
2006年12月05日 (火) | 編集 |
富士見公園を出て、川崎競馬場に向かう路上脇の植え込みの間にずらっと並ぶホームレスさんの家。今年中には、立ち退きということだったので気になっていたが、忙しすぎて手が付けられず。


今日、猫たちの状況を確認に行った。この列に住む猫の数は、計25匹と見られる。不妊手術は、半数ほどが終了している。立ち退きの跡に残る猫については、保護してあげられない以上、地域猫として見守ってあげる方法しかないのかと思う。ここの、管理をどこがしているのかなど、話し合いを持つ時間もなく困っているが、今日、聞いたところでは、2007年2月頃まではどうやら立ち退きは延期になったということのようだ。それまでに、なんとか良い形に持っていきたい。富士見公園周辺を車で回ってみる。フェンスの周りには、ホームレスさんたちが、座り込み、なにやらやっている。公園で飼われていた犬の姿も見える。
川崎市健康福祉局生活衛生課 熱田課長に電話。読売新聞の記事『猫の不妊手術補助拡大 助成金適用の対象動物病院を県内全域に拡大する方針。助成金額は、♀¥5000♂¥3000に増やす方向で調整中』について、「このとおりですか。」と尋ねました。熱田課長「まだ決まったわけではありません。」「助成金を使える枠は、ひとり3匹までということについては、枠をなくし誰が何匹やってもよいということにはなりませんか。」熱田課長「議会で言ったとおりです。」
川崎市民の皆様も、市議会の要望がどういう結果になるか関心が高く、決定には注目しています。それぞれ、地元の議員を通し、健康福祉局に確認をとって頂いた方もいらっしゃり、報告も頂きました。ひとりの頭数については、やはり制限をつけるようです。
助成金制度を改善する目的は、「生まれる子猫を減らすことで、年間1000匹を越える殺処分を減らすことが目的」と明確にしたのは大変解りやすく良いことです。市民や愛護団体が、ずっと以前から要望してきたことです。なぜ、もっと早くやらなかったのと一般の人は思うでしょう。ところが、これが行政なのです。これを認めることは、今までの行政のやってきた政策が間違いであったこと、税金の無駄遣いであったことを認めることになってしまうからです。今までのことは攻めないから、今からでも改善してと言っても、それをやる人は、大変なのです。内部を否定することになってしまうわけですから。さて、それでも、市民や議会からの要望が強くて、やらざるをえないところまできているのが今の健康福祉局です。この、決定の権限はやはり、健康福祉局保健医療部坂本部長あたりになるのでしょうか。今まで長年に渡り改善されないまま引き継いできた制度を、大幅に改善するのですから、誰もやらなかったことを実行するのですから、それは、大変なことです。川崎市の動物愛護行政の改革を成し遂げた人物として後々まで、名前が残るでしょう。どれほど大変かは、想像できます。が、今の健康福祉局、この人しか決定まで結び付けられる人はいないでしょうと私は感じています。大変な、お役目ですが市民は応援しています。私が、坂本部長と話したとき感じたことは、部長は、人間の医者であって、直接的に動物に関わったことは殆どないのではないかと感じられました。市民の声は、届いておらず、野良猫の現場、現状も知らないのではと感じられました。解っていてやらないのではなく、解っていない部分が多く、生まれて殺処分される猫を減らす為に、不妊手術がどれほど重要か、助成金制度の改善がどれほど必要なものなのか理解されていないように感じられました。川崎市に限らず、どこでも獣医師会の反対がネックになって、制度が改善されないということを耳にしますが、健康福祉局の決定権を持つ上層部が、不妊手術の重要性、助成金制度の改善の目的を今までよく理解できていなかったのですから、獣医師会の反対に対して理論的に説明説得ができていなかったと思われます。今回、富士見公園の放置猫100匹の現状を知り、不妊手術の必要性、助成金の必要性も理解できたのではないでしょうか。また、市議会の請願書に対して答弁するなど、議会を通して、市民の要望が強いことも理解できたのではないでしょうか。今なら、獣医師会への説明もきちんとできるはずです。今回、獣医師会の反対がネックで、市民の要望が退けられ、改善させないということになれば、今後、獣医師会との話し合いも持たなければならないと思っております。川崎市獣医師会の会長は、幸区で開業されておりますが、ボランティアの方達もお世話になったことがあるそうです。野良猫のいる公園に出向いて頂いたこともあるそうです。交通事故で運び込まれた柴犬を一定期間預かって下さり、その後、ボランティア経由で当会で引き取ったこともありました。飼い主のいない野良猫です。商売の対象としてではなく、人道的な配慮をお願いしたいと思います。きちんとした説明ができれば、理解していただけるのではと、甘いかもしれませんが、思っております。すでに、健康福祉局保健医療部部長の方から、獣医師会へのきちんとした説明がされていることと思っております。それに対し、獣医師会が、反対する理由はないはずです。
『猫の不妊手術補助拡大 助成金適用の対象動物病院を県内全域に拡大する方針。助成金額は、♀¥5000♂¥3000に増やす方向で調整中。』『助成金制度を改善する目的は、生まれる子猫を減らすことで、年間1000匹を越える殺処分を減らすこと』最終決定は、議会の承認も必要。議会が反対するはずはありません。実施は、来期から。健康福祉局の大仕事を全国が注目し見守っています。


