今、ドバイでは、COP28が行われていて、地球の環境問題が話し合われています。キッシーも参加して、今後、日本での石炭火力発電所の建設はしないと表明するようです。
EUを中心とする先進国の合言葉のように、日本政府も、「2050年カーボンニュートラルを目指す」と話していますが、私は、「カーボンニュートラル」という言葉自体が、インチキ臭いと思っていて、本当に、CO2の増加が、気温の上昇に繋がっているのか、懐疑的です。
そうした中、私が考えている、「今は、地球は、何もしなくても、気温が上昇する時期になっているのでは?」という印象を裏付ける論文を発見しました。
2023年9月25日に、ノルウエー統計局から発表された『温室効果ガスの排出によって気温レベルはどの程度変化しているのか?』という論文には、下記のような点が指摘されています。(ノルウエー統計局記事参照)
・過去200年間に観測された気温のデータには、長期的な周期性と温度上昇の傾向が一貫してみられる。
・グリーンランドの現在の10年平均気温は、過去4000年間の自然変動の範囲を超えていない。
・2031年から2043年の10年間で、地球の平均気温は -1.0℃下がると予想される。
・地球の気温変動には複数の要因がありますが、その一つに太陽と月が引き起こす気温の周期があり、この周期は最大で約4450年に及ぶ。また、数十年ごとの気温変動の主要な原因は、木星型惑星(木星、土星、天王星、海王星)と海王星が生成する一定の軌道周期によるもの。
・人間によるCO2の排出は、気温の変動に大きな体系的な変化をもたらすほどの強い影響を与えているわけではない。
最後の、「人間によるCO2の排出は、気温の変動に大きな体系的な変化をもたらすほどの強い影響を与えているわけではない」という点については、環境活動家にとっては、まことに相反する論文であって、許すことが出来ないのかもしれませんが、実は、私は、地球の温暖化と、寒冷化は、周期をもって、行われてきた現象なのでは?と思っていましたので、そういった論文が出てくることは、容易に想像できたことだと思います。
この論文が正しいか?どうか?はわかりませんが、仮に、「2031年から2043年の10年間で、地球の平均気温は -1.0℃下がる」ということが実現した場合には、現在、各国で取り組んでいる「脱炭素化」が、無意味になってしまうということになります。(環境活動家は、取り組みの成果だというでしょうが・・・・(笑))
日本政府も、「2050年までにカーボンニュートラルを目指す」と打ち出していて、キッシーが、COP28で、支援を表明するようですが、キッシーがその頃まで生きているか?は、不明ですよね。(笑)
これまでの記事の中でも、再三取り上げていますが、カーボンニュートラルの仕組みには、かなりのインチキがあって、先日も記事でも、木材をペレットにして発電すれば、排出効果ガスがゼロだとか、発電する際のCO2は無視して、電気自動車にすれば、ガソリンを使わないので、排出効果ガスがゼロだとか、太陽光発電は、パネルの製造・廃棄に掛かるエネルギーを無視して、クリーンエネルギーだとか、ごみ焼却場のゴミを燃やして発電するバイオマス発電が、排出効果ガスゼロだとか、相当の無理筋の話を、こじつけています。
科学を知っていれば、インチキだとわかる話でも、環境活動家のような、カタブツの意見がまかり通る世界は、少し、おかしいのでは?と思っています。
2031年~2043年に、私が、生存しているかはわかりませんが、本当に、平均気温が、1℃下がるようであれば、「天体の影響による気温周期説」が正しいと思って、インチキのカーボンニュートラルの方針を修正して欲しいですね。
今、ドイツは、排出効果ガス削減に走り過ぎて、GDPがマイナスになってしまっていて、経済に悪影響が出ているように、確実に、経済に影響が出てくると思われます。