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 川崎市動物愛護センター譲渡業務におもう!
2009年02月18日 (水) | 編集 |
川崎市動物愛護センターへの公開質問の回答はご報告の通りです。

回答になっていない回答です。
市民の皆様からは怒りの声が寄せられています。


>回答 個人及び団体等に譲渡するにあたっては、動物の選定基準として①離乳済みであるもの②健康・性質等に問題がないものとしているところです。平成21年1月19日付けで回答したとおり、離乳前の子猫については譲渡対象とはいたしません。


選定の仕方を早急に改善するよう申し上げているのです。
譲渡できない理由にも殺処分する理由にもなっておりません。

「どんなに譲渡の条件が整っていても、経験豊かなボランティアや設備、実績のある団体等が希望しても、離乳前の子猫は一切譲渡せずに、即殺処分する、生きるチャンスは与えない。」との意味です。

離乳前の赤ちゃん猫には生命の尊厳はないのでしょうか。
人間と同じ感覚のある生命です。物言えず無抵抗なままに苦しみ殺される小さな命、
譲渡担当、西村獣医の一存で決められどんなところにも譲渡しない。100%殺す。誰の言うこともきかない。自分の思い通りに命を扱う。

そんな事が許されるのでしょうか。

①離乳済みであるもの
離乳していない子猫を拾って哺乳して育てあげている人は大勢います。
今は、良質のミルクも哺乳瓶も市販で売られています。初めての人でも、育てることはさほど難しいことではありません。
譲渡を希望する人がいるのになぜあえて命を奪う必要があるのでしょうか。

②健康・性質等に問題がないものとしているところです。

子猫の健康状態が悪くなるのは、多くは親からの免疫が切れる生後2ヶ月頃からで目やに、鼻水、栄養不足などが見られます。これも少しの治療を施すことで健康を取り戻せる場合が多く、殺処分しなければならないほどの疾病ではありません。

まして離乳前の子猫は哺乳さえしてあげられれば多くは健康に育ちます。

また、それほど小さな赤ちゃん猫の性質になんの問題があるというのでしょう。
手をかけ愛情をかけ育て上げられた猫は人に甘え人と暮らすことになんの抵抗もない性質になります。

「譲渡を推進したいが引き取り手がなくやむを得ず殺処分する」のではなく、「経験豊かなボランティアや設備、実績のある団体等が希望し、引き取り手があるのに一切譲渡せずに、最初から殺処分目的で収容し、まったく生きるチャンスを与えず全て殺処分する」ことは、動物愛護法のみだりに殺すに当たると思います。
行政だから担当者の独断で命を好き勝手にしてよいということはありません。

助けられる命なら、たとえ1匹でも生きるチャンスを与えるのがセンターの仕事のはずですが、今のセンターに、譲渡を積極的に推進する姿勢はどこにもみられません。


>離乳前の子猫については譲渡対象とはいたしません。
担当者は職務怠慢と言わざるを得ません。
できる事をわかっていながらやらない、不作為な行為です。
今後は、告発も視野に入れて徹底してのぞむ必要があるでしょう。


川崎市動物愛護センターの譲渡を担当している西村獣医は平成16年より5年にも渡りこの職におりますが、人事にも大きな問題があると思います。
若い職員さんが感じよく挨拶して下さいますが、上の人に対し意見を言うことなどはなかなかできないのではないでしょうか。
それぞれの能力を生かした適材適所の人事をお願いしたいと思います。

勿論積極的に職務を遂行される動物愛護の意識の高い職員であれば長く担当していただくほど動物行政は進むわけですが、川崎市動物愛護センターは閉鎖的になる一方です。

例えば、以前は、収容犬の施設も見る事ができ、1匹の犬を引き出すために行くと他の収容犬も目に入りますので、「この犬はどんな事情で来たのですか。」などと性格を聞いたりして、飼い主が現れなかったときにはこの犬も引き出せますというように1匹でも多く引き出しをする事ができましたが、現在の担当になってからは一切、中にはいることも見ることもできなくなり収容犬施設は密室です。

