これは、いいとすぐに調子に乗って、クロスしたのが、高逆日歩で名高い、六甲バター(2266)でした。2年前のことです。
そして、当然のことながら、高逆日歩が付いて、大赤字になり、初めて逆日歩の存在を知ったわけです。
実は、私の場合、六甲バターで懲りて、それから、クロスは封印しました。
が・・・・、今度は、逆日歩の掛からない一般信用の売り建てが可能な証券会社が出てきて、またも、色気が出てきて、おいしい優待株は、買値よりは、少し上がったところで、繋ぎ売りをして、薄利で優待をゲットすることもするようになってきました。
今年に、入って、それまでは、一度買った株は、買いっ放しにしていたのですが、年1回の優待株は、売って、別の優待株を買うことをはじめたので、利益が出た時点で、売値が確定できる繋ぎ売りが、年1回優待株の回転買いに重要になってきています。
12月確定銘柄では、コクヨ(7984)で、はじめての完全クロスを掛けて、売買手数料だけで、優待の権利を取ってみたりしました。(コクヨは、岩井証券の一般信用銘柄)
また、岡部(5959)では、丸三証券の1日20万円以下、手数料無料を利用して、ほぼゼロのコストで、株主優待の権利を取りました。
そこで、ほぼゼロに近い(貸し株料が10円程度掛かる)コストで、株主優待の権利をゲットできる裏ワザを、「優待ゲット裏ワザ その4」にまとめましたので、ご参照いただければ幸いです。
特に、逆日歩が出るかどうかを判断する方法を、これまでの経験から、ご紹介しています。
これまでは、逆日歩が付くかどうかは、「神のみぞ知る!」と思っていましたが、かなりの確率で、逆日歩が出るかどうかを見分ける方法を、会得しましたので、ご参照ください。
逆日歩が発生する理論を、知っていると、今度は、「逆日歩取り」という信用買いで、高逆日歩を取るということも、可能になっています。
キャンドゥ(2698)は、有名な「逆日歩取り銘柄」でしたが、12月10日から、1株単位の株の最高逆日歩が変更になっていますので、来年からは、使えないことになりました。
最高逆日歩の計算方法は、「繋ぎ売りの活用方法」にありますので、ご参照ください。
私は、今回、ロイヤル(8179)を200株ほど、信用買いのまま、権利確定日を迎えています。最高逆日歩の12円X8日=96円の逆日歩が出ると読んでいるのですが、皆さん考えることは、同じなので、最終日に結構な信用買いが入っていますので、最高逆日歩が付かないかもしれません。
明日の逆日歩の発表が楽しみです。
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下の図は、世界の各種市場規模の大きさです。
日本の株式市場が、500兆円、世界の株式市場で、7200兆円の規模です。
サブプライムローン問題を機に、どうやら、株式市場に投資されていた資金の一部が別の市場へ移ったようです。
しかし、今、話題になっている原油市場の規模は、たったの14兆円、金の市場に至っては、4.5兆円に過ぎません。
ほんの少しの株からの資金が移動するだけで、それらの小さな市場では、大きなインパクトがあります。
原油価格の高騰も、穀物価格の高騰も、金価格の高騰も、需要と供給の関係ではなく、巨大な資金の一部が、小さな市場に入ってきたことに起因するようです。
最近は、政府系ファンドが一度に多くの資金を投資して、話題になっていますが、その根源は、原油価格の高騰です。
「金が金を生む」構図で、オイルマネーが自らの懐に入れるお金の為に、小さな原油市場で、価格を吊り上げているのではないかと思うのは、考え過ぎでしょうか?
