須弥壇とは? わかりやすく解説

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須弥壇

読み方:すみだんしゅみだん

寺院仏堂において、仏像安置するための台。上に本尊載せ、下には鎮壇具埋められていることが多い。

しゅみ‐だん【弥壇】

読み方:しゅみだん

仏像安置する台座須弥山かたどったものという。一般に四角形で、重層式。仏の座須弥座


須弥壇

読み方:シュミダン(shumidan), スミダン(sumidan)

仏像安置する台。

別名 須弥座


須弥壇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/03 13:34 UTC 版)

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須弥壇(しゅみだん)とは、仏教寺院において本尊を安置する場所であり、仏像等を安置するために一段高く設けられた場所のこと。須弥山に由来する。 須弥壇の上は仏の領域とされ、壇上に直接諸仏を安置する場合と、厨子宮殿(くうでん)を置いて、その中に仏像等を安置する場合がある。和様禅宗様、折衷様がある。形態として床に直接置く背丈の高いものと、上置式の背丈の低いものがあるが、前者が圧倒的に多く、後者は日蓮正宗以外では殆ど用いられていない。

元来仏壇といえば、須弥壇のことであったが、中世になって寺院仏堂の仏壇を「須弥壇」と呼び、家の中に仏を祀る厨子のことを「仏壇」というようになった。現在も仏壇内の仏を祀る壇は「須弥壇」と呼ばれる。

中尊寺金色堂

平泉中尊寺金色堂には3台の須弥壇(仏壇)があり、1950年の学術調査により、その下には藤原清衡、基衡、秀衡の棺と四代泰衡の首を納めた首桶が安置されていることがわかった。日本で最も著名な須弥壇の一つである。

須弥壇収骨

真宗大谷派本山真宗本廟(東本願寺)の須弥壇(親鸞の御真影を安置する壇)の床下に分骨するものを「真宗本廟収骨」という。2009年までは須弥壇収骨と称した。本山に対してある特定以上の功績があった人に、その御礼の意味で「須弥壇収骨証」が下附される。現在では、相続講志12万円以上納付の講員に対して「真宗本廟収骨証」が下附。

関連項目


須弥壇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 08:19 UTC 版)

奉安堂」の記事における「須弥壇」の解説

須弥壇(しゅみだん)には厨子がおかれ、内部本門戒壇之大御本尊安置している。須弥壇は二重の自動式の扉があり、本尊を守るために大手銀行金庫室同等防災設備整っている。須弥サンスクリットシュメール(Sumeru)の音訳である。仏教世界観では、世界(Sumeru)の中心に須弥山という高い山聳えているとする。そこから、須弥壇は世界中心という意味になる。 なお、本門戒壇之大御本尊向かって右側には、日蓮影像(「最初仏」)を収めた宮殿宝塔が、向かって左側には、日蓮舎利灰骨を収めた舎利塔安置されている。

※この「須弥壇」の解説は、「奉安堂」の解説の一部です。
「須弥壇」を含む「奉安堂」の記事については、「奉安堂」の概要を参照ください。

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