引越しのサカイが、お米を5kgの優待をはじめた時に、一番人気が高かったからという理由で、優待の品をお米にしたそうです。
今では、色々な会社が、お米を優待品にしていますが、品物で株主に発送するのと、お米券で発送する方法があります。
お米は、結構重いので、企業にとっては、お米の個人株主への発送は、コストが掛かるという点で不利ですが、株主にとってみれば、重いお米を送ってくれるという心使いがうれしいものです。
また、3月確定でも、新米が取れる10月に発送というところもあります。はやり、新米という言葉には、うれしさが込み上げてきますし、”コシヒカリ”、”ひとめぼれ”、”多古米”といったブランド名のついたお米を優待品として送ってくれる企業もあります。
こういった心使いで、お米券として、紙切れで送ってくるよりは、有り難味が、増すような気がするのは、私だけでしょうか?
1単元株が、20万円以下の銘柄でも、20社以上は、お米を優待品にしています。
それらの企業は、サイドメニューの”お米のもらえる優待株”で紹介しています。
私の目標は、年間60Kgを株主優待でもらうことです。すでに、25Kg以上は確保しています。
お米は、はずせない株主優待品でしょう。
そんなに、年間を通して必要なものではないが、ないと寂しい生活の必需品のひとつで、優待品としていただければ最高のものです。
特に、コーヒーやお茶は、我が家では、優待でいただいたもので、1年間、買う必要はありません。そんなに、いつも、いつも飲んでいるわけではないからです。
コーヒーは、半年毎に、送られてくるので、なくなった頃、また新しい品物が、届くといった感じです。
お茶は、新茶の出る頃の優待にしているところが多いので、3月確定のみが多いようです。毎年、新茶をいただき、最近は、日本茶を飲む機会も減っていますので、1社だけでも、確保していると、1年間は、お茶を買う必要はないのではないでしょうか?
それに、引き換え、お酒や飲料品類は、消費量が多いので、とても、優待品でカバーできるものではありません。買った方が、安いものもあるので、新製品を試飲する程度で、気に入ったら買って飲むといったところではないでしょうか。
アサヒビールは20万円以下で買えますが、株主限定ビール4缶です。すぐに、飲んでしまいますよね。サッポロビールは6本をもらうのに、55万円も掛かります。ビールは、とても優待で割りの合うものではありません。
その点では、ワインや吟醸酒は、どっしりとした優待品になります。
お正月に、吟醸酒があるとお正月気分も盛り上がりますし、クリスマスにワインがあると素敵です。
ただ、20歳以上に限定されるので、優待品として採用してくれているところが少ないのが、残念です。
おいしい嗜好品がいただける優待制度を採用している企業は、サイドメニューの”コーヒー等嗜好品の優待株”で紹介しています。
嗜好品の優待は、結構、検索だけからは、見つけにくいものがあります。例えば、江守商事(9963)のように、福井特産品2000円分として表示されていますが、昨年も、今年も、福井産の吟醸酒を9月確定の優待品にしています。経済誌の優待特集等で見つけなければなりません。
江守商事の9月確定優待品 大吟醸”黒龍”
普段は、行けない地方の特産品が届くと、とてもうれしいものです。特に、私は、寒いところが嫌いなので、東北地方や北陸地方に行ったことがないのですが、地方特産品には、東北や北陸のものが結構あります。
とにかく知らない土地ですので、どんな特産品があるか、楽しみも倍増です。
福島のりょうぜん漬け、四万十の醤油、福井の吟醸酒、信州のハム・ソーセージ等々、うれしい贈り物は、本当に価値があるものです。
我が家では、いつも楽しみに待っています。
また、地方特産品の優待は、毎年同じものとはわからないので、スリルもあって、今年は何だろうと待つのも楽しいものです。
お楽しみ、地方特産品の優待制度を採用している企業は、サイドメニューの”特産品のもらえる優待株”でご紹介しています。ご参照ください。
ダイユーエイトさんからの福島りょうぜん漬け
株主に、その企業がどんな製品を作って売っているのか?その製品について、株主はどんな印象があるか?そういったことを、直接、株主から聞き取りができる自社製品の優待は、もらう方だけでなく、贈る方にもメリットがあります。
