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動物病院とシェルターを併設した愛護団体です。飼い主のいない犬猫たちに不妊手術と医療を!! 老猫・傷病猫100匹の保護猫がシェルターで暮らしています。 救えるのは皆の愛!応援して下さい! 心ある獣医さん、ボランティアさん、募集中!
 12-13
2006年12月13日 (水) | 編集 |
ホームレスさんから預かった犬は、散歩係のスタッフのことを、「もしかしたら、いいやつかなー。」というような顔をして近付いて来る。少し、距離が狭まったよう。富士見公園の最後の犬、この犬の将来もどうなるのだろう。そもそも、公園で、犬が何匹も飼われていたことに問題あり。富士見公園で生まれた犬は多い。その度、説得しては、里親に出したり、母犬も不妊手術をしたり、引き取ったりしてきた。ところが、川崎区保健所が、何かあったとき、例えば、犬が人をかんだりした場合の苦情を恐れ、とにかく狂犬病注射を打たせて登録させた。自分達の責任を追及されるのを免れる為だろう。狂犬病注射は、勿論、結構なこと。しかし、それによって、ホームレスは、注射もして登録したのだから、保健所も飼い主と認めたのだからと犬を手放さない。なんと、住所は、富士見公園で登録したと、川崎区保健所の担当者は言っていた。私達は、公園は、犬を飼う所ではないし、いつどうなるかわからない、適正飼養もできない。里親に出すようすすめてほしいとお願いしたが、だめだった。そして、案の定、こういうことになってしまう。事件、犯罪を起こした人物が動物を飼っていることは十分ありえること。人間の子供であれば保護されるだろう。ところが、犬猫はといえば、アウシュビッツ行きとなる。私は、それを恐れたからそうなる前に保護するしかなかった。私に、もう少し、余力があれば、こうした時、行政がやらなければならないことをさせるべく動くのだが、まったく余力無しで今はできない。行政がやるべきこととは、例えば、警察は、犯罪を取り締まるのは当然の職務だが、たまたま、犯罪者が、家に子供を置いたままにしていたら、その子供を保護するように手配しなくては、子供を放置したままでは死んでしまうでしょうということ。勿論、子供を放置しはしませんよね。猫だって犬だってやらなくてはならないことは同じことですよと言うことです。大田区で、犬猫の多頭飼いをしていた一人暮しの女性が犯罪を犯し、警察から、犬猫を預かってくれないかと言ってきた時がありました。その女性は、飼い主放棄は絶対しないといった為、行政は、殺処分ができません。この時、当会は、部屋に放置しておいたら、犬猫は、餓死します。これは、動物愛護法違反になります。保護してくださいと申し上げました。保護するまで、当会で、世話に通いましょう。それから、数日、蒲田警察は、事件管轄の警察が対応するべき、管轄警察は、女性の住まいである大田区の蒲田警察が対応するべきと責任の擦り合い、東京都動物愛護センターも預かりを拒否、またまた、縦割り行政で、すすまないまま、とうとう大矢さんが、猫を全部外に出してしまうと言い出して、やっと、東京都動物愛護センターが保護することになりました。飼い主了解のもと、その後、センターから、里親探しとなり、他の団体を通し里親へ、当会でも数匹引き取り、今も、アンパンちゃんとジャムちゃん健在です。

今夜も、富士見公園3番ーグランドにて、黒猫捕獲。
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