やり方については、「優待ゲット・裏ワザその1」で、紹介していますが、貸借銘柄の場合、思わぬ高逆日歩を喰らって、高~~~い株主優待につくこともあります。
最近、私がやってしまった大失敗は、昨年の伊藤園優先株(25935)で、72円もの逆日歩を喰らってしまい、1500円分の優待品をもらうのに、7200円も掛かってしまいました。(大泣)
こんなことが起こらないために、一般信用で売り建てが出来ればいいのですが、株主優待株では、一般信用で売り建てが出来る株主優待銘柄が、一時、ほとんどなくなってしまっていましたが、昨年の後半から、カブドットコム証券と、松井証券が、日本マクドナルド(2702)をはじめ、株主優待株でも、一般信用ができる銘柄が増えてきました。
優待族としては、歓迎すべきことですが、昔から思っていたのですが、一般信用の売り建てが出来る銘柄は、高逆日歩が出にくい傾向があるようです。(高逆日歩が出る場合には、別の裏ワザもあります。)
2月20日権利確定だったイオンモール(8905)も、0.1円X3日=0.3円で済んでいますから、結果的に、貸借でクロスしても、30円の逆日歩を払えばよいことになっています。
その原因は、流動性の良い、発行済み株式数の多い銘柄が、一般信用の売り建て可能銘柄になっているからのようです。
とは言え、一般信用でのクロスは、リスクゼロですから、これからも、一般信用の売り建て可能な株主優待銘柄が、増えるといいですね。(「一般信用で優待をタダ取り」参照)
さて、今日の株式市場は、外部環境も変化なく、金曜日であることなどから、小幅な動きとなり、結局、6円高の10842円で引けています。
サークルKサンクス(3337)が、業績の上方修正を発表して、大幅高になっています。
が・・・・・・・
私は、上方修正の情報を見逃していて、寄り付き直後では、下げている銘柄が多いのに上げていたので、あろうことか、売りから入ってしまって、完全な踏み上げを喰らってしまいました。(大泣)
悔しいので、放置しておきましたが、明日以降、少しは、下がってくれるのでしょうか?1400円台は、高過ぎると思うのですが、チャートを見ると、完全な上昇トレンドですし・・・・・こりゃ~~失敗策になりそうですね。(涙)
荏原ユージライト(4975)が、また、大幅高で、2488円まで上げています。私の指値まで、あと、ちょっとのところまで来るのですが、かすりませんね。まぁ、どうしても売りたいということではないので、待ちましょう。(笑)
リックス(7525)も大幅高になっています。持ち株ですので、サークルKサンクスの失敗のなぐさめの材料にすることにします。(笑)
昨日、株主優待の新設を発表したアドソル日進(3837)は、大幅高でした。一応、指値を入れていたのですが、約定は、なりませんでした。700円台で、クオカード500円が、年2回ですが、岡部(5959)の方が、効率もいいし、CIJ(4826)というオプションもありますので、突っ込みは、控えておきました。
その他、トーカイ(9729)、ランシステム(3326)、エムジーホーム(8891)、京王ズ(3731)、ベルパーク(9441)辺りが、大幅高になっています。
一方、昨日大幅高だったアズワン(7476)が、今日は、大幅安で、昨日の上昇分のほとんどを帳消しにしています。どうなっているんでしょうね?
昨日は、サークルKサンクスは、クロスでもいいと言っておきながら、色気を出して失敗してしまいました。菅内閣ではありませんが、「有言不実行」は、いけませんね。(笑)
追記 : 「一般信用で優待タダ取り」で、一般信用の売建て可能銘柄の一覧を作りました。いつの間にか、かなりの数になっていますね。うむむむむ・・・・・これは、利用しない手はないですね。
端株が買える証券会社 | ||
「端株優待株をゲットする方法」を参照ください。 |
今回は、端株を使った裏ワザの1つをご紹介します。
まず、最近届いたNSD(9759)からの株主優待案内を見てください。
サムネイルになっていますので、見えにくい方は、元サイズにしてみるとわかりやすいのですが、私の保有株数は、201株、保有期間3年以上となって、NSDの3年以上保有の長期保有優遇で、ポイントが100%増しの4000ポイントになっています。
実は、保有数201株のうちの1株が大変重要で、1株だけは、3年以上売り買いすることなく保有していますが、NSDの株主優待は、年に1回だけですので、単元株を権利前に買って、権利後に売ったり、繋ぎ売りをしていて、現渡しで、決済したりしています。
実際、現在は、101株だけを保有し、100株は、手放しています。
長期保有優遇をする基準は、企業によってまちまちですが、3パターンあります。
① 半期毎に、単元株保有の同じ株主名があること。
② 半期毎に、単元株保有の同じ株主名があり、かつ、同じ株主番号であること。
③ 起算日から、同じ株主番号であること。
千代田インテグレ(6915)は、①を採用しているようで、途中で売っていても、半期毎に、同じ株主名があれば、長期保有とみなしているようです。
結構、多いのが、②のタイプで、継続保有ということで、一度でも売ってしまうと、買い戻した際に、株主番号が変わりますので、長期保有優遇とならないケースです。アートコーポ(9030)、リコーリース(8566)、NECキャピタル(8793)、アマナHD(2402)辺りが、このパターンのようです。
そして、NSD、昭栄(3003)他の企業が採用しているのが、③のパターンの同じ株主番号で管理するものです。
株主番号は、1株でも、1000株でも、1万株でも、全部を売り切らない限り、同じ株主番号は、続きます。即ち、1株でも保有を続けていれば、同じ株主番号が続き、③のパターンで管理している企業では、一度、単元株で権利を取り、1株でも続けて保有していれば、長期保有優遇が受けられるということです。
NSDの場合、1年以上の長期保有で、ポイントが50%アップ、3年以上で、100%アップです。
ちなみに、下の案内は、家内名義ですが、保有数101株、保有期間1年以上となっていますが、毎年、直前買いをして、薄利で繋ぎ売りを掛けて、普段は、保有数1株になっています。(笑)
前回の権利を獲得した際に、nanacoカードの株主カードを、無料で作ってくれていますので、家内名義の分は、nanacoカードへチャージしてもらうことにします。現金をもらったのと同じことになりますね。
今回、ご紹介したのは、端株を使った、長期保有優遇制度の適用を受ける裏ワザですが、では、端株は、どの証券会社でも買えるか?と言えば、そうではありません。
現在、端株が買えるのは、SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券、岡三オンライン証券です。詳しくは、「端株優待株をゲットする方法」をご参照ください。
また、長期保有優遇制度のある株主優待株は、「長期保有優遇株主優待株」をご参照ください。
「せこい」と思われる方もおられるかもしれませんが、これもまた、優待族の楽しみの1つであり、成功例だけでなく、失敗例もたくさんあります。また、、「裏ワザは、破られる為にあるようなもの」ですから、いつまでも続くわけではありませんので、ご注意を!(笑)
端株が買える証券会社 | ||
「端株優待株をゲットする方法」を参照ください。 |