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今日、猫たちの状況を確認に行った。この列に住む猫の数は、計25匹と見られる。不妊手術は、半数ほどが終了している。立ち退きの跡に残る猫については、保護してあげられない以上、地域猫として見守ってあげる方法しかないのかと思う。ここの、管理をどこがしているのかなど、話し合いを持つ時間もなく困っているが、今日、聞いたところでは、2007年2月頃まではどうやら立ち退きは延期になったということのようだ。それまでに、なんとか良い形に持っていきたい。富士見公園周辺を車で回ってみる。フェンスの周りには、ホームレスさんたちが、座り込み、なにやらやっている。公園で飼われていた犬の姿も見える。
川崎市健康福祉局生活衛生課 熱田課長に電話。読売新聞の記事『猫の不妊手術補助拡大 助成金適用の対象動物病院を県内全域に拡大する方針。助成金額は、♀¥5000♂¥3000に増やす方向で調整中』について、「このとおりですか。」と尋ねました。熱田課長「まだ決まったわけではありません。」「助成金を使える枠は、ひとり3匹までということについては、枠をなくし誰が何匹やってもよいということにはなりませんか。」熱田課長「議会で言ったとおりです。」
川崎市民の皆様も、市議会の要望がどういう結果になるか関心が高く、決定には注目しています。それぞれ、地元の議員を通し、健康福祉局に確認をとって頂いた方もいらっしゃり、報告も頂きました。ひとりの頭数については、やはり制限をつけるようです。
助成金制度を改善する目的は、「生まれる子猫を減らすことで、年間1000匹を越える殺処分を減らすことが目的」と明確にしたのは大変解りやすく良いことです。市民や愛護団体が、ずっと以前から要望してきたことです。なぜ、もっと早くやらなかったのと一般の人は思うでしょう。ところが、これが行政なのです。これを認めることは、今までの行政のやってきた政策が間違いであったこと、税金の無駄遣いであったことを認めることになってしまうからです。今までのことは攻めないから、今からでも改善してと言っても、それをやる人は、大変なのです。内部を否定することになってしまうわけですから。さて、それでも、市民や議会からの要望が強くて、やらざるをえないところまできているのが今の健康福祉局です。この、決定の権限はやはり、健康福祉局保健医療部坂本部長あたりになるのでしょうか。今まで長年に渡り改善されないまま引き継いできた制度を、大幅に改善するのですから、誰もやらなかったことを実行するのですから、それは、大変なことです。川崎市の動物愛護行政の改革を成し遂げた人物として後々まで、名前が残るでしょう。どれほど大変かは、想像できます。が、今の健康福祉局、この人しか決定まで結び付けられる人はいないでしょうと私は感じています。大変な、お役目ですが市民は応援しています。私が、坂本部長と話したとき感じたことは、部長は、人間の医者であって、直接的に動物に関わったことは殆どないのではないかと感じられました。市民の声は、届いておらず、野良猫の現場、現状も知らないのではと感じられました。解っていてやらないのではなく、解っていない部分が多く、生まれて殺処分される猫を減らす為に、不妊手術がどれほど重要か、助成金制度の改善がどれほど必要なものなのか理解されていないように感じられました。川崎市に限らず、どこでも獣医師会の反対がネックになって、制度が改善されないということを耳にしますが、健康福祉局の決定権を持つ上層部が、不妊手術の重要性、助成金制度の改善の目的を今までよく理解できていなかったのですから、獣医師会の反対に対して理論的に説明説得ができていなかったと思われます。今回、富士見公園の放置猫100匹の現状を知り、不妊手術の必要性、助成金の必要性も理解できたのではないでしょうか。また、市議会の請願書に対して答弁するなど、議会を通して、市民の要望が強いことも理解できたのではないでしょうか。今なら、獣医師会への説明もきちんとできるはずです。今回、獣医師会の反対がネックで、市民の要望が退けられ、改善させないということになれば、今後、獣医師会との話し合いも持たなければならないと思っております。川崎市獣医師会の会長は、幸区で開業されておりますが、ボランティアの方達もお世話になったことがあるそうです。野良猫のいる公園に出向いて頂いたこともあるそうです。交通事故で運び込まれた柴犬を一定期間預かって下さり、その後、ボランティア経由で当会で引き取ったこともありました。飼い主のいない野良猫です。商売の対象としてではなく、人道的な配慮をお願いしたいと思います。きちんとした説明ができれば、理解していただけるのではと、甘いかもしれませんが、思っております。すでに、健康福祉局保健医療部部長の方から、獣医師会へのきちんとした説明がされていることと思っております。それに対し、獣医師会が、反対する理由はないはずです。
『猫の不妊手術補助拡大 助成金適用の対象動物病院を県内全域に拡大する方針。助成金額は、♀¥5000♂¥3000に増やす方向で調整中。』『助成金制度を改善する目的は、生まれる子猫を減らすことで、年間1000匹を越える殺処分を減らすこと』最終決定は、議会の承認も必要。議会が反対するはずはありません。実施は、来期から。健康福祉局の大仕事を全国が注目し見守っています。



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