その代表的な優待をしているカゴメは、新製品を優待として贈っては、株主の意見を聞いています。
2001年に株主優待制度を作って、2007年を目標に個人株主10万人突破を目標にしていましたが、昨年、10万人を突破しました。
カゴメの株主は、一般の人よりも10倍以上カゴメ製品を買うことがわかっています。
まさに、双方にとってメリットのある株主優待制度ですね。
現在、管理人が保有している自社製品を優待にしている企業は、カゴメ(2811),キューピー(2809)、ピエトロ(2818)、なとり(2922)、キーコーヒー(2594)、ユニカフェ(2597)等ですが、変わったところでは、名糖運輸(9047)は、運輸会社ですが、名糖製品の詰め合わせを優待にしています。
その他、食料品は、もらって困ることはないので、優待品としては、おすすめの品物になりますね。
カップヌードル、カレー、醤油、食用油、ドレッシング、そうめん、ハム・ソーセージ。よくよく調べると、何でも揃ってしまう のが、優待です。
お好みの食料品をゲットするのも楽しみです。
サイドメニューの”食品・自社製品がもらえる優待株”で紹介していますので、ご参考にしてください。
レストランチェーンでは、食事の割引券として、無料券や10%引きといった割引券をくれたり、スーパーや量販店では、2000円お買い物に付き200円引きといった割引券をくれたりします。
これらの優待は、自社の売上げ増にもなりますし、使う方もお得です。ウインウインタイプの優待と言えるでしょう。
但し、注意しなければならないことがあります。それは、せっかくもらった優待券も使えるお店が近くになくては、意味がありません。
特に、地方にお住まいの方は、地元の企業のものでないと、使えないことになります。
吉野家やワタミといった会社の優待券は、金券ショップでも売れますが、地方の企業の優待券は、売れません。
私は、広島に住んでいますので、地元の家電量販店であるエディオンや近くにある回転すしのマリンポリスの株を持っています。年間、3000円分と4000円分の優待券がきますが、全部使っています。
レストラン系は、結構の数がありますので、自分がよく利用するところにあるレストランの優待株を持つとお得です。
管理人一番のおすすめ優待券は、マクドナルド(2702)です。年に2度、お好みのマクドナルドセットを6セットづつもらえるのは、特にお子さんのいるご家庭では、重宝されるのではないかと思います。
その他、多種多彩なものの優待券がありますので、サイドメニューの”割引券のもらえる優待株”を参照されて、検討されると良いかと思います。
尚、銘柄の選択は、全国的なものを優先させておりますので、地方の方は、その地方のものをお探しください。
結構、昔から優待制度を設けて、特に地元の沿線の方に株主になってもらうことが多かったのです。
ですから、結構そのハードルが高く、沿線のお金持ちに株主になってもらうという思想から、100万円以上ないと、まともな優待が受けれない状況でした。
単元株を低くしたり、少ない株数でも、優待を与えたりしていますが、鉄道会社の優待は、まだまだハードルは高いままです。
一方、JALやANA、JRは、個人株主に株主になってもらい、もっと利用してもらいたいという気持ちから、ハードルを低くしています。
その中でもおすすめなのが、JALとANAの優待制度です。
区間に変わりなく、どこでも1区間往復で50%引きで乗れるので、利用価値が大変高くなっています。
JR各社は、色々な形の優待制度を採っていますが、JR西日本の50%割り引きが一番使い勝手が良いようです。
また、もしも使い切れない場合でも、金券ショップで売れます。JALの優待券が概ね6000円~7000円、ANAの優待券が7000円~8000円で売れますので、配当よりは、お得です。
管理人は、JALの株をもっていますが、地方からでも、ネットで申込んで、配達記録郵便で送ると、きちんと、口座にお金が振り込まれます。金券ショップが近くになくても、大丈夫です。
★金券買取ドットコム JALやANAの優待券は、相当旅行好きでないと使い切れないもの。でも安心。金券買取ドットコムは優待券を結構な値段で買い取ってくれます。管理人は吊られてJALを買い増しました。 |