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動物病院とシェルターを併設した愛護団体です。飼い主のいない犬猫たちに不妊手術と医療を!! 老猫・傷病猫100匹の保護猫がシェルターで暮らしています。 救えるのは皆の愛!応援して下さい! 心ある獣医さん、ボランティアさん、募集中!
 宮前猫生まれていたらこの春65頭に。
2010年04月07日 (水) | 編集 |
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慣れたくもないショッキングな出来事でした。
片目のおちびちゃんが育ってくれて、母猫と一緒に里親様が決まって、送っていただく写真に喜んでおりました。
栄養失調だったおちびちゃんは、やっと二ヶ月の大きさに達し、まだ、おっぱいから離れていませんでしたので、母猫の不妊手術はあと一ヶ月ほどたってからと予定しておりました。

しばらくしまして、里親様からのメール。「なんだかお腹が大きくなってきたみたいな気がします。」
母猫は、すでに身ごもっていたのです。
急遽、4月2日、不妊手術をして頂きました。3頭の胎児を摘出することとなりました。
里親様には、辛い思いをさせてしまいました。
そして、「可哀そうな思いをさせてしまった母猫綾ちゃん、大切にいつくしみます。」とお言葉を頂きました。
oyako.jpg

不妊手術をしないことの結果がどうなるのか。
今回の宮前猫多頭飼育崩壊が、はっきりと示しています。

猫の数は、成猫25頭+生後6ヶ月未満5頭今年になってから生まれた生後1ヶ月4頭+レスキュー前夜生まれた3頭+不妊手術による胎児摘出数28頭

つまり成猫25頭、オスメスほぼ半数づついれば、1月から4月までの一シーズンに35頭の子猫が生まれるという事です。
レスキュー、不妊手術ができなかったなら、
去年までの30頭に加え今年35頭が生まれ、この春65頭になっていたということです。そして、年二回、秋にも・・


生まれても、その殆どは育たなかったでしょう。
既に、その前に生まれた子猫たちの殆ども育たなかったそうです。

このような犠牲、不幸を生み出さないために、猫に関わる人達は不妊手術の重要性をしっかりと認識していただきたいと思います。
野良猫の餌やりも結果は同じです。
可哀そうと言って餌をやるだけで、可哀そうな命を増やす事が動物愛護と言えるのでしょうか、自分の行いに責任を持っていただきたいと思います。


明日は、センターに収容された離乳前の子猫6頭+4頭の10頭を引き出しに行きます。
私が引き出す以外に別件で10頭の成猫がひとりの飼い主から持ち込まれているそうです。
全ては、不妊手術を怠ったための犠牲ではないでしょうか。
宮前猫も多くの命の犠牲をはらいましたが、今ある命だけは救出されました。
しかし、センターに入った殆どの猫達は生きられる可能性は現状では限りなく低いのです。

動物の飼い主の意識、携わる人の意識、が向上しなければ、不幸な命は後を絶ちません。
不妊手術は、命への愛と責任です。





川崎市動物愛護センターに電話を致しました。
区内で老犬が保護されたため、飼い主の連絡がないか確認するためです。

うわっ、川崎市動物愛護センターまたもびっくりしました。
電話口に、女性が出たからです。

そんなにびっくりする事でもないと思われますでしょうが、過去にセンターで女性の職員さんにお会いした事が一度もないのです。たぶん男性ばかりだったのではないでしょうか。
すごく違和感を感じていました。
女なんかにできる仕事ではないと思われていたのでしょうか。

女性が持つ母性。子供に対する本能的なあふれる愛情。小さな命を守り育てていくためには、愛情溢れるケアが必要です。そこにどうして女性が一人もいないのか。バランスに欠けていました。

若い女性の明るくはきはきした声の対応に、それだけで希望が沸くようでした。
思わず、用件以外の「今期の譲渡担当はどなたになりましたか。」なんて聞いてしまいました。
譲渡担当も、この女性職員さんがなさるそうです。
前期の担当者様も川崎市動物愛護センターの譲渡事業を大きく進展させました。
大変なお仕事ですが、命を救う、価値ある仕事です。
才能を十分発揮していただき、今期も大きな進展がみられるように協力してまいりたいと思っております。

動く川崎市動物愛護センターを、今期もお見守り、応援してください。


さて、子猫シーズンです。
明日は、神奈川県動物保護センターより、離乳前の子猫10頭を引き出します。
状態は、かなり悪いそうです。
けれど、今生きている命。
行政も、ボランティアも「殺さない。生かしましょう。」が合言葉。
殺処分禁止の日、殺処分ゼロを目指して今期も1頭でも多く、救出します。

東京・川崎・神奈川 全国の動物センターからの引き出しが可能な方は、是非、譲渡団体や個人ボランティアとしてご登録ください。
たとえ1匹でも救えたなら、それはとても大きな価値あることなのです。

あなたと同じ、尊い命だからです。
殺処分は禁止にしなければなりません。

明日引き出されます10匹、もしかしたら明日のセンター持込みもあれば更に増えます。
第4シェルター全頭隔離室に入ります。
パルボチェックのうえ、状態の良い猫から里親募集対象としてTNR日本動物福祉病院に移動、集中治療が行なわれます。宮前猫では、両目のない子、癲癇のある子も素晴らしい里親様に恵まれ、愛情をたっぷりかけていただき幸せを掴んでいます。私達は、病気だからと、障害があるからと差別をしません。弱者切捨ての考え方は、人間社会にも当てはまります。どの命も生かすことだけを考え、全力でのお世話をします。
二週間後、里親会参加、里親様募集となります。

HPの里親会情報に次々、情報発信されますので、どうぞ、里親のご検討も宜しくお願い申し上げます。

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殺処分ゼロへの道!この病院は、不幸な動物達を救うため、私達ひとりひとりの力を出し合ってつくりあげる動物たちのための病院です。2010年、開業届け提出、不妊手術と動物センター引取りの猫の譲渡事業を推進します。
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