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2007年01月31日 (水) | 編集 |
日中、公園と周辺に異常がないか歩いてみた。横浜での猫虐待事件もそうですが、動物のことではなかなか警察に動いてもらえず、動物愛護団体やボランティアが、自分の足で近所の情報を集めたり証拠集めをして警察にお願いしているような状況です。
交通事故にあった形跡はないか、公園の周りは細い道で車で入っていくと前から来た車とすれ違うのも難しい幅で、スピードを出せないのは勿論、まず、車が入ってくることはめったにない。車であれば、骨もバラバラに折れるでしょうが、2本ともボキッきれいに折れていて潰れたという部位はない。車なら、外傷はなくても内臓破裂で死亡することが多いが内臓には全く異常が見られず食欲があった。目、口等顔に傷はなく、体に引きずられたりした汚れの形跡がない。前肢には、包帯がまかれていた。持ち合わせの布ではなく市販の包帯と思われる。到底、包帯を巻いた位で治せる傷ではない。一般の人が交通事故や怪我病気の猫を発見した場合、警察または保健所に通報し保健所が引き取るか、或いは、自分で動物病院に連れて行くのが一般的と考えられる。
 今回の事件につきましては、川崎臨港警察署が捜査してくださっておりますが、繰り返される犯罪防止のためにも、動物虐待犯罪を見逃してはならず、きちんとした捜査結果を出していただきたいと思っております。時間がとれしだい、警察との話し合いを持ちたいと思います。
 被害にあった猫は、食欲があり、少し体力が戻った29日午後2時、動物病院に手術のため入院。左前肢、右後肢両方の骨折と壊死がひどいため、先生方で手術方法について打ち合せ、手術は夜となった。早く安全な処置としては切断ということになるが私としては、まだ1才ほどの若い猫であるため長い一生を思うと、なんとか切断しない方法はとれないものだろうかという強い希望を伝えた。しかし、骨の壊死もひどく、皮のない範囲もあまりに広い為、仮に足を残しても皮膚の回復には、半年1年もっとかかるかもしれない。先生方の高度な外科手術は、今までにも何度も見てきた。信頼し、判断はお任せするしかない。
 手術の方法が決まり、深夜の大手術が行われた。終了しましたの連絡を頂いたのは、日付も変わった夜1時45分。両足とも残す手術を行いましたとの連絡を頂きました。まず、小さな体が、この大手術に耐えられたことを何より喜びました。今後、経過によってはやはり切断しなければならないことも考えられますが、この子が二度と不幸になることはないでしょう。日々の消毒、包帯の取り替えなど大変な世話が長く続くでしょうが、覚悟してお世話にあたります。今は、長い入院となりますが、生命力を信じて回復を待つのみです。

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