とにかく、このところの日本の株式市場は、為替にも反応しなくなったし、NY株にも反応しなくなって、ただただ、活力が失せているといった感じです。
私は、その最大の原因は、内需対策を取ってこなかったことだと思っています。
外需依存だけで、「人のふんどしで相撲を取っていた」ことのつけが出てきているような気がします。
政府は、内需政策をしっかり立て、国内経済を立て直してもらわないと、日本は、自立できなくなると思います。内需を拡大させると、雇用にもいい影響が出ますし、我々の賃金も上がるはずです。少子化対策にもなると思います。株主優待株も上がります。(笑)
内需の建て直しが、株価対策の一番の決め手かもしれません。
さて、今日の株式市場も活気なく、ダラダラ下げの様相で、多くの株主優待株も下げました。
私の持ち株も、大幅安で、ポートフォリオを見たくなくなってきました。(笑)
荏原ユージライト(4975)が急落です。荏原実業(6328)が下げていないので、何故なんでしょう?折角、2000円台を回復して、ほっとしていたのに・・・・・(泣)
12月銘柄も、オークネット(9669)、コカコーラ・ウエスト(2579)、チムニー(3362)等々も、値を下げています。
毎年、2000円まで上昇するマクドナルド(2702)も、1900円近辺でうろうろしています。
カッシーナ(2777)も、最後まで動きがありませんでしたね。12000円近辺で停滞でした。
12月末権利確定最終売買日まで、あと2日です。加えてみようかなと思っているのは、家族名義の岡部(5959)で、一度買ったのですが、利益確定売りをしてしまったので、取り戻してみようか?と考えています。
今の株式市場の環境では、「動かないのが上策」ということでしょうから、1月は、株主優待株も少ないので、少しおとなしくしておこうと思います。「休むも相場」ですね。
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株主優待株投資は、主に、バリュー株投資なので、バリュー株投資という言葉の方が、良く耳にするかと思います。
バリュー株投資とは、割安株に投資することで、株価指標としては、PBR(株価純試算倍率)を参考にすることが多く、「潜在的な企業価値(純資産)が高ければ、いずれは株価が追いつくだろう」と考えて投資する方法です。
それに対して、グロース株投資は、将来期待できる利益の成長率が高い企業に投資することで、主にROE(自己資本利益率)を参考にすることが多く、「株価が割高でも、それ以上に利益が成長すれば株価はもっと高くなるはず」と考えて投資する方法です。
その特徴としては、バリュー株は、収益の極端な悪化がない限り、株価の下値は、堅いと言われ、一方、グロース株は、成長著しい時は、株価が大きく上げるが、経済環境の変化によって株価が、大きく振れやすいという面があります。
日経の調べによると、過去20年間のデータによると、バリュー株に軍配が上がっているそうです。
私のような、弱小個人投資家は、やはり下値が限定されているというのは、魅力ですし、株価が上がり過ぎると、割高に感じて、その株を手放してしまうので、出来れば、割安水準をキープしながら、配当を徐々に増やしていくことにより、株価も少しずつ上がっていってくれるような株が、長い付き合いができていいのになぁと思っています。
昨年来、カゴメ(2811)やアサヒビール(2502)は、株価が上がり過ぎて、すでに割安には思えない株になってしまいました。
カゴメは、徐々に配当を増やしてくれていて、株価も少しずつ上がっていて、長くお付き合いのできる株だったのですが、昨年の値上がりで、割安感は全くなくなって、ついに、今年の3月の権利確定後、私は、1単元売ってしまいました。
実は、私は、持ち株があまり上がってくれるのは、歓迎ではないのです。売らなければ、含み益であって、実現益ではありませんし、付き合いの長い株を売ってしまうのは、こころもとないのです。
バリュー株投資か、グロース株投資か、いずれにしても、個人には、その人毎に、タイプがあるので、どちらを選ぶかは、その人、それぞれでしょう。自分の性格に合う投資方法が一番良いのだと思います。
私の場合は、基本的にバリュー株投資ですが、一番重要視する指標は、配当利回りで、バリューの根源は、配当利回りにあると思っています。配当利回りに加えて、PERとPBRを参考にして、買いの基準にしています。
さて、私は、フコク(5185)が下げていたので、娘の名義で追加購入しました。お昼に株価を見ていたら、1200円を割っていたので、「これは、お買い得!」というわけで、1197円で買えました。
これで、フコクは、3単元になりましたので、フコクだけで、年間18kgの棚田米がもらえるようになりました。フコクが3・9月、ソルクシーズ(4284)が、6・12月なので、丁度良い間隔で、お米が届くことになり、納得です。
後は、エコス(7520)を狙っていますが、持ち株は、株価を追っているので、どの辺がお買い得かわかっているので、それまで待つことができるのが、強みですね。エコスは、790円が買いのタイミングです。