また、以前はセンターに行くと狭いながらも、いつも入り口を入ったところに新しい飼い主を待つ子猫や成猫が二つほどのケージに飼育管理され新しい飼い主を待っていましたがそれもすっかり見ることはなくなりました。

私達市民は、殺処分をさせないためには、ただひたすら莫大な自己負担で1匹でも多くの猫達の不妊手術を行い、センターに入る不幸な子猫が生まれてこないようにするしかありません。

物言えず無抵抗なまま殺されるものの苦しみ、救いたくともどうすることもできない市民の苦しみ、行政の名の元に税金を無駄に使い、許されることではありません。



当会のブログ・HPはリンクフリーです(転載・コピー可)
動物行政の改善のために多くの方に広めてください。


■H20.04.17川崎市動物愛護センター 収容幼ねこ・譲渡促進の嘆願書
■H21.01.05川崎市動物愛護センター 「収容幼ねこ譲渡実績」公開質問

■H21.01.14川崎市動物愛護センター 「収容幼ねこ譲渡実績」公開質問回答.pdf
■H21.01.16川崎市動物愛護センター 公開質問2
■H21.01.19川崎市動物愛護センター 公開質問2回答
■H21.01.26川崎市動物愛護センター 公開質問3-1
3-2
■H21.01.29川崎市動物愛護センター 質問回答日について ・ 当会返信
■H21.02.02川崎市動物愛護センター 収容幼猫譲渡要望に関する補足
■H21.02.04川崎市動物愛護センター 公開質問3回答
■H21.02.10川崎市動物愛護センター 環境省見解に関する公開質問4
■H21.02.13川崎市動物愛護センター 環境省見解に関する公開質問4回答

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川崎市動物愛護センター
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コメント
この記事へのコメント
動物行政、特に譲渡担当者はまず法律の基本理念をしっかり頭に入れておいて欲しいです。
動物が命あるものであること認識し命を大切に扱うことです。意識が低い、能力もない人をこの職に置くことは不適切です。
センターと民間との協力、また行政間も縦割りではなく全国協力して命を救う協力をするべきでしょう。

行政は、動物そのものの命を奪うことの重さと共に、深く国民の心を傷つけていることも考えて頂きたいと思います。
どうすることもできないやりどころのない絶望感に苦しんでいる人達が沢山いることを重く受け止めていただきたいと思います。

譲渡しようと働きかけても引き取り手がなく、処分せざるをえない業務に心を痛める各地の動物行政職員もいます。

せめて、助かる命は助ける、それさえもしない川崎市動物愛護センター。譲渡希望者がいても決め事ですからと正当な理由を述べることもなく、あえて殺してしまう残虐性に身震いを感じます。この罪は重大です。

何度でもいいたい。 
「川崎市動物愛護センターは、命を粗末に扱わないで下さい。生かせる命を、なぜ殺すのですか」と。
2009/02/22(日) 22:17:55 | URL | yui #-[ 編集]
はじめまして。ブログ村から来ました。
川崎のセンターについて、こちらで初めて知りました。ひどいですね。
昨日読売ネットの「動物広場」という欄で、秋田県の動物愛護センターのことをとりあげていたのを読み、職員さんたちががんばっていること、それでもさっ処分があること、その現場に立ち会った記者のレポートをよみ、とても心が痛みました。(http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090128-945694/news/20090219-OYT1T00691.htm
このコラムはふだんは動物愛護的な記事ばかりじゃないみたいですが、読売新聞に「ぜひシリーズにして、他の地域の犬猫の話題や愛護センターを取材して、現実をレポートしてください!」とメールしたところです。全国新聞なら大勢の人の目に触れますし。
私は神奈川出身なので、川崎といったら同じ県内です(!) 神奈川出身者として恥ずかしいです。川崎ではそんな残酷なことを平気でやってるなんて。なので、また読売ネットにメールしようと思います。ぜひ川崎市の対応の実態をレポートしてくださいってお願いしたいです。担当の人が読んでくれるかわからないですけど・・・。
2009/02/20(金) 19:19:05 | URL | swedengoose #8kyolIfk[ 編集]
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