しゃりほつ【舎利弗】
舎利弗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/17 04:37 UTC 版)
舎利弗(しゃりほつ、梵: Śāriputra、Śāradvatīputra[1]、巴: Sāriputta)は仏教の開祖釈迦仏の十大弟子の一人である。
- ^ 蒋忠新, 大江平和「梵文法華経のテキストに関する若干の問題(特集 「法華経」とシルクロード)」『東洋学術研究』第38巻第1号、東洋哲学研究所、1999年5月、184-170頁、ISSN 02876086、NAID 40002651597。
- ^ 1. Sāriputta Thera - Buddhist Dictionary of Pali Proper Names
- ^ そのとき阿説示が舎利弗に語ったのが「縁起法頌」だとされる。『縁起法頌・・・諸法は因より生じる。それら諸法の因を如来は説いた。また、それら諸法の滅をも。大沙門はこのように説きたもう。(律蔵『大品』)』
- ^ a b Rūpasārī - Buddhist Dictionary of Pali Proper Names
- ^ 田上太秀 (監修)『いちばんやさしい ブッダの教え』、西東社、2014年5月、ISBN 978-4791622870、pp. 102-103
- ^ Vanganta - Buddhist Dictionary of Pali Proper Names
- ^ 3. Revata (called Khadiravaniya) - Buddhist Dictionary of Pali Proper Names
- ^ 1. Cālā Therī - Buddhist Dictionary of Pali Proper Names
- ^ 1. Upacālā - Buddhist Dictionary of Pali Proper Names
- ^ Sīsupacalā Therī - Buddhist Dictionary of Pali Proper Names
- ^ 小乗(hīnayāna)とも呼ばれるが、ヒーナ(hīna)は「打ち捨てられた、卑しい」を意味し、蔑称であることに注意。
- ^ 「紅蓮の光輝をもつ者」の意。『妙法蓮華経』では「華光如来」、『正法華経』では「蓮華光如来」と漢訳される。(坂本幸雄・岩本裕 訳注 『法華経(上)』ワイド版岩波文庫41,岩波書店,1991年6月26日,393頁)
- ^ 「堅満」は「決心を完全に成就した者」の意。「華足安行」は「紅蓮地獄を雄々しく越えて行く者」の意であり、『正法華経』では「度蓮華界」と漢訳される。(坂本・岩本『法華経(上)』,394頁)
[続きの解説]
「舎利弗」の続きの解説一覧
- 1 舎利弗とは
- 2 舎利弗の概要
- 3 大乗経典の舎利弗
- 舎利弗のページへのリンク