。 各地の出先機関と本省は分けて考えてください。 東北区分で受ければ、東北の出先機関と本省を受けられます。 近畿区分で受けた場合も、近畿の出先機関と本省を受けられますよ。 https://www.jinji.go.jp/content/000010218.pdf 上記は人事院東北事務局のホームページから引用してきました。本府省採用における採用予定人数の案内の備考欄に「全地域の行政、教養区分から採用予定」と書いてあるのが確認できると思います。 技術系区分については、機関や受験年度によって本府省を受けられるかどうかが変わってきますから、受験予定の年度における案内を熟読することですね。

国家一般職試験の「地域区分」は、受験地や採用後の勤務エリアをおおまかに分けるための制度で、少しややこしい点があります。 まず、国家一般職は「全国一括採用」ではなく、「地域ごと採用」が基本です。 つまり、受験時に選んだ地域(関東甲信越、近畿、中国、九州など)によって、主にその地域の出先機関や地方機関に配属されることになります。 したがって、霞ヶ関(中央省庁の本省)で働きたい場合は、「関東甲信越」区分を選ぶ必要があります。 霞ヶ関にある本省勤務の多くは、この関東甲信越区分の採用者の中から選ばれます。 地方区分(例:近畿、中国など)で合格した場合は、原則としてその地方の出先機関(地方整備局、地方労働局、財務局など)に配属され、霞ヶ関勤務にはなりません。 また、一次試験(筆記試験)は居住地に関係なく、全国どの試験地でも受験できます。 つまり、たとえば大阪在住の人が関東甲信越区分で受けたい場合でも、「関東甲信越」区分を選択して大阪会場で受験することが可能です。 一次試験の受験地と採用区分は別の扱いです。 そして、一次・二次試験を通過した後に行われる「官庁訪問」で、霞ヶ関の各省庁(本省)を訪問し、内々定を得ることができれば、本省勤務が実現します。 したがって、「関東甲信越区分で受験する → 合格 → 官庁訪問で本省から内定をもらう」という流れで霞ヶ関勤務になります。 まとめると、霞ヶ関の本庁勤務を目指すなら、「関東甲信越」区分を選んで受験するのが正解です。 一次試験はどの地域で受けても構いませんが、採用区分を誤ると希望の勤務地に就けない可能性があるため、出願時点で関東甲信越を選ぶことが重要です。