今日の株式市場は、軟調でした。外部環境のいいうちにもっと上がって欲しいですね。
金利の上昇、円高、原油高、参議院選挙後の政局不安等の要素が、来ないうちに・・・・・・
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3日前のNECの決算発表でも、今期の業績は、かなり悪化しているのに、株価は、翌日大きく上昇しました。
こういった現象は、QUICKコンセンサスの影響であると言われています。
即ち、決算の内容のうち、来期の業績予想が、QUICKコンセンサスの予想よりは、良ければ、株価は上昇し、例え、今期の業績が良くても、来期の業績予想がQUICKコンセンサスの予想よりは悪ければ、株価は、下落するというものです。(なるほど株式用語参照)
今期の決算内容が良く、増配を発表している企業でも、株価が発表の翌日大きく下落したようなケースは、これに当たります。
このQUICKコンセンサスというものは、証券会社(32社[2003年3月現在])が銘柄に対して発表する株価格付、業績予想をQUICKが独自に集計し、平均値化したものを「証券会社の見方」として提供されているものです。
QUICKと端末の利用契約を結ぶか、証券会社によっては、有料でこのサービスに繋ぐことが出来る証券会社もあります。 カブドットコム証券、オリックス証券、マネックス証券等の証券会社で利用できます。
しかし、そこで提供されている膨大な情報を、個人がすべて見ることは物理的に無理と思われます。
その昔、「会社四季報」をいち早く手に入れた人が、市場を制すと言われていましたが、今では、「QUICKコンセンサス」を制すものが市場を制すようになっているのかもしれません。
さて、今日の日経平均は、小幅安でしたが、ジャスダック平均は、小幅高でした。
5月銘柄のラストスパートを期待していましたが、キャンドゥ(2698)をはじめとして、ほとんどの銘柄が、小幅な値動きでした。
私は、やってはいけないと思いながら、日置電機(6866)を追っかけ買いをしました。2685円でのお買い上げでした。終値が、2700円だったので、まずは、ほっとしています。
この株は、結構、動くタイプの株なので、どうなるか?楽しみです。マックスバリュ東北(2655)でゲットできなかった、「りんご」をゲットです。まだ、8月確定銘柄のサンデー(7450)も、今年は、「りんご」らしいので、「りんご」が欲しい方は、こちらもありますよ。
また、4月の権利確定直前で、1単元逃げてしまった、メガネスーパー(3318)を828円で、買い戻しました。PER10.0倍、PBR0.99倍、配当利回り3.01%、プラス年2回のVISAギフト券1000円は、どう考えても、お買い得ということで、そろそろ底かな?と思い、買い戻して見ました。
4月23日の売値が928円でしたので、丁度100円下げたところで、買い戻したことになりますが、良かったのか、悪かったのか??でも、優待までは、先が長いんですよね。それまで、待てるか心配です。
サイドメニューに「なるほど株式用語」という特集欄を加えました。お時間のある方は、お立ち寄りください。
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評価損益率が、プラスになれば、投資家が含み益を抱えていることになります。
しかし、評価損益率がプラスになることは、大変稀です。それは、値上がりして含み益になると、すぐに決済して利益を確定する投資家が多いからです。
逆に、含み損が出ていると株価の戻りを期待して、売らない投資家が多いので、評価損益率は、通常マイナスで推移します。
経験的に、マイナス幅が、5%より小さくなると、相場は天井を打つケースが多く、逆にマイナス幅が、20%近い水準になると、相場は、出直りやすくなるようです。
今年は、2月に、評価損益率がゼロ近くになり、相場は、調整局面入りしました。
下の表をよく見ると、日経平均の動きとよく似ていることがわかります。完全に調整局面の様子です。
昨年は、11月22日が底となり、その時の評価損益率が、マイナス13%くらいだったので、今年もそれくらいで勘弁してもらいたいですね。
また、評価損益率が、マイナス10%を超える水準になると、損失確定を急ぐ個人投資家が増えて、一気に相場を下げる要因にもなっているようです。
例年、5~7月は、大きな調整局面になることが多いのですが、3月の確定後、買いの意欲が薄れてくるのも、要因の一つかもしれません。
今週のジャスダック平均の下げは、強烈でした。まさに、信用評価損益率がマイナス10%に近づいてきて、個人投資家の損失確定売りが出てきたような感じです。
こういった時に、株主優待株は、現物で持っている限り、耐えられるので、楽です。
しかし、この調整局面は、本物のようですので、6月末くらいまでは、寂しい日々が続くかもしれません。(しょぼん